先日HPのオンラインショップ、HP Directplusでの発売が始まったUSIアクティブペン。
家電量販店での展開が待たれていましたが、今回ビックカメラでの展開が始まったようです。
現時点でビックカメラ.comや楽天ビック(ビックカメラ×楽天)などに商品ページが出来ています。但し、文章作成時点(2020年2月8日現在)ではどの店舗も「お取り寄せ」対応となっています。
- HP USI アクティブペン シルバー 8NN78AA-AAAA
8,800円(税込) / 880ポイント(10%) / お取り寄せ
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既にHP Directplusでは発売が始まっていますが、ビックカメラの年末年始のキャンペーン等で得たポイントを使って購入したい、という方も結構多いのではないかと思っています。HP USIアクティブペン自体の展開は一応家電量販店でも同じ1月29日からだったようなので(単に各店仕入れていなかっただけ、という話も)今後ユーザーの声が多ければ「お取り寄せ」だけでなく店頭でも試せる日が来るのではないか、と思います(そこは店頭での反応と各店担当者次第、ですね)。店頭で実物を試せるようになる日が来るのも楽しみに待ちたいと思います。
現在Chromebookでは3つの方式のスタイラスペンに対応したモデルが発売されています。
- Pixelbook、Pixel Slate、HP Chromebook x2が採用しているAES(静電容量方式)。
- Chromebook Tabletや文教法人向けモデルに多く採用されているEMR(電磁誘導方式)。
- HP Chromebook x360 12b/14bが採用しているUSI。
今までにこれら3種類のスタイラスペンを使ってきましたが、それぞれに互換性はありません。また、一般的なスマホやタブレット、ノートパソコンなどのタッチスクリーン、タッチパネル対応とは別の話です。何故なら基本的にペン側だけではなく液晶側の対応も必要だからです(例えばEMRであれば、液晶の奥に「EMRセンサーユニット」が入っているため、通常よりもその分若干厚みが出ます)。
よく頂く質問として「私はC101PA(C302CA)を持っているのですが、これはタッチパネル対応です。USIペンは使えるのでしょうか。」といったものがありますが、答えとしては「使えません(USIだけでなくEMRもAESも)」ということになります。
http://www.fmworld.net/biz/column/Touchpanel_tab/
通常のタッチ対応のモデルの場合は、基本的にはAmazonや家電量販店、100円ショップなどでも販売されている静電容量方式(静電式)タイプのペンが使えます。タッチペンと呼ばれたタイプ。要は指で触れたときと同じ状況をパネル上で起こせるペン先を持ったペン、ということですね。従来だとそうしたものを発生させやすい素材をペン先に使った比較的太めのペン先のモノが多かったのですが、最近は充電式や電池式で表面に静電気のようなモノを発生させて同様の状況を作る細めのペン先のタイプのものも数千円で販売されています。
この違いが結構一般的には分かりにくいので(馴染みも薄いですし)注意が必要かな、と思います。
以前USIアクティブペン対応モデルであるHP Chromebook x360 14bのメーカー貸出機をレビューした際に合わせてUSIアクティブペンについてもレビューしました。
その際に撮った動画を改めて載せておきたいと思います。
太宰治「走れメロス」(青空文庫)冒頭
・HP Chromebook x360 14b
・HP USI Pen
・Squid(ノート、標準、中細罫) pic.twitter.com/2CDoG9k49T— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) January 22, 2020
線やマスをなぞってみる。
・HP Chromebook x360 14b
・HP USI Pen
・Squid(グリッド、グラフ(4マス/インチ)-太線) pic.twitter.com/ThWROatAei— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) January 22, 2020