[かぶ] 今さらだけれど、「Chromebookに匹敵する性能」について少し考えてみた。

Surface laptopも発表された後のこの段階でこの記事を取り上げるのもいろいろな意味でどうかと思うのですが、最初に見たときから「面白いなぁ」と思いながら文章に出来ていなかったので、ちょっと書いてみたいと思います。

元ネタは先月26日に見かけたこちらの記事。

出典はForbes JAPAN(フォーブス ジャパン)こちらの記事なのですが、元々このタイトルだったのか、あとで修正したのか今となっては分からないので、一応先程のライブドアニュースを挙げました。

これに関してその頃、こんなことを呟きまして、

その後でふと考えてみると、この「匹敵する」という表現、なかなか面白いと思うのです。もともとこのタイトルで「匹敵する」と使ったのは恐らくこの部分、

情報サイトWindows Centralのダニエル・ルビノ記者が入手したリーク情報によると、Windows 10 Cloud搭載マシンは、バッテリー駆動時間が約10時間、コールドブートからログイン画面表示まで20秒など、Chromebookに匹敵する性能だという。

から「Chromebookに匹敵する性能の」と付けたのだと思います。(今朝の時点ではSurface Laptopが当初の予想よりも価格もスペックもかなり上だったため、違った意味で匹敵という表現が難しくなってきていますが)

でも、ちょっと考えてみて欲しいのですが、「Chromebookと匹敵する」って、どの部分に価値を求め、どの部分で比較するかによって、かなり解釈が変わってきます。

多くの方にとっては、Chromebookに匹敵するって、そんな性能高くないだろ、と「スペック」や「機能が限られているけれど」という点で思われるのではないでしょうか。恐らくそれが正常です。一般的なChromebookのイメージとして全く間違ってはおりません。ただ、このブログでもLife Style ImageでもChromeOSについて散々書いてきた愛用者から見ると、「わざわざChromebookの土俵に上がるのであれば」なかなか「匹敵する」というのは現時点でのWindowsでは難しいと思うのです。

これは別にWindowsよりChromeOSのほうが優れている、と言いたいわけではありません。以前から読んでくださっている方なら何度も目にしていると思うのですが、それは私はChromebookというものをこういう基準で捉えているためです。

[1420-201703] 私は何故ここまでChromebookにハマるのか。ChromeOSにPCの未来を感じ、ワクワクする理由。 | Life Style Image
既におふぃすかぶ.jpで最近になって複数回に渡って取り上げ、またこちらでも久しぶりに少しまとめたChromebook。 Chromebookが日本でも少し話題になり始める中で、「速くて軽い」イメージの影に隠れがちな、選ぶ際のポイントを改めて考えてみます。 | Life Style Image Chromebook自体は2年以上使ってきて、その魅力についても既にある程度自分の中ではイメージが出来てきていたつもりでした。ところがここ最近の魅力的な新作の発表と、また毎日情報を追い続けるようになったことで、ある程度自分の中に情報と知識が蓄積されてきたことで、かえって本来の魅力を見失う、見にくくさせてしまっていたのかな、と今更ながら感じています。 ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つです。 | Life Style Image ChromeOSは他OSを排除するものではなく、新たなスタイルを加えてくれるものの一つ。対応端末はそれを自然にしてくれるツールに過ぎません。 | Life Style Image 今も前述のような捉え方は大きくは変わっていませんが、ここ最近、改めて振り返る中で、またChromebookの中ではハイスペックなモデルを数多く使う中で、私の中でもChromeOSというものについての認識が少しずつ変化してきています。また「思想」とかそういうことを書くと「宗教だ」などと思われるかもしれませんが、私が何故このサイト(Life Style Image)においてここまで繰り返し取り上げ、またおふぃすかぶ.jpにおいてもその日々を書き続けているのか。 それは単純なスマホなどに対する「趣味」としての感覚とはまた違って、高校生の頃から使ってきたPCというものの未来をChromeOSに感じているからです。使えば使うほど、そのシンプルながらも今後のPCの一つの方向性ともなりうる非常に大きな可能性に満ちたスタイルだと思っています。そこに私はワクワクするのだと思います。 このあたりの話を、先日より私と同じくCore i5版のThinkPad 13

まぁちょっと小難しく考えてしまっている、と感じられる方もいるとは思うのですが、Chromebookをこういうもの、と捉えると、まだまだ様々な面で改善点もありますし今後の可能性に期待する部分もあるものの、まったく別の方向性にある端末だとも考えられます。

