[かぶ] 本体表面や外箱に「技適マーク」がないThinkPad 13 Chromebookの技適認証を調べる。

Lenovo ThinkPad 13 Chromebookは日本未発売モデルのため、国際保証も国内では効きません(勿論購入元の国のLenovoでの保証は効きます。確認済。)

元々日本では非常に展開の少ないChromebook。とはいえアメリカ等では非常に人気も高く、MacBookの売上を抜いた、という話もあるくらいです。魅力的なモデルも多々ありますし、またChromeOSに魅力を感じている方も多いでしょう。そうした方にとって気になるものの一つが技適マークです。

技適マークについてはLife Style Imageにて先日、調べた内容をしっかり書いていますので、興味のある方はそちらをご覧頂きたいのですが、今回はこのLenovo ThinkPad 13 Chromebookの技適マークの有無について書いてみます。

[1372-201611] 技適マークについて気になったので、最寄りの関東総合通信局に問い合わせてみた。 | Life Style Image
当ブログでは折にふれて取り上げていますが、ここ最近Chromebookの海外からの購入について多く書いているので、その場合に関係してくるこのテーマについて今回は書いてみたいと思います。 技適マークについて、です。 Q1: 技適マークは何のためのものですか? A: 技適マークは、電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマークで、個々の無線機に付けられています(詳しくは、「無線局機器に関する基準認証制度」をご覧下さい)。 ※無線機の免許申請をする際に、技適マークが付いていれば、手続きが大幅に簡略化されます。 また、特定小電力のトランシーバー、家庭で使用する無線LAN、コードレス電話などは、技適マークが付いていれば、無線局の免許を受けないで使用できます。 Chromebookを海外から購入しなければならない事情については今回は省きます。実際は私も国内販売モデルを買えるのであれば、そちらを買いたいですし、薦めます。とはいえ、海外から購入するとなれば、やはりこの技適については気になる方もいると思います。 この話は曖昧な部分も多く、個人の良心と判断に委ねられてしまっている点が多いと思います。それで良い、という方と、それでは困る、という方、けしからん、という方、様々でしょう。調べても分かりにくい点もありますので、そこに個人の解釈も多く入り込みます。そこで、今回は個人的にも気になっている点でもありますので、管轄の総務省の「電波利用ホームページ」の記述にしたがって、最寄りの総合通信局である関東総合通信局に問い合わせてみました。 以下、問い合わせフォームから問い合わせたものに対する回答と、その後今日電話で30分程伺った内容を元に私の文章(文責)で書いてみたいと思います。少々問題発言もありますが、それらはあくまで私自身の言葉です。関東総合通信局の方の発言ではありません。 気になる点、納得がいかない点がある方は、良い機会ですので最寄りの総合通信局に素直に訊いてみましょう。 技適マークが付いていなければ違法になるのですか? 結論から書くと、そう訊かれれば、もちろん違法です。やめましょう。ですので、技適マークが付いているか分からない方は、表立って挑発するような言動は行政及び正しく使っている方々の迷惑になりますので、慎みましょう。

まず、技適マークに関してですが、非常に基準自体は曖昧です。ただ、一般的に若干誤って理解されている方も多いと感じますが(私もそうでした)本体表面に技適マークはないが、技適認証は通っている、という場合は多々あります。技適マークが本体表面に付いていないから、といって必ずしも全てが未認証というわけではない、ということです。それは、

技適認証を通過したモジュールに関しては技適マーク付けることが決められていますが、ラップトップPCなどの場合には本体表面には技適マークが無い場合もあります。(中を開いて通信モジュールを見ればマークはあるものの)

何故なら、Wi-Fi通信を行う通信モジュール単体に認証が取れている場合には、通信モジュール自体にマークを表記をするため、内蔵してしまうと見えなくなってしまうからです。

この点は利用者にとっては悩ましい問題で、見た目で技適マークのあるものかどうかの判断が難しいという声があり、2014年9月1日からの改正で、こうした場合に本体の見える場所にマーク(のコピー)を表記しても良いという風に変わったそうです。

