先日何気なく書いた「御三家」「新御三家」話が思った以上に読まれておりまして、申し訳ない気持ちがしております。
その中で私が(勝手に決めた)「御三家」の一つでもあるAcer Chromebook 14 for Workの最上位、Core i5版がただいま米AmazonにてあるSellerが大変心動く価格で出品しております。しかも日本発送が可能。
ConditionはNew、DeliveryがApril 3-12と若干遅いものの、価格は$590.00。1台限りなのですが、かなり惹かれます。既に同じCPUCore i5(ThinkPadは6300U、Acer for Workは6200Uでした)、RAM容量(8GB)のLenovo ThinkPad 13 Chromebookが手元にあるにも関わらず、です。
更に、元々このモデルはお馴染みAcerということもあって、日本直送が出来ないのですが、ちょうどこのSellerが海外発送にも対応しているようで、送料は$64.56と良心的。中古なら分かるのですが、新品で送料込み$654.56となると、むしろうまい話には気をつけろ、と警戒してしまうくらいです。
このモデル、日本でも人気のあるAcer Chromebook 14のビジネス向けモデル(for Work)ということで、通常モデルよりもCPUも大幅に上がり(Core i5-6200U)、RAM容量も8GB。更に動画にもあるように、耐衝撃、耐水性もあります。底面に名刺ホルダーがあるのはいまいちよく分かりませんが、トータルで見てもまさにビジネス仕様です。私も当初は御三家の中でもこのモデルが欲しいなぁ、と思っていたはずなのに、気がついたら今手元にあるのはこのモデル以外の2モデル(HP Chromebook 13 G1、Lenovo ThinkPad 13 Chromebook)でした。
最近のC302CAや来月発売予定のSamsung Proなど、Intel Core mプロセッサーを搭載するモデルはこれからも出てきそうですが、Core i5を積んだパワーモデルは今後はなかなか出てこないかもしれないなぁ、と思っています。ただ、ビジネス含め最前線で使い込みたい方には、ChromebookはむしろCPUパワーこそがポイントとなってくると思っていますので、そう考えると非常に貴重です。
今後この方向性のモデルが出続けてくれることを個人的には非常に願っているのですが、果たしてどうなるか。Androidアプリへの対応は進んでも、こうした従来のオーソドックス、ハイエンドのChromebookというのはごくごく一部でしか受け入れられないのかな、と寂しく思っています。
未だ日本でのレビュー自体もなく、また実物も見たことがないだけに、個人的にはせっかくの御三家最後の切り札、欲しいなぁ、と思っています。にも関わらず、こうした情報を上げてしまっているところに、私自身、かなり複雑に揺れ動いてしまっているのだろうな、と思いました。