[1351-201610] ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つです。 | Life Style Image
ここ最近Chromebookについて続けて書いてきています。このブログでは過去79回(この文章が80回目)色々な形でこの興味深いChromeOSというものについて触れてきていますが、最近は書くたびにありがたいことに以前に比べかなり多くの方にアクセスを頂けるようになりました。 そこで今回は、Googleの公式見解ではありませんが、私なりにChromeOSと、その代表的なツールでもあるChromebookの魅力と思想について書いてみたいと思います。 私が実家や出先でネットに繋いでの作業がしたくなったとき。 最初に一般的にもよくありそうなこのパターンについて考えてみたいと思います。今まででしたら、実家に帰った際には父なり母なりのマイコンピューターを借りて、調べ物をする必要がありました。 父や母はWindows PCなのですが、それぞれにバージョンも違えばスペックも違い、ましてアップデート等は不安なのでほとんどやっていません。また、使い方には先ほど「マイコンピューター」と敢えて書きましたが、それぞれの個性がありますので、下手なものは触れませんし、削除したり環境を自分が使いやすいように変えることも簡単には出来ません。 一般的には今まででしたら、PCというのは一人一台、それぞれの「マイ」コンピューターがあります。その箱(入れ物)の中に基本的には自分の環境も全て保存してあり、そちらが主。従としてのオンラインや外部ストレージのバックアップがあります。 最近はWindows PCもユーザー(アカウント)を作成して、複数人で一台のPCを共有することも出来るようになりました。ただし、その場合もシステム本体も含めあくまでPC本体にベースがあり、何か環境に手を加えれば、そのPC本体を使っている全てのユーザーに影響が出てしまいました。 あくまで自分の手元、自分のパソコンという入れ物で大切なものを保管し、作業するのが一般的な形。 環境もシステムも大切なデータも、基本的にはあくまで自分の手元、さらに言えば自分のパソコンの中で管理するものであり、それ以外のパソコンで使う際には、あくまで他人の環境を借りて、その中で自分のデータのみを動かす、というのが基本だったと思います。お金を貯金するのか、タンス預金するのかの違いですね。自分の手元に全て蓄えておくのが今までのパソコンの考え方です。

今回の10 SはUSBメモリで簡単に環境を復元出来たり、セットアップの容易さも特徴の一つとして挙げられていますので、そうした点ではかなり使いやすくなっているとは思うのですが、端末自体を「仮の入れ物のうちの一つ」と考えるのであれば、まだその手軽さや気軽さというのはChromeOSのほうが使いやすいと思います。シンクライアントとして捉えた場合でも同様かな、と。ただ、だからといって、Windowsがそれに合わせる必要はないと思うのです。それをするのであれば、OSの設計自体まったく別のものに変える必要が出てきますし、それが必要であるとも思いません。Windowsならではの強みがやはりあると思っています。

実際、どう捉えようと、どう使おうと、それぞれの自由ではあるんです。だから私はChromeOSが他のOSよりも優れているとか、素晴らしいとか、そういうことを考えているわけでも人に押し付けたい訳でもありません。別に相手の気に入っているもののことをバカにしたり、同列で無理に比べようとする必要なんてないんです。(最近はすぐ何かあると他人が気に入っているかもしれないのに気軽に「〜はクソ」と表現する方が増えていて少し寂しくもあるのですが。)私はMacは使ったことがありませんが、Windowsに関しては今も使っていますし、気に入っています。(だから今回のWindows 10 Sにも興味を持っています。)

ただ、現時点でラップトップPCに対して何を求めているのかによって印象も使い心地もガラリと変わってきますし、そこに単なる低価格、というだけではない数値で表せない何かが大きな影響も与えることがあるのではないかなぁ、と改めて思いました。

一般的には恐らくWindows 10 ProとWindows 10 Sのどちらを選ぶか、と言われれば前者だと思うのですが、10 Sのほうが使いやすい、と感じる方も出てくると思います。ハイスペックのPCであっても、案外10 Sのほうが余計なこと考えなくて良い分、使いやすくて快適だ、という声が出てきても良いと思うのです。

今回挙げたライブドアニュースの記事も、タイトルをどういう意図で付けたのかは分かりませんが、単にネタとして楽しめるだけでなく、ちょっと考えてみると結構面白い部分に光を当ててくれるかもしれないなぁ、と思います。

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