さて。今回から、私の準備中の災害用非常袋の中身をご紹介します。基本的な考え方としては、
- 都度買い換えが必要なものは、100円ショップなどを有効に活用しなるべく価格を抑える。
- 長く使える物は、自分でも気に入った物を。また、災害時だけでなく、普段登山やキャンプ、日常などでも愛用できる物を「楽しく」選びたい。
ただ、ちょうどこの時期はどこも品薄品切れが多く、思った以上に手に入らないことが多かったです。平時からコンスタントに買っていったほうが良いと思いました。
また、「長く使える物、気に入った物」という選択が結局私の予算を跳ね上げる結果となるのですが、災害用、と区切って考えてしまうと「買わねばならない」割に「頻度が極端に少ない(全く無いに越したことは勿論無いのですが」ということで、何となく緊急でないのにお金が飛んでいくようで気持ちが乗らず、結局今まで先延ばしにしてきたので、ここはある程度思い切って考えていくことにしました。
勿論災害グッズの選択に絶対的な一つの正解があるわけではないと思うので、これは前回も触れた通り、常に目に入る場所に置いておいて、心に留めておいて、都度更新していきたいなぁとは思っています。
ひとまず揃えた基本的なモノ
救急セット
●三角巾・ガーゼ・消毒綿・絆創膏・布テープ・包帯紙マスクなど
これは看護師である妻に相談して、一つ一つ選びました。常備薬や消毒薬などが入っていないので、その辺りはこれから検討かな。今回は三角巾と紙マスクは妻の余っていた物を貰い、残りは近くの薬局で購入。
着替え・タオル
●着替えはひとまず下着類を2日分、フェイスタオルを2枚入れました。私の場合普段使いの下着とタオルは決まっていて、それ以外の予備が全くないため、UNIQLOで購入。これは敢えて買い直す必要はなく、家に既にあるもので十分だと思います。
レジャーシート、エマージェンシーシートなど
●レジャーシートは避難所等で使えれば。エマージェンシーシートは探せば安いところは幾らでもありそうだったのですが、今回は渋谷まで買い出しに出た時に渋谷東急ハンズで購入。
ポケットティッシュ・ウエットティッシュ・洗面用品など
●ポケットティッシュも街頭で配っているものをまとめておけば十分だったのですが、この一週間で自宅の箱のティッシュが切れてしまいポケットティッシュを使っていたのでストックがなく、購入。
●ウェットティッシュも100円ショップで買えると思うのですが、今回は薬局で。洗面用品(ボディーシャンプー)も含め、今回は薬局でまとめて買った物が多かった気がします。
●歯磨きセットは海外旅行用のものがあったので、そのまま使用。
麻ひも・ゴミ袋(45l、30l)
●ひもは何かを縛る時、また物干し竿のように何かを干したりする時に便利。ただ、写真に写っている長さでは多すぎる気がするので、これはあとで切るなりして荷物量の削減を考えます。
●ゴミ袋は単純にゴミ袋としてだけでなく、パッキングやその他意外と用途広く使えるので、ひとまずそのまま入れています。
軍手
●災害時に様々な用途で使える万能選手だと思いました。寒ければ手袋としても。これはすぐに取り出せるように外側の網ポケットに丸めて入れてあります。100円ショップで滑り止め付きの2セット分が売っていたのでそれを購入。
●ただ、こういう物こそネットで探すと色々と面白そうな業務用の手袋等があって心動かされるのも確か。ついついそういう面白そうな手袋に手を出したくなってしまいます。
メモ・マーカー
●これはモンベルのサイトを参考に、水に濡れても破れないものを選びました。マーカーはボールペンとは別に、少し太めの油性ペンを黒・赤の2本。
ラップ(50m)
●これは前々回のカタログハウスのアンケートで7位に入っていたもの。妻のリストにも入っていたので、必要なのだろう、という理由で。意外と私の選択理由は安易だったりします。ただ、ハッキリではなくても必要なイメージがわいてくるのは確かです。
この辺りまでは既に身の回りにあるか、近くで買い求められるものが大半ですね。長くなったので、次に続きます。
#この文章は私の以前のブログ「毎月一品♪土屋鞄生活」で当時書いたものです。
2016年4月に発生した「平成28年熊本地震」に際し、改めて災害や震災、防災について自分の中で考えるために、また、あの当時感じた感覚を残しておく意味も込めて、再掲載することにしました。
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