[かぶ] 「今頃なぜ」か話題のChromebookは、流行の「若者のPC離れ」の歯止めとなれるか。

[かぶ] 「今頃なぜ」か話題のChromebookは、流行の「若者のPC離れ」の歯止めとなれるか。

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Chromebookが「今頃なぜ」か注目されているようです。どこで注目されているのかがいまいち分かりませんが、少なくとも日本国内においては注目している雰囲気を感じられるのはTwitter界隈くらいで、これだけ散々Chromebook、Chromebook暑く言っている私ですら、どのへんで注目されているのかさっぱり分かりません。(残念ながら)

ただ、大手メディアでこうした記事が載ることで、ちょっと経営者や担当者などが「そうか、今はChromebookというのがアメリカで勢いがあるのだな。なら我が社もくろーむぶっくだ!」と間違った気を起こしちゃうかもしれませんし、何が起こるかわかりません。メーカーも「なんか今、日本で大注目みたいだし、大規模展開しちゃう?」とか経営判断間違ってくれるかもしれませんし、そうなればしめたものです。

いま、仕事に使うPCといえばWindowsやMacが大半を占めている。たしかにPCの生産性は高いが、OSの複雑さから来るセキュリティ対策やメンテナンスのコストは無視できない。いざ使おうとしたらアップデートが始まってしまった、という経験がある人も少なくないだろう。

その点、Chromebookはシンプルでメンテナンスの手間が小さく、トータルで見れば生産性向上に寄与する可能性がある。企業の現場では「若者のPC離れ」がしばしば問題になるが、Chromeブラウザーを中心としたAndroidに近い操作性はスマホ世代の若者とも相性が良い。

常にデスクトップのExcelやPowerPointが欠かせないといった職場環境では難しいが、たまにWindowsアプリを起動したいという程度なら、集中管理されたWindows環境をリモートから利用するのが合理的だろう。これからは社内PCをChromebookに統一することで生産性向上を図る、という手も検討する価値がありそうだ。

こちらでは上記引用した点以外にも「Androidアプリ対応」(実際は今回のStable版の57への大幅アップデートでも対応モデルは変わらずごく一部)を大きな理由として挙げていますが、個人的にはAndroidアプリ対応が多くの層にとっての期待に応えられる状況まで行き着くのはまだまだ先かな、と思います。そして、対応すれば確かに魅力的ではありますが、また別のデメリット(当サイトでも何度か触れました)も出てきます。

相変わらず語彙力の弱い私ですが、伝えたい事が少しでも伝われば良いな、と思っています。前回、前々回と私がChromebookに感じる魅力について書いてみましたが、文末で触れていた部分について書いてみたい...

他には紛失時のリスクやメンテナンスの手間の少なさなど、使用しているユーザー側よりもむしろ管理している「企業、学校側」にとってのメリット部分が注目されていることを考えると、これ自体が流行の「若者のPC離れ」に大きな歯止めがかけられるのかは疑問です。第一、「若者の〜」はいつの時代も言われていることですが、PCなんて日本においてはそもそもそれ程高いレベル、複雑な用途では一般的には使われていないと思うのです。

また、同じく話題になっているこちらの記事。

NECパーソナルコンピュータが昨年末に大学生約800人を対象に行った調査では、7割以上がPCをうまく使いこなせているか自信がないと回答している。

 学生時代にスマホに慣れ親しむあまり、マウスの使い方がわからず、指で画面をタッチすればPCを操作できると思い込む新入社員もいるという。

 国内のPC市場は底打ち気配とはいえ、縮小傾向が続いている。

正直私もPC歴25年ですが、未だに「うまく使いこなせているか」と訊かれれば自信がありません。

国内各メーカーも苦心惨憺しているようですが、思うのは「スマホで十分」と思っている人たちにとって、敢えて「面倒で難しい(ような気がする)」マウスとキーボードを頑張って使って、PCで何が出来るのか、PCでないと出来ない何かというものがイメージできない限りは、いくら「拘り」だ「薄さ」だ「軽さ」だ「ハイスペック」だと謳っても心には響かないと思うのです。

スマホと同じことしかやらない(むしろスマホの方が使いやすい)のであれば、薄かろうが軽かろうが、単なる邪魔な鉄の板に過ぎません。当初は物珍しさで持ち歩いていても、新鮮さが薄れれば持ち歩くのすらしなくなりますし、自宅でもわざわざ使おうとはしないのではないか、と思います。

もちろん私は前述のように高校1年から25年近くPC自体が趣味ですし、PCは不要だなんて全く思っておらず、むしろ「スマホと出来ることは変わらない」と思われている現状が寂しく思っているくらいです。

ただ、多くの方にとっては20万近くも出してハイスペックなラップトップPCを買うだけの意味が見いだせないのも仕方がないのかな、と思っています。実際若者に限らず、年配の方はそれ以上に自宅でどれだけPCに慣れ親しんでいるか自体疑問ですしね。

Chromebook自体はPC使い始めとしては価格を考えてもスマホを使っている人にも、Windowsよりももしかしたら馴染みやすいかもしれません。そもそもがPCを使っていない人たちにとってはWindowsもMacBookもChromebookも同じです。

ただ、どんなきっかけでも良いので、「試しに使ってみたら意外と便利だよね」という印象を抱いてもらえれば嬉しいですし、興味を持てばそこから先の世界は広がっていくと思います。

Chromebook自体は2年以上使ってきて、その魅力についても既にある程度自分の中ではイメージが出来てきていたつもりでした。ところがここ最近の魅力的な新作の発表と、また毎日情報を追い続けるようになっ...

Chromebookのことになると小難しいこと並べて暑く語りたくなってしまう私ですが、とりあえずそんな理屈屁理屈は抜きにして、とりあえず使ってみて欲しいな、と思っていますし、それにはやはり教育市場から自然に溶け込んで、気がついたら使い方に慣れていた、という状況がもっとも自然で受け入れられやすいのかな、とも思います。

だって、個人向け市場、この程度の需要じゃメーカー自体やる気起きないでしょ。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

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