[かぶ] 科学映画研究会 第3回テーマは「原子力と映画」DARWIN ROOM 6/27

[かぶ] 科学映画研究会 第3回テーマは「原子力と映画」DARWIN ROOM 6/27

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毎月最終金曜日はリベラルアーツカフェ/科学映画研究会の日です。
過去2回に参加した際の様子はこちら。

「科学映画」というものは、恥ずかしながら私はほとんど覚えていません。小学校の理科の時間に見た映像がそうだったのか…そんな気もするような、違うような。 そんな科学映画を、記録映画の研究第一人者とお...

記念すべき第一回、入門編として、中谷宇吉郎のドキュメンタリーや雪の結晶、その他科学映画ってどんなもの?ということで、短時間の科学映画を何本か見ながら、記録と映像というものについて知りました。

先月に続いて、参加してきました。科学映画研究会。今回のテーマは「観察する」。 岩波DVDシリーズ 日本のドキュメンタリーの、産業・科学編ほかから3作を見て色々と話を聞きました。 今...

「観察する」をテーマに、3つの作品から、科学映画、記録映画の撮り方によって、同じテーマでも様々な切り口があるということを楽しみながら知ることが出来た回。

原子力、きましたね。

3回目になる今月のテーマは「原子力と映画」。原子力の安全神話が映画の世界でどのように発展してきたか、をディズニーの「わが友、原子力」などを客観的に見ながら楽しみましょう、とのこと。

震災以前から、妻の活動の関係(認定NPO法人 日本チェルノブイリ連帯基金での活動だけでなく)や、元々そうした関連に興味があったことから、色々なイベントや報告会にも時々参加していました。

認定NPO法人 日本チェルノブイリ連帯基金

震災後、私たちの生活スタイルに関する考え方は色々と変わっていきましたが、私は原発即全廃でもなければ、そういう人たちを放射脳とか危険厨と呼ぶ人たちと同じく原発=安全、必要と思っている訳でもありません。その辺りのことはTwitterやその他ソーシャルメディア、また実生活でも時々書いたり、口にしたりしていますが、白か黒か、All of Nothing、といったあるか無いか、といった二極論ではないと思っています。

原発や放射能が怖いのは、健康被害や放射能よりもむしろ人間の怖さが出てしまうから。

放射能の人体への影響なんて、この先私が生きている内には、因果関係は証明しようが無いと思います。それは、チェルノブイリ原発事故後、ずっと活動をしてこられた方々を見ていても、話を聞いていても、そう感じます。そして、今、僅かの「必要以上に怖がりすぎ」と「安心しすぎ」、そして大半の「興味無し」に分かれてしまっている。「正しく怖がること」が大切だと思っていても、なかなかその「正しく」が難しいのも事実。そして、正しく怖がれないのが、こうした目に見えない、だから人間の感情に左右されてしまう放射能の影響に関するストレスだと思っています。

そして、そうした目に見えないから分からない、そんなストレスに晒された時、そして何をどう判断すれば良いのか分からなくなった時の人間が、最も怖いんだろうな、と思います。コミュニティに属さない人間を排除する力。流れ次第で一気に、けれどそれは目に見える形の時もあれば、気付かない内に、一つの方向性に流れていってしまう。みんな自分で考えていると思っている。自分は大丈夫だと思っている。

このブログでも何回か書いていますが、これだけ情報が溢れていると、考えるということをしなくなってしまう。目の前に流れていった出来事の見出しが事実だと思い、悲喜劇の写真が文章と関係なくても、全く違う出来事と関連づけられて拡散されてしまう。良いことをしている、と思って間違った情報をどんどん流してしまう。自分の都合の良い情報だけを無意識に取り入れて、他は全て間違っていると思ってしまう。

今朝、何となくFacebookのTLを眺めていると、ある有名な方が先日のLUSHのキャンペーンについて、ある団体が書いた内容をシェアしていました。 それに付いている色々な方のコメントを眺めながら...

だから、原発のコストって、計算できない。

ただでさえ、原発にかかるコストって計算が難しい。原発単体なら安い、そして安定している、と言われても、原発だけで動くわけではなく、それに付随するコストや、先ほどのような見えないことでのストレスによる誤解や恐怖による、「風評被害」にかかるコストといったものは、その中に含まれていない。

だから原発が高い、というわけではなくて、けれどだから理屈や数字で説明されても心の底では納得できない部分というのが発生しやすいのが原発だと思うのです。だから、そうしたことも含めて、不安になってしまう人たちや、そのための安全のための担保であったり、そんなことも加味して、それでも原発が必要な部分は原発に頼れば良い。そして、本当に原発が更に必要なら、それは理屈でねじ伏せるだけではなく、心配になる人たちを「放射脳」だ「不安厨」だ、と言うのでなく、そういう感情に対処するためのコストも含めて、それでも原発で行きます、とすれば良いのです。見た目の数値や、分かりにくい技術的な話で煙に巻いている内は、何も進まないし、反対に危険を声高に叫ぶ人たちも、ただ裏付けが取れない様々な情報やただ危険だと言うだけでは同じく進まない。そんな話し合いの難しさも原発というエネルギーの難しさであり、面倒くささであると思います。

ディズニーが安全だと言うのなら。

そうしたこともあり、今回の映画は非常に興味深いです。世の中の流れが、気がつかないところで、自然に「当たり前」なことや、「夢の科学」になっていく過程を、ディズニーという題材から眺めることが出来るからです。

なので、当日はそうした映像を楽しみながら、改めて色々と考えることが出来たら、と思っています。既に夫婦で参加申し込みはしているので、また参加後はこちらでも書きたいと思います。

「リベラルアーツカフェ/科学映画研究会」は下北沢のDARWIN ROOMで開催です。興味のある方は、DARWIN ROOMのサイトをご覧下さい。

好奇心の森 DARWIN ROOM

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多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。