最近話題の「紛失防止デバイス」。様々な商品がありますが、今月「貼って使える」タイプの商品が出た、と知り、早速購入しました。それが今回取り上げるMAMORIOのFUDA(フューダ)です。
MAMORIOに関しては初代MAMORIOを一つ既に持っていまして(安くなっていた時に試しに一つ買ってみた)、私が最も紛失しやすい鍵につけてこの数ヶ月使っていました。実際のところ、通知が結構鬱陶しかったりと惜しい点は無くはないのですが、それ以上にとりあえず付けていることで意識しつつも良い意味で忘れることが出来ること、気になった時にふと調べられることなどの安心感もあり、保険代わりに使い続けています。
今回のモデルも魅力は有効距離がMAMORIOの新しいモデル「MAMORIO S」同様に約60m(初代MAMORIOは約30m)になりながらも、価格は従来で最も安い2,759円(税抜)であること、更に何よりも冒頭でも触れたように貼って使えるという部分です。これ、結構大きい。他社製品は多々あれど、貼ることが出来る、というのは今まで見たことがなかったので。
発売を知った時、雰囲気が柔らかいこと、また実際に無くすかどうかは別として、ふと「Pixelbookに付けてみたらどうだろう?」と思いまして、思い始めたら気になってしまい、今回購入しました。
厚さは3.4mmと通常版MAMORIOと同じでして、実際に貼るとそれなりに貼ってる感はあります。また、Amazonのレビューを見てみると「粘着力が強い」と書かれていたのですが、私のSKINを貼ったPixelbookの表面は若干滑りやすいのか、そこまでしっかり貼り付いている感じでもありません(落ちそう、というわけではありませんが)。
最初上の画像のようにザラザラした質感の部分(Leather調のSKINCARE上)に貼ったところ、少し指で引っ掛けたら剥がれかけてしまったので、急遽別の場所に貼り直しました。
さて。このMAMORIO FUDA、従来モデル同様、同じアプリ上から現在の場所(最後にあった場所)を確認することが出来ます。また、手元から離れた場合には通知設定をしておけばスマホにその都度通知が届くようになっています(この通知設定が最初は新鮮で良いのですが、結構頻繁で、しかも手元にあるのに「手元にありますか?」と訊かれることも多いので、何となく鬱陶しくて普段はOFFにしています)。
また、既に使っている「鍵」では特に加入(有償)しなかったのですが、「MAMORIOあんしんプラン」というものにも加入できます(加入できるものは決まっていますが)。これ、電子機器も適用されるんです。ノートPCももちろん対象内。
Pixelbookはとても2万円では収まりませんが、例えばモバイルルーターなど2〜3万円くらいの電子機器であれば精神的ダメージだけでなく紛失時の金銭的ダメージも少しは減るかもしれません。また、どの程度機能するかは分かりませんが「みんなでさがす」機能が自動でONになったり、「発見支援サポート」もあるようなので、保険的に今回は入っても良いかなぁ、と思いました。
Pixelbookをもし紛失もしくは盗難された場合、最も痛いのは中のデータよりもむしろ惚れたものを失った精神的なダメージです。盗難の場合、もし相手がこのMAMORIOの存在に気付いてしまって剥がされてしまえば何の役にも立ちませんが、1年弱は動き続けるので、もしかしたらある時、いまある場所が特定できるかもしれません。何故ならPixelbook本体の電源が入っていなくても、MAMORIO FUDA自体が動いているからです。
あくまで冒頭の動画のように、「みんなで探す」機能をONにした上での他に使っている人との連携であったり、駅や街に設置されているMAMORIO Spotに頼らざるを得ませんが、東京都内であればもしかしたら多少は望みがあるかもしれません。ということで少し期待しているのですが。
ということで、そんな通常機能+αの安心感として今回は年間1,000円の「MAMORIOあんしんプラン」に加入しようと思ったのですが‥
なぜか我が家のスマホ上のアプリでは何度試しても停止してしまって加入できないので、また別のスマホから試してみたいと思います(PC版、サイトからは加入できないので)。
今回の貼って使える紛失防止デバイス、「MAMORIO FUDA」。効果のほどはまだ分かりませんし、出来れば紛失は避けたいのですが、自分の大切にしているモノなだけに、ちょっとした意識の上での安心感として、使ってみたいと思います。
黒も買って、Lenovo ThinkPad 13 Chromebookにも貼ろうかなぁ。