[かぶ] 出来ることが限られているように思われがちですが、本領を発揮するためにはChromebook自体の処理能力が、実はまだ追いついていないのではないか、という話。

昨日Chromebookの教育市場での活用事例について興味があるということを書いたところ、

[かぶ] こうした事例がどんどん出てくるとChromebookの日本市場も面白くなるのになぁ。〜あすこま さんのサイトを見て思ったこと。

2017.03.27

すぐに教育現場で利用されている方からメッセージを頂きまして、ただいま興味深く読み込んでおります。

面白いなぁ、今ってこんな風に活用されているんですね。私の(長い)大学生の頃はオンデマンド授業が試験的に導入された頃で、自宅で再生ボタンだけ押して流しっぱなしにしておけば勝手に出席扱いになる、完全に一方通行の授業だった覚えがあるのですが、今は違うのですね。

とともに、こうした貴重な情報をすぐに知らせてくださった方と、こうしたことが可能になるネットという世界の素晴らしさを改めて感じております。この辺はまた自分なりにまとめてみたいなぁ、と思っています。

さて、今回はChromebookの「画像や動画編集などには不向き」「出来ることは限られている」「本格的に色々使うならWindowsやMac」というイメージについて、ちょっと考えてみたいと思います。

もちろんこれらのイメージはChromebookの特徴をある意味で掴んでいるとは思います。ただ、それでも時々思うのです。これらのイメージは「Chromebookとはあくまでサブマシンとしてライトな使い方をするモノ」という捉え方で、従来のWindowsやMacと同じ土俵で考えた場合なのではないか、ということです。

Chromebookは「ネットに繋いでいないと何も出来ない」と思われがちですが、実際は「ネットに繋ぐことで本領を発揮する」とも考えられます。反対に従来のPCはあくまで自分の中にソフトなりデータなりを所有、保存し、設定した上で使う際に本領を発揮するように作られています。

[1420-201703] 私は何故ここまでChromebookにハマるのか。ChromeOSにPCの未来を感じ、ワクワクする理由。

[1420-201703] 私は何故ここまでChromebookにハマるのか。ChromeOSにPCの未来を感じ、ワクワクする理由。 | Life Style Image
既におふぃすかぶ.jpで最近になって複数回に渡って取り上げ、またこちらでも久しぶりに少しまとめたChromebook。 Chromebookが日本でも少し話題になり始める中で、「速くて軽い」イメージの影に隠れがちな、選ぶ際のポイントを改めて考えてみます。 | Life Style Image Chromebook自体は2年以上使ってきて、その魅力についても既にある程度自分の中ではイメージが出来てきていたつもりでした。ところがここ最近の魅力的な新作の発表と、また毎日情報を追い続けるようになったことで、ある程度自分の中に情報と知識が蓄積されてきたことで、かえって本来の魅力を見失う、見にくくさせてしまっていたのかな、と今更ながら感じています。 ChromeOSとはGoogleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまで仮の入れ物の内の一つです。 | Life Style Image ChromeOSは他OSを排除するものではなく、新たなスタイルを加えてくれるものの一つ。対応端末はそれを自然にしてくれるツールに過ぎません。 | Life Style Image 今も前述のような捉え方は大きくは変わっていませんが、ここ最近、改めて振り返る中で、またChromebookの中ではハイスペックなモデルを数多く使う中で、私の中でもChromeOSというものについての認識が少しずつ変化してきています。また「思想」とかそういうことを書くと「宗教だ」などと思われるかもしれませんが、私が何故このサイト(Life Style Image)においてここまで繰り返し取り上げ、またおふぃすかぶ.jpにおいてもその日々を書き続けているのか。 それは単純なスマホなどに対する「趣味」としての感覚とはまた違って、高校生の頃から使ってきたPCというものの未来をChromeOSに感じているからです。使えば使うほど、そのシンプルながらも今後のPCの一つの方向性ともなりうる非常に大きな可能性に満ちたスタイルだと思っています。そこに私はワクワクするのだと思います。 このあたりの話を、先日より私と同じくCore i5版のThinkPad 13

