[かぶ] 日本のAmazonアカウントでAmazon.comのChromebookが買えるようになった時に気をつけたいこと。

[かぶ] 日本のAmazonアカウントでAmazon.comのChromebookが買えるようになった時に気をつけたいこと。

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前回の文章では実はこのことについて書くつもりだったのですが、ちょっと想定とは状況が違うようでしたので、回を分けて今回書いてみたいと思います。「もしも日本のAmazonアカウントでAmazon.comのChromebookが買えるようになったら。」です。

スマートフォン向けのAmazonショッピングアプリにおいて、日本からでも米Amazonなどの商品が購入可能になるInternational Shipping機能が実装されたことが話題になっています。 ...

当ブログを以前から読まれている方は流石にそこまで簡単には考えられてはいないとは思うのですが、購入のハードルが下がることで却って悩んでしまったり、思わぬ失敗をしてしまう方も出てくるかもしれないなぁ、と思いましたので、半分以上余計なお世話ではあるのですが、ちょっと書いてみたいと思います。題して「米Amazonで探す時に気をつけたいこと。」です。

海外に比べて日本はChromebookが高いので、これからはChromebookが買いやすくなる?

これについては以前書いたことがあるのですが、

「Chromebookは日本では高い」「Chromebookは高くなった」といった声を目にします。時には「日本のChromebookの価格はボッタクリ」といった過激な言葉も目にするようになりました。 ...

「ボッタクリ」とまで言える現状かどうかは別としても「日本は高い」と思われている方は多いと思っています。その気持は分かりますし、間違っている訳ではないのですが、では実際のところそこまで「高い」のか、となると、今までに米Amazonで15台近く買ってきた身としては「日本で買えるモデルに関してはトータルで考えるとそこまで大差ないよ」という意見です。

また同様に、例えば米Amazonから(今までより簡単に)直接買えるようになったとしても、個人的には「気軽に買えるようになる分、却って悩みも増えれば、失敗も増えてくるのではないか」と思っています。

というのも、今日本で販売されているChromebookって、確かにモデル数は少ないのですがとりあえず現状この中から選んでおけば失敗のない、海外でも評価の高いモデルのみに厳選されているんです。少なくとも価格だけで選ぶよりも失敗は少ないと思います。これ、試しにアカウント持ってる方も持ってない方も米Amazonで一度「Chromebook」とでも検索してもらえればわかると思うのですが、

試しに「Chromebook」で検索した結果。

これ、「International Shipping」可能なモデルに絞っていますが、この中から自分に合ったモデルを選べますか?

従来「英語が不安だから」と米Amazonでの購入を躊躇っていた方がこの一覧(これは「International Shipping」に限定したときの上から8つまでのリストです)見て、さて、どうやって選ぶのか、という話になると思うんです。

さり気なく突っ込んでおくと(時々Twitterでも見かけるので)この商品名の頭に幾つか「2018」って付いているモデルがありますが、別に2018年モデルという最新モデルでも何でもありません。普通に数年前からあるモデルです。また、日本同様、Amazon以外の業者がまったく別の商品ページを作って出品していることもあるので、同じモデルなのに商品ページがいくつもある場合もあるんです。そして、それぞれに価格が違ったり、時々消えたり、直送が突然可能になったり不可能になったりします。この辺りは日本と同様です。

却って選択肢が増えすぎて、何か自分の中で基準がないと、手元に届いてから「こんなはずじゃなかった」「Chromebookって大した事ない」「評判良いから買ったけど、使えないじゃん」みたいな結果になってしまいがちです。

価格だけで選べば確かに日本で買うモデルよりも安いモデルが「旧型含め多く存在」します。

結局こういうことなんです。元々の市場規模も大きいですし、日本のように「空白の2年」みたいな普及していない状態もまったく無いので、日本とは比べ物にならないくらい、有名所だけでなく雑多なメーカーが格安のモデルから高額のモデルまで出していて、更に数出せるから旧型はセールにかかりやすい、というだけなんですね。

試しに「Chromebook」で検索した結果。

再び先程の検索結果ですが、これだけ見ると安いモデル確かにあります。

ただ、安いモデルってそれなりに理由があるんです。既に「自動更新ポリシー」(サポート期間)が残り2〜3年しかなかったり、

Samsungのように世界的なメーカーであってもあくまで米国市場のみを想定しているため、海外でのサポートや保証がほぼない場合も多々あります。HPも結構この辺りは厳しいです。また、知らないメーカー製のものも結構出てくると思うのですが、そのあたりを果たして日本で何か起きた時にサポートとやり取り出来るのか、という話もあります。

ASUS JAPANや日本エイサーのように日本で展開しているメーカーはよく「米国市場と比べて」高い、サポートも悪い、ボッタクリだ、とやり玉に挙げられがちですが、例えばASUS JAPANの場合には「国際保証」が付いていれば日本で購入しようが海外モデルを購入しようが日本で(時間と費用ははかかったとしても)日本語でサポートします、と言っています。

また、日本市場独自のサポート体制を整えている場合も多い。その価格差でもあるんですね。

忘れないで欲しい。「技適マークは自己責任だから問題ない」のではありません。

私、別に「技適マークのないモデルを使うのは犯罪だ!違法だ!けしからん!」なんて言うつもりはありません。私自身このブログご覧頂ければ分かるように、使ってますし、偉そうなこと言える立場にはありませんから。そして、技適マークについて思うことは多々あります。

https://office-kabu.jp/shoes/how-to-choose-your-shoes/post-19692

ただ、確かに現状「技適マークのないモデルを使うのは自己責任」に委ねられている部分はあるとはいえ、別に「だから大丈夫」というわけではないんです。例えばお巡りさん目の前にいるのに、堂々と横断歩道渡れば(道路交通法違反)、お巡りさん別に逮捕はしないけど、注意せざるを得ませんよね?わざわざ目の前でやる必要ないじゃないですか。余計な仕事増やしちゃ駄目です。そこでお巡りさんに「みんなやってるだろ怒」って逆ギレしたら、それってどうですか?

