[かぶ] ASUS ZenFone Maxはクラスに一人はいる「突出はしないけれど、そつなくこなす優等生」

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[かぶ] ASUS ZenFone Maxはクラスに一人はいる「突出はしないけれど、そつなくこなす優等生」

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昨日、今まで使ってきたZenfone4台について振り返り、この春に日本でも発売される(予定)のZenFone Maxの魅力について考えてみました。

[かぶ] 一昨年末から4台使ってきたASUS Zenfoneを振り返りながら、この春日本登場予定のMaxの魅力を考えてみます。
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えっ、バッテリー突出してるじゃん、という意見が出そうですが、バッテリーなんて載せてるCPUその他によってかなり変わるので、絶対的なものではないと思います。要はこの5,000mAhのバッテリーが目立たないけれど最も活きる組み合わせを考えた時にこのスペックだったのではないか、という・・。

この春、日本でも発売予定のZenFone Maxは既に海外では発売されています。

日本での発表を前に、このMaxの魅力について現時点での私の印象を改めて書いてみたいと思います。

前回も書きましたが、私にとってのZenfoneの原点は5であり、それに連なる2 Laser。

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MVNOで利用し、手頃な価格で程よく、大きな不満もなく気軽に使えるというZenfoneの魅力はZenFone 2よりもむしろ5に感じています。その5に連なるのが2 Laserでした。

ZenFone 2も「性能怪獣」の名の通り非常に面白く、また使い勝手も良好で私は気に入っています。この2に連なるのがZoomかな、と思います。

海外での発表当初の私の印象「え、単にバッテリー容量増えただけ?」

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発表された当初の私の印象は「え、単にバッテリー容量増えただけ?」というものでした。「せっかく増やすならこんな中途半端な性能にしないで、2なり、もっと高性能なZenfoneに載せれば良いのに」と思ったのも確かです。

ただ、今改めて考えてみると、この「ほぼLaserとスペックは同じ」ものに大容量のバッテリーを載せてきた、というのは深い考えがあってなのか、ノリなのかは分かりませんが、結果として面白いスマホになるのではないか、と思っています。

そもそも私にとってのZenfoneって。

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今まで特に何も考えずに10万近いiPhoneを使ってきたけれど、実際この程度でも充分なんだよ、ということを教えてくれたスマホです。今まで格安スマホといえば何かしら「我慢」や「不満」がつきまとう印象が強かったのです。

実際に当時の私はiPhoneを持っていながら、SNSもほとんどしないし、電話もほとんど使わない、ほぼ妻や家族とのメッセージのやり取り程度でした。あとは乗り換え案内や天気程度。それ、別に10万円のスマホである必要ないでしょ、みたいな時期が3~4年続いていました。

にも関わらず毎月端末料金の分割も合わせて1万円。1年で12万円です。何か勿体ないな、と。しかもこれらは2年契約が前提の価格設定です。息苦しさも感じていました。

そんな時にZenFone 5とMVNOを知り、これは仕事用途で使いたい人には色々不満はあるだろうけれど、私のような人間には充分過ぎるし、それなりに満足出来るものだと思ったのです。端末代3万円、通話SIMが月2千円だとして2年で7万8千円。今までなら2年で24万円です。まぁ実際使ってみたら思った以上に使えた上に、Zenfone自体に魅力を感じてしまって都合4台乗り換えた上にiPhoneも継続して持っているので当初のもくろみは見事に外れた訳ですが。

外観はZoomに近く、性能はLaserとほぼ同等。

https://youtu.be/KiJg64iNeYA

ZenFone Max (ZC550KL) | Phone | ASUS Global

と書くと分かりにくいですが、私の印象ではLaserの弱点や惜しい部分を潰してきた、というところです。何か新しいことが出来ます、こんな機能を増やしました、というものではない。

元々Laserも5の弱点や惜しい部分を潰してきた印象があります。今回のMaxも新しい機能や尖った何か(バッテリーは特徴的ではありますが、決して派手ではない)ではなく、使い勝手を向上させたような気がします。個性を伸ばす、というよりも大きな欠点を無くす、といった感じです。突出はしないけれど、そつなくこなす。優等生ですね。

人間だとそれは確かに面白くはないかもしれませんが、一人はいてくれると安心する、ホッとするタイプかもしれません。

大きさは2と同じ5.5インチ、背面はレザー調、側面も丸みを帯びたフレーム。

Asus Zenfone Max ZC550KL review, benchmark, battery performance

Asus ZenFone Max Review – with 5000 mAh battery

この辺りの海外の動画と写真が分かりやすいと思うのですが、今までのZenFone 5や2、Laserとは印象がだいぶ変わります。Zoomに近い。でいてシンプルです。このシンプルさは既に日本でも好評な様子。

これ、私も同感で、単なるLaserの裏に5,000mAhのバッテリーを挿しただけのスマホではなく、Maxの名に恥じないそれなりに良質な外観だと思っています。そりゃ、優等生ですから。このあたりもそつなくこなします。

