[日常] 祖母に贈るAmazon Echo Spotを導入する際に気になったハードルとそのための工夫。それでも導入する価値は十分にあると思う。

[日常] 祖母に贈るAmazon Echo Spotを導入する際に気になったハードルとそのための工夫。それでも導入する価値は十分にあると思う。

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我が家では離れて暮らす祖母とのテレビ通話のために購入した、Amazonのスマートスピーカー、Echo Spot。その様子は前回文章にしましたが、

実家で暮らす、間もなく90歳になる祖母。東京や海外で暮らす私や叔父、妹にとっては「いつでも元気な顔を見せたい・見たい」と思いながらもなかなか難しかったりします。そんなこともあり、以前から「簡単にビデオ通話が出来る」モノを探し続けてきました。今回日本でもビデオ通話対応となったAmazon Echo Spotはまさに打ってつけのような気もしますが、実際に祖母と会話を試してみて、気がついたことはそれよりももっと大切なことでした。

実際にAmazonでも先日まで「敬老の日に離れた家族への贈り物として」といったプロモーションをしていたり、今も(19日まで)Echo Spotを2点まとめて買うと合計金額より6,000円OFFをしています。複数台、家族同士で、固定電話の代わりとして、また自宅での複数部屋での呼び出し用のツールとして、イメージされている方もいらっしゃるのではないか、と思います。

ただ、実際にはAmazonが言うほど導入は手軽でもなければ、意外と面倒なのではないか、とも感じています。前回は実際に導入後の祖母との会話の中での「デバイスに話しかけて望んだことをしてもらう」ことの慣れていない人にとっての意外な難しさについて触れましたが、今回は導入前、導入時のハードルについて書いてみたいと思います。主に次の3つが挙げられます。

  • ビデオ通話、メッセージ機能を使うにはAmazonアカウント電話番号が必要。
  • 電話番号を登録時には、スマートフォンに登録されているアドレス帳のデータをAmazonに提供する必要がある。
  • そもそもWi-FiやAmazon Alexaアプリの設定をしなければならないので、家族によっては一人では難しい。

別に私や家族、友人の個人情報なんてAmazonに知られても構わないよ」という方も多いとは思うのですが、やはり人によっては気になるところだと思います。また、忘れられがちですが、Echo SpotはそれぞれのAmazonアカウントと紐付ける必要があります。私の場合、ガラケー(しかもほとんど使っていない)祖母にEcho Spotを使ってもらうにはこの辺りも何とかしなければなりません。以下この点について少し書いてみたいと思います。

祖母用のAmazonアカウントと未使用のスマホ、余っていた通話用SIMを用意した。

ガラケーでも認証用のSMSは受け取れるとは思うのですが、Echo Spotの設定をするのには結局AndroidやiOSアプリが必要になります(一応PCからも設定は出来なくはないのですが、結局面倒。)また、メッセージとビデオ通話への登録の際にアドレス帳を提供しなければならないことを考えると、(私自身のアカウントならまだしも)祖母の場合、なるべく必要以上の情報を提供したくはありませんでした。

また、そこで提供したアドレス帳を元に、そのアドレス帳の中に登録されているAlexaでの通話が可能な電話番号のみ連絡が可能です。

ということは、むしろ祖母のように連絡を取る相手が極端に限られている(むしろそれ以外の連絡先に誤って繋がって欲しくない)場合には真っさらなスマートフォンが楽です。

そこで、手持ちの余っていたAndroidスマートフォンを一旦リセットし、祖母のGoogleアカウントでサインイン(以前タブレットを試してもらおうと思った時にアカウントだけ作ってあった)、当然アドレス帳には誰一人入っていません。そこに、ひとまず通話するであろう私の名前と電話番号のみを入れました。名前はひらがなに。これは電話をかける際にAlexaがアドレス帳のどのデータを認識するか分からなかったからです。(例えばアドレス帳に私の本名「章史」で登録してあるのに、祖母が「あっくん」(子供の頃からの愛称)に電話して、と呼びかけても認識するとは限らないからです)。

次に現在未使用の通話用SIM。これは別に今使っているSIMでも良いのですが、それだと誰かがこの番号をアドレス帳に登録している可能性もあるわけです。なるべく祖母のSpotでは家族のごく限られた範囲との通話専用にしたかったので、手持ちの通話SIMに。もしかしたらSMSが受信出来るデータ通信専用SIMでも問題ないかもしれません(登録時に認証用のSMSが送られてくるだけなので)。