とはいえ、現状「ネットに繋がないと~」と思われがちな大きな原因に、「ネットに繋いだ時に本領を発揮し切れていない」ということがあるのかな、とも思います。肝心のネットに繋いだ時に思ったようにパフォーマンスを発揮できない。その顕著な例が、Chromeアプリに代表される、Webアプリがまだまだ満足なレベルで動かない、という点が挙げられると思います。

この辺りについて、先日も取り上げさせて頂いた、私と同じCore i5のThinkPad 13 Chromebookをお持ちの方から頂いたメッセージに非常に分かりやすい表現がありましたので、ご紹介したいと思います。

私はEvernote Businessユーザーで仕事上かなりの頻度で使用するのですが、Evernote Webアプリが重いのです。8000ではイライラを抑えられない(かつ、EvernoteにはHD解像度では狭い)ということがChromebookを使う上でのひとつの不満でした。それが、3855UのThinkPad 13 Chromebookでは実用できるスピードで動作しましたし、FHDに換装したことによってEvernoteを仕事で使うにも全く問題がないという環境になったのでした。鈴木さんには本当に感謝しています。

今回のCore i5ではそれがさらに快速になり、MacOSのアプリとしてのEvernoteに髪を引かれることがなくなるように思います(MacのアプリとしてのEvernoteはフルスペックですし、とても使いやすいのでWebアプリが上回ることはできません。それでも、Webアプリ版が今までは「一応使える…でも正直いうとできればMacのアプリでやりたい…」というレベルだったのが、Core i5によって「あーもう全部ThinkPadでやっちゃおう」という気にさせてくれるようになったといえます)。

この他にもInboxの使い勝手についても同じく3つのモデルでの体感差について述べられていましたが、同様の印象だったようです。引用中「8000」というのはChromebookで指標の一つとして挙げられることの多いベンチマーク、Octane 2.0におけるスコアです。

ChromeアプリやWebアプリというのはChromebookにおいては非常に重要な役割を持つ、またChromebookの本領を発揮する上ではなくてはならない存在の一つです。画像編集ソフトから文章作成、その他かなり細かい作業まで、現在では非常に多くのアプリが公開されています。

Chrome ウェブストア – アプリ

現在はWindowsなど他のOS上からも使用する事が可能ですが、今後はChromebookを除いて使用できなくなるようです。つまり、ゆくゆくはChromeOSでのみ使える、ChromeOSに特化させたアプリになる、とも言えます。

非常に魅力的なアプリも多く存在しながらもイマイチその存在があまり取り上げられないのは、現時点での一般的なChromebookにおいてはイマイチ使い勝手が悪い印象があるからではないか、と思います。その理由には色々あるとは思うのですが、私が最近感じているのは

そもそも本領を発揮するためにはChromebook自体の処理能力がまだ追いつけていないのではないか

ということです。実際に最近Core mやCore iのChromebookでこれらのアプリを使ってみると(もちろん8GB RAMの効果も大きいとは思いますが)至って快適に動きます。先ほど引用させて頂いた方が書かれていたように、私もWebアプリ版のEvernoteは今まではいまいち使う気になれなかったのですが、最近はかなり快適に使っています。

[かぶ] 複数台所有する中で、今メインで使っている2台のChromebookの決め手はCPU(Core m5、i5)とRAM容量(8GB)がもたらす快適さと安心感だった。 | おふぃすかぶ.jp

[かぶ] 複数台所有する中で、今メインで使っている2台のChromebookの決め手はCPU(Core m5、i5)とRAM容量(8GB)がもたらす快適さと安心感だった。

2017.03.27

もちろん現時点でのChromeOSがWebのみで完結した、完成されたOSであるとは思いません。あくまでその入り口に立っているに過ぎず、今後の展開は全く分かりません。この部分の欠点をCPUやRAMなどのスペック面での向上ではなくAndroidアプリをインストールする、という方向で補う可能性も高いと思っています。

どちらに進むのか、それとも並行して展開していくのか。現時点では分かりません。ただ、Chromebookの「出来ることは少ないけれど」「~程度で良いならスマホやChromebookで充分」というイメージも間違ってはいませんが、その一方でこういう見方もありますよ、という例として、気に留めて頂けると嬉しいなぉ、と思っています。

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