今年の6月にこのブログでも取り上げました「いのち探検Ⅰミクロちゃんと行く宇宙の旅 -Miraculous Voyage with MICRO-」を覚えていますでしょうか?
あのときわ台での約30分間の映像体験は何とも不思議な、貴重な時間でした。その際に「続編を製作中」と伺っていたのですが、本日株式会社アイカムの川村さんからご連絡を頂きまして、遂に今月から続編が公開されるそうです。公開第一弾は今週末、14日(土)15日(日)にお台場で開催される「サイエンスアゴラ」にて、だそうです。
あの出張エアドームで第一話、第二話を交互に上映。
上映はあの180度以上広がる世界を伝えるために、小学校の特別授業などの出張上映の際に使われている、いつものエアドームでの上映です。しかも前作を見ていない方のために、第一話、第二話を交互に上映するとのこと。
○私たちのいのちのはじまりを訪ねる
第1話「いのち探検I ミクロちゃんと行く宇宙の旅」・・11:00 13:00 15:00
○素粒子~原子~分子~地球~いのち~ヒトの誕生 宇宙と私たちはどんな関係なのか
第2話「いのち探検II すべてのはじまり」・・10:15 12:00 14:00 16:00
今回は出展番号Fa519 東京国際交流館 (日本科学未来館の向い)1Fで上映です。
ドーム映像で「すべてのはじまり」を見に行こう :: プログラム情報 :: 開催プログラム|サイエンスアゴラ scienceAGORA
最近はどこでも気軽に動画が楽しめるようになったけれど。
最近はスマホでどこでも気軽に動画が楽しめるようになりました。それは素晴らしいことです。またテレビでも、豊富なキャプションで笑いどころから重要なキーワードまで丁寧に教えてくれ、何も考えずただ受け身で見ているだけでも分かった気になれるようになりました。まさに使い捨ての時代に来ています。
正直、そうした映像に慣れている私たちにはこの30分近くの映像はなかなか手強い。何故なら(第一話しか見ていませんが)過度なキャプション等は一切なく、そこから何を感じ取り、どう自分の中で処理するかは私たちに委ねられているからです。軽い車酔いにも似た状況の中、目の前に展開される映像の中から何を感じるかは私たち次第です。
けれど、この映像は、小学生を30分間釘付けにするんです。
と書くと、何とも難解で複雑で専門的な映像のように思われて、賢い大人たちは直ぐに敬遠してしまいがちなのですが、ちょっと待ってください。この映像は先程も書きましたが「小学校の特別授業などの出張上映で小学生を30分間釘付けにする」んです。
私たち賢い大人を30分間黙らせることは簡単です。何故なら私たちは優しいですから、思考がストップした途端に寝てくれます。「色々考えさせられた」「人それぞれだからね」ともっともらしいことを言えば分かった気にもなれるので、とりあえず誤魔化せます。けれど、小学生はそうはいきません。
小学生を30分間黙らせるのは、真剣にさせるのは、本当に難しいです。
今回のテーマは「素粒子~原子~分子~地球~いのち~ヒトの誕生」
今回は素粒子が出てきます。凄い。ここから始まってヒトの誕生、そして宇宙へと繋がる展開をどう見せてくれるのか、まだ見ていない段階では何とも言えませんが非常に興味があります。
株式会社アイカムは1968年創立以来950本を越える映像作品を作り続けてきました。前回も暑く書きましたが、この会社無くしては、日本の記録映像、科学映像の分野はなかったのではないか、と勝手に思っています。それくらい、大人が今見ても面白い映像を数多く今も作っています。
ICAM CO., LTD | 私たちは科学映画を製作しています。
もちろん難しい映像ばかりではなく、私もイベント等で幾つか見させていただきましたが子どもから楽しめる映像が多い。今回のテーマも大変楽しみです。
第二話も今後アイカム社内ドームでの上映を予定しているそうです。
今回のサイエンスアゴラに行けない方でも、今後アイカムの社内ドームでの上映を第一話同様に予定しているそうです。私は第一話はアイカムに伺って見させて頂きました。お子さん連れのご夫婦と一緒でした。ちびっ子はこの上映を見た後に、将来はアイカムで働く!と興奮して話してくれたそうです。
現時点では11月23日(月・祝)、12月23日(水・祝)を予定しているそうですので、興味のある方はアイカムまでお問い合わせ下さい。