つまり、今この携帯番号は私の周りでは私しか知らない状態です。今後妹や叔父にも使ってもらう際には、この番号を教えれば話せるようになります。

この番号が違う、というのは意外と便利で、私の場合普段アドレス帳は「愛称」や「呼び名」、「父とか母とか○○ちゃん」といった名前で登録せず、全員フルネームで登録しています。これだと祖母にかける時に「○○さんに電話」と堅苦しくなるのが嫌だたんですね。なので、この番号は「ばあちゃん」として登録しました。

何故祖母のEcho Spotは新たに祖母のAmazonアカウントに連携させたのか。

私のAmazonアカウントと紐付けすると、会話などの使用履歴が同期されてしまうからです。

また、この場合、祖母が実家から電話をかけようとしたとき、私のAmazonアカウントに紐付けされていると私のアドレス帳の中も参照してしまうのではないか、と思ったこと、反対に私に電話がかかってきた時には、祖母の部屋のSpotも呼び出されてしまう可能性があったからです(このあたり、設定で何とかなりそうですが、それを検証するのは結構面倒だったので)。

実際に昨日夜に祖母とビデオ通話の練習をたくさんしている間、私の東京の自宅のEcho Spotが散々鳴ったらしく、家にいた妻が心配して「大丈夫?それとももう慣れちゃっておばあちゃんが遊んでるのかな?」と連絡してきました。

となると、祖母には祖母専用のアカウント、というのがプライバシーや誤作動を含めて最もリスクが低かった、とも言えます(もちろん祖母のAlexaアカウント上で「Echoでは声で買い物はしない」ように設定は変えておきました)。

登録、紐付けしたあとのスマホの行方。

私が持ってます。先程プライバシーがうんたら言っておいてそれか、と言われそうですが、別に覗き見したいわけではなく、何かあったときに設定変更などは私がしたほうが確実なので。

ちなみに、特に設定しなければ、このスマホの電源をオフにしていても、また実家のSpotと遠く離れて(例えば東京にあっても)いても、何も問題ありません。どちらからでもビデオ通話が出来ますし、着信はどちらにも入ります。

極端な話、Echo Spotがなくてもお互いスマホ同士でAmazon Alexaアプリを介してビデオ通話が普通に出来るんですね。ただ、スマホのアプリではこの2年間苦戦したように祖母には扱いにくいでしょうし、むしろ自宅据え置きの丸っこい小さなカワイイ黒いロボットのほうが良いのかな、と思いました(祖母が昨日Echo Spotに呼びかけるときの声は、子どもに声かけるようなとても優しい声でした。)

唯一気になる点は、前回も触れましたが、私の名前が「章史(あき・ふみ)」ではなく「章史(あきら・し)」と認識されてしまっていること。私のAmazonアカウントもふりがなは「あきふみ」になっていますし、祖母のアドレス帳もひらがなで「あきふみ」にしているのですが、この認識用の名前のデータをどこから取ってきているのか‥ここはカスタマーサービスに確認しておきたいところですね。

ということで、今回の帰省も終わり、今大阪に向かう新幹線の中です。今回の練習ではまだ祖母はおそらく一人では私にかけることは出来ないと思います。けれど、家を出る直前まで「黒いロボット、ありがとねぇ。ばあちゃん、時々章史にかけるよ」」「とりあえず章史と話せりゃ、ばあちゃん十分だよ」と言ってくれました。このEcho Spotをきっかけにして、これからも祖母と会う機会(帰省の機会)をなるべく増やしたいな、と思っています。

私のEcho Spotの使い方は、何も複雑なプログラムやタスクをこなしたり、未来のスマートホームデバイスを感じさせるものではないかもしれません。ただ、私の中では確かに、祖母との距離はまた少し縮まったと思いたいですし、これからも帰省の機会を増やしながら、もっとたくさんの時間を過ごせたらいいな、と思っています。そのきっかけの一つとして、Echo Spotは私にとっては貴重なスマートホームデバイス、ある意味では家族の一員なのかもしれません。

実家で暮らす、間もなく90歳になる祖母。東京や海外で暮らす私や叔父、妹にとっては「いつでも元気な顔を見せたい・見たい」と思いながらもなかなか難しかったりします。そんなこともあり、以前から「簡単にビデオ通話が出来る」モノを探し続けてきました。今回日本でもビデオ通話対応となったAmazon Echo Spotはまさに打ってつけのような気もしますが、実際に祖母と会話を試してみて、気がついたことはそれよりももっと大切なことでした。
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続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

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