[かぶ] ChromebookでStarfield(スターフィールド)を遊ぶ(Xbox Cloud Gaming)

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[かぶ] ChromebookでStarfield(スターフィールド)を遊ぶ(Xbox Cloud Gaming)

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2023年9月6日に「Starfield(スターフィールド)」が発売されました。

「The Elder Scrolls V: Skyrim」や「Fallout 4」を手がけたBethesda Game Studiosが25年ぶりに発表した完全新規フランチャイズ作品でもあり、発売前から非常に話題になっていた作品です。ジャンルとしては未来(24世紀)の宇宙を舞台にしたオープンワールド型のアクションRPG、発売2日で累計600万プレイヤーを達成したそうです。

対応プラットフォームはWindows及びXbox Series X/Sなのですが、購入しなくてもMicrosoftのXbox Game Passに発売初日から入っていまして、月額850円(PC)から遊ぶことが出来ます。

ただ、Xboxでは30fps固定、またWindows PCでも最新のCPUとグラフィックボードを使っても(MOD等を導入することでだいぶ改善されているようですが)なかなか手強い(要求スペックが高い)ということで、「そもそも自分のPCでは無理」「持ってるのPS5だから」と諦めている方も結構いるのではないか、と思います。

手元のPCで遊ぶにはスペック的に厳しい。かといってこのゲームのためだけにPCを新たに購入するのも辛い。それにXboxなんか買っても・・(私はXbox Series Xユーザーです)という気持ちも非常に分かるのですが、実はこのXbox Game Pass、月額1,210円のUltimate(PCとXboxの両方でプレイ可能)に付いているXbox Cloud Gaming(Beta)を利用すると、手元のPCやスマホ、タブレットなどでも遊ぶことが出来るんですね。ということは、そうです。

Chromebookでも遊ぶことが出来るんです。

「Chromebookはゲームには不向き」「Androidゲームが遊べる程度」と思われている方も多いのですが、元々クラウド、ブラウザーベースでの作業に最適化されたOSでもあるChromeOSを搭載したChromebookではこのXbox Cloud Gamingに限らず、GeForce NOWなどのクラウドゲームサービスを利用すれば対応のPCゲームであれば(通信環境さえ安定していれば)結構快適に遊ぶことが出来ます。それはこのブログでも今まで何度も紹介してきましたし、また私のYouTubeチャンネルでも今まで60回以上ゲーム配信をしてきました。

ただ、Xbox Cloud Gaming、「Beta」とまだ付いているように、以前取り上げた時にはまだまだGeForce NOWに比べると通信等が最適化されていないのか、ちょっと使いづらかったんですね。ラグが大きかったり。なので私の配信もほぼGeForce NOWばかりを使ってきていたのですが、久しぶりに起動してみたら普通にStarfieldが動いて驚きました。

私の場合はXbox Oneの頃のゲームパッド(有線)を未だに使い続けているのですが、起動時に「パッドが接続されていません」と出るものの、普通にボタンは反応、使うことが出来ました。

Xbox Game Passの強みはPCでもXboxでもセーブデータが同期されることです。

そしてこのXbox Game Pass、特にUltimateプランの強みは「PCとXbox、もちろんCloud Gamingも含めて、セーブデータが同期される」ことなんです。

つまり、かなりハイエンドなゲーミングPCを普段使っている方が、気合いを入れて遊びたいときはゲーミングPCで遊びつつも、ちょっと場所を変えて寛ぎながら自宅の大画面のTVとXboxで続きを遊びつつ、例えば枕元や外出先ではChromebookでも同じセーブデータで遊ぶことが出来る、ということなんです。これ、強い。

普通だったら単にクロスプレイ(PCとコンシューマ機)に対応しているようなことはあったとしても、なかなかPC版とコンシューマ機版のセーブデータまで同期されることはないですし、何よりそれをしたければ両方のプラットフォーム版でゲームを買わなければいけない(つまり2種類)ということになります。

それがXbox Game Passだと「Game Passの対応ゲームに入っている間は」Ultimateプランであればゲームを各プラットフォーム毎に購入する必要もなく月額1,210円だけでセーブデータも共有して遊べてしまう(勿論ゲームに拠りますが)という訳です。

勿論画質はゲーミングPCやXboxと比べれば落ちるかもしれませんが、ノートPCなどの小さい画面で遊ぶには充分快適です。

画質やfpsのことを細かく言ってしまえば、それは勿論ハイエンドのゲーミングPCや30fps固定とはいえXboxで遊ぶのに比べれば落ちる部分もあると思うのですが、とはいえ目の前の14インチのChromebookの液晶で遊ぶ分には特にカクつくこともなく快適に遊ぶことが出来ました

なので、「Chromebookでもこれくらい普通に遊べるよー」ということを発信したくて、発売日当日に1時間半弱ですが配信をしていますので、「どの程度動くのか」「画質は?」など気になる方は一部分だけでも良いのでご覧頂けたら、と思っています。

[Starfield – 01] ChromebookとXbox Cloud GamingでPCゲーム(@OfficeKabu. Cloud Gaming Live vol.62)

私の場合は先月初めに6年ほど使っていた自作デスクトップPCが突然動かなくなりまして、奮発して最新の構成でPCを組んだばかり、ということもあり、遊ぶのであれば勿論そのPCを使った方が遙かに快適でグラフィックも綺麗です(Core i9-13900KFとRTX4080、メモリは64GB)。また、大画面で遊びたければ自宅のTVに繋げてあるXbox Series Xでも良い。

ただ、それらでメインで遊びつつも、場所を選ばず気軽にどこでも(通信環境さえ良ければ)遊ぶことが出来る、Chromebook&クラウドゲームサービス(今回であればXbox Cloud Gaming)の組み合わせというのも非常に重宝しているんです。

それは別に私がChromebookユーザーだから忖度して、とか無理して使っている訳ではなく、この気楽さ、気軽さ、というのは共感していただける方もいるのではないか、と思います。

ということで、Starfield気になってたけど、うちのPCじゃなぁ・・とかXbox持ってないし・・と思っている方、1ヶ月だけ試してみる、というのもアリだと思いますので(最近は様々なハードウェアや何かの特典として3ヶ月分等がバンドルされてたりしますし)この機会に是非クラウドゲームの魅力を知ってもらえたら良いな、と思ってます。

ちなみにXbox Cloud GamingをChromebookで遊ぶ方法は簡単です。とりあえずXbox Game Passに入ることは前提。この際にUltimateを選択します(Cloud GamingはUltimateのみ対応)。

その後で、ChromeブラウザーでCloud Gaming(Beta)のページを開いて自分のMicrosoftアカウントでサインインするだけです。

ただ、普通にChromeブラウザーで開いて遊ぶと上のバー等が邪魔だと思いますので、Chromeブラウザー右上の点3つのメニューから「その他のツール」→「ショートカットを作成」で「ウィンドウとして開く」にチェックを入れてショートカットを作成すると、一般的なアプリと同じようにタブやメニューがない状態で開いてくれるのでオススメです。