お巡りさんも同じ人間です。カチンと来るかもしれません。そこで「俺たち国民の税金」とか言い始めちゃったらもう目も当てられません。

要は、わざわざ犯罪自慢するな、と。思うことは色々あるとは思うけれど、開き直って「技適なんてうんたら」とか「みんなやってるから」とか「自己責任だから大丈夫」とか、寝た子を起こすようなこと言う必要はないんじゃないかなぁ、と思うんです。

そういう視点で考えた時、今目の前の商品が技適マークが付いているか、分かりますか?

ちなみにC201は技適マークなし、R11は技適マークあり、です。

これ、左のASUS C201は技適マークは確か付いていません(最近新たに付けていなければ)。右のR11は付いています。で、確かにASUS C201は日本で発売されている現行モデルよりも安いです。でも例えば「C201買いました!日本で買うより遥かに安いです!オススメ!」ってやっちゃって、「ASUS JAPANとか日本ボッタクリなので」なんて挑発したら、それはちょっと違うんじゃないかなぁ、と思ってしまうわけです。

ちょっと小言みたいになっちゃいましたが、海外から買う場合「技適マークなしの可能性」や「サポートは基本的に期待できない」ということは考えておく必要があると思っています。

それでも米AmazonでChromebookを買いたくなったら。

  • 価格だけで探さない。
  • 予め欲しいモデルが決まっている時のみ利用する。
  • それでも国内モデルがあるならそちらがベターです。
  • サポートは期待しない。当たり前だと思わない。

ちょっと感じ悪いかもしれませんが、この辺りかなぁ、と思ってます。「Chromebookは安いのが魅力」と考えると、つい米Amazonで価格の安いモデルを選びたくなると思うのですが、ある程度メリットデメリットわかった上で買う、割り切れる人でないと安物買いの銭失いになりかねません。

そうした意味では、あまりいないとは思いますが「Chromebook」といったあまりに漠然としたキーワードで探さず、ある程度目星を付けた上で検索して欲しい。日本でレビューがあるもの、ある程度海外でも評価の高いものを、発売時期等も考慮に入れた上で製品名で検索してダイレクトにたどり着いて欲しい。

それでも、やはり国内モデルがあるなら、(US配列がどうしても良いといった理由があるのでなければ)多少高くても国内モデルがベターです。何故なら、海外モデルがいくら売れようと、日本法人にとっては何も販売実績にはならないからです。却って一台分販売数が減った可能性もあるわけで、「日本はやっぱり売れないね。」で終わり。挙句「国内高いし」とかなるなら、無理に日本で独自にパーツ揃えて国際保証だからと修理受け付けても割に合わないからです。米Amazonの価格が知れ渡るようになれば国内の価格が下がる?逆です。むしろたぶん僅かに残ってる個人市場から手引くかもしれません。「それなら米Amazonで買ってください。個人市場自体大した事ないし。」って思っても仕方ないかな、と。実際そこまで価格差ないのは冒頭でも触れたとおりです。

どちらも数年前のモデルです。こちらの価格に送料と税金を加えてみると幾らになりますか?

その上で、最後の「サポートは期待しない」「当たり前だと思わない」。なんとなく突き放したような、上から目線の発言ですが、英語で本国サポートと交渉できる方を除けば、基本的に手厚いサポートは期待しないほうが良いかな、と。初期不良に関しては比較的Amazonは手厚いのですが、それすらも英語で交渉(簡単な英語ですが)が必要です。Google翻訳使えば済むレベルではあるのですが、たぶんそういう方は既に今回書いた文章なんてとっくに分かった上で買ってると思うので。ちなみに一部情報が錯綜していますが、Amazonの場合は初期不良時の往復の送料はAmazon持ちの場合が多いです。結構「往復の送料かかるし面倒」と思っている方を見かけることがあるので。

その上で、もし日本でサポートが受けられるメーカーだったとしても、個人的にはあまり「当たり前」だとは思わないで欲しいなぁ、と思っています。うん、これは私の気分の問題かもしれないけど「安いから米Amazonで買った。初期不良だから何とかしろ。サポート最悪。日本ボッタクリ。もっと日本も安くしろ。」って悲しくないですか?

今回のAmazonアプリ「International Shipping」話でせっかく国内でもより多くの方が従来よりも幅広いChromebookを入手出来る可能性が出てきて明るい話題を振りまいているところに一人眉間にシワ寄せたような「けしからんおじさん」で申し訳ないな、と思っています。

スマートフォン向けのAmazonショッピングアプリにおいて、日本からでも米Amazonなどの商品が購入可能になるInternational Shipping機能が実装されたことが話題になっています。 ...

ただ、海外モデルになると安易に「安いからオススメ!」としづらい部分もあるので、「けしからん」するからにはこれからも「そこまで言うならたまには提示してみろ」と言われないように、コンスタントに個人的なお気に入りのモデルをこれからも提案していきたいと思います。

https://my-best.com/lists/669

現時点では寄稿させて頂いた上のリストが最新ではあるのですが、「もう少し手頃な価格で」と言った声もあるでしょうし、また都度更新も必要だと思っているので、そのあたりも書いていきたいと思っています。

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多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。