バッテリー5,000mAhを活かせるのは、高性能端末よりもむしろバランス良いLaser辺り。

Laserってホント、使い方を良い意味で割り切れると快適でシンプルで気楽な端末です。色々アプリを足すよりも、むしろ素のまま(好みは分かれますがASUS純正アプリあたりを上手く併用しながら)使った方が快適です。

この5,000mAhをもし私のZenfone Zoomに入れたらどうなるでしょうか。確かに1.5倍くらい容量が増えるので、今まで半日だったのが、ぎりぎり1日持たせられるかもしれません。でも私は結局モバイルバッテリーを持ち歩くでしょう。そのギリギリの状態は色々使いにくいんです。制限があるとゆったり使えません。

けれど、このMaxの性能だと、連続待受時間は公称914時間、連続通話時間は37.63時間です。ちなみにZoomは「スーパー節約モード」に切り替えても待受204時間です。

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この安心感は大きい。「ちょっと忘れてもスマホの電源が切れない」というのは、今の日本でどれだけの時間コンセントやモバイルバッテリーのない環境に置かれるか、ということを考えると先行で発売されているインドやタイなどの国と比べると切迫したものではありませんが、基本モバイルバッテリー要らずです。

それはLaser程度の程よくまとまった性能だから出来ること。先ほども触れましたがこれZoomで実現しても使う場合は1日でしょう。ましてZoomだとカメラも含めて色々アプリだ機能だ満載したくなる(満載出来るなりの性能の高さはある)ので、結果として益々実使用可能時間は減ります。

本体のフォルムを崩さない範囲で大容量バッテリーを搭載し、そのバッテリーの魅力を活かせる、となると、このくらいのスペックが用途も考えると最適かな、と思います。

この程度あれば充分、をそつなくまとめて、足すのではなく元ある機能の底上げをした良端末。

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まだ日本では出ていませんが、そんな印象を持っています。勿論ゲームをする人にとってはパワー不足、Kindleなどで本を読むには同様に不足。ただ、そういうことを求めなければ実際私はこの夏~秋にかけてLaserを使っていて全く不満はありませんでした。

今もLaserが家電量販店で絶対王者なのは、この辺りのスマホが価格も含めて魅力的なことも理由の一つだと思います。

格安スマホの絶対王者は「ZenFone 2 Laser」――ヨドバシに聞く – 日経トレンディネット

本日夜10時からBS11で放送の「おしえて!家電の神様」に、ZenFone 2 Laser (ZE500KL)が紹介されます。スマートフォン代が高くて困っている「近藤家」の人々が、ZenFone 2 Laserに出会ってそれぞれどうなるのでしょうか?! 今後、SIMフリースマホへの乗り換え、ZenFone 2 Laserご購入をご検討の皆さん、是非お見逃しなくっ!日時:2/25(木)夜10:00~ BS11

Posted by ASUS Japan on 2016年2月24日

こんな番組も今日放送されるようで。

新鮮みや見た目の派手さはないので、全く刺さらない人もいると思いますが。

パッと見てすぐ分かる面白みはないんです。ワクワクはありません。私も冒頭で挙げたように最初から魅力を感じていたわけではありません。

ただ、これって旅するスマホには最適だし、海外なんかいく人にとってはZoomはシングルSIMだけれど、MaxはLaser同様デュアルSIM。そんな高額なスマホを持ち歩くわけにもいかないでしょう。けれど一通りはそつなくこなしてバッテリー切れもあまり心配しなくて良い。

このスペックであれば出来ることはある程度限られてくるのだけれど、であれば無理に詰め込まなくても、一度自分にとって何がスマホで必要な機能で、アプリは最低限何が必要で、といったことを見つめ直す良いきっかけにはなります。

さて、価格だ。発売時期だ。

これが未だに良く分からない。

今日が最後です。ヒントは、『桜ぬ芽が芽生える頃んかい、登場予定やいびーん♪ 』 。意味わかる方、いますか? #ASUS #ZenFone

Posted by ASUS Japan on 2016年2月23日

ごめんなさい。私も長い。これ見た限りだと3月~4月に発表、その後すぐ発売くらいかな、と。

日本未発売のZenFoneMaxを買ったのでレビュー!スペック比較、メリットデメリットなど | タイランド・バンコクに移住して生活する日本人のブログ

前回もご紹介したこちらのブログによると、タイだと6490バーツ(※2/25現在、1バーツ=3.14円なので、20,378円くらい)。最近のASUSの例だと199ドルのVivoBook E200HAが日本での予想価格34,800円+税なので3万円台前半辺りかなぁ、という気がするのですが。

ASUS好きのZenBlogさんが恐らく買われるようですので、モニタープログラムを期待するとして、私もジワリジワリと欲しいなぁ、という気持ちになっています。

Zoom持ってるので取って代わることはないと思うのですが、試しに使ってみたらこちらのほうが私の生活スタイルに合うかもしれませんし、SIMも一枚余っているので、いよいよなら実家の父に贈っても良いかな、と思っています。ちょうどLaserを父