ここで「のコピー」「表記しても良い」と書いたのは、これは法律で定められている訳ではないからです。認証を受けている機器以外の部分に全く同じマークを付けるのは「コピー」になります。これは混乱や乱用を招く可能性がある。また「表記しても良い」としたのは、これを「しなければならない」となると、また様々な規制の問題が絡んでくるのだそうです。

「表記しても良い」というのは、あくまで技適マークは通信を行うモジュール機器自体に付与するものだからです。ラップトップPCの場合は、そのモジュールは当然本体内部に取り付けられている訳で、そちらに付いていれば現状では問題はありません。(注:認証自体はモジュール自体だけでなく、それを含んだ機器全体で検査するのが本来ではあるのですが、現時点ではそこまでは定められてはいないそうです。)

とはいえ外見からは見えない場合、使用者が不安に感じたり困る場合もあるため、そのコピーを外面に印字しても良いということになっています。特に海外で主に展開されているモデルの場合、モジュール自体は認証が通っているものの、世界的に展開させるモデルの場合、メーカーがわざわざそのコピー自体をラップトップPC本体側に印字しない場合もある、ということですね。

と、ここまでは前述の文章で書いたことなのですが、ここからが本題です。さて、Lenovo ThinkPad 13 Chromebook、残念ながら外装にも外箱にも技適マークもしくはマークのコピーの印字は一切ありませんでした。

こうしたことは現在メインで使っているHP Chromebook 13 G1でもありまして、この時には付属されていた用紙にマークと共に日本での使用が可能な点が書かれていたため安心だったのですが(念のためHP日本にも問題ないことを確認しました。)、今回のThinkPad 13 Chromebookにはそれすらありません。でも一応マニュアル等を見るとところどころ日本語での説明もあるため、日本での使用も想定されているようにも見受けられます。

一応ブログという形で発信する以上、この点がハッキリしないと使うことも出来ません。結論から言えば既に幾つも記事を書いている訳ですから「技適認証は通っていた」のですが、その際に幾つかの方法を採りましたので、挙げてみたいと思います。

  1. メーカーに確認した。
  2. 購入先(US)サイトに記述や文書等がないか探してみた。
  3. 分解した。

まずはメーカーに確認してみました。関東総合通信局の方も仰っていたのですが、現状これでメーカーが通しています、大丈夫です、というのであれば問題ないそうです。そこまで確認出来ているのであれば、安心して下さい、とのこと。

ということで、Lenovo Japanのサポートに確認してみたのですが、サポートの方が親身になって調べて下さったのですが、日本側に資料がすぐに見つからなかった(日本未発売モデルのため)ため、結局分からず。問題は無いと思いますが、気になるようでしたらUSに確認してみて下さい、とのこと。

そこで、Lenovoのサイトのsupportページからシリアル番号でモデルを検索して、このモデル用のマニュアル等をDLしてみました。

こちらの赤線部分、「Regulatory Notice for WLAN – ThinkPad 13 Chromebook」というPDFファイルをDLしてみたところ、

ひとまず認証が通っていることは分かりました。けれど、これでも人によっては「マークが見えないからけしからん」という方もいるでしょう。先ほども書きましたが、文章にする以上、一応マークという証拠が必要です。

そこで、分解してみました

こちらも先ほどのサイトの「Hardware Maintenance Manual – ThinkPad 13 Chromebook」というPDFのマニュアルをDLしてきて、解体の手順に従って開けたのですが、正直怖かったです。慣れればコツも早く掴めそうですが、一般的にはお薦めしません

通信モジュール部分です。待望の技適マークが印字されております。ありがとう、Lenovo。というか、このIntel製の通信モジュール自体が元々技適認証の通ったモノ、ということではあるのですが、現段階ではこれが組み込まれ出荷されているという点で、日本での使用は問題ないと思われます。

ということで、ちょっと解体も経験出来て(少し開ける際に跡が付いて使用感が出てしまったけれど)、ネタにもなって、安心して日本でも使えることが分かったので、これからも引き続きこのモデルを使っていきたいと思います。

それにしても、何かこれ普通にLife Style Imageで書いても良さそうな量の文章だったな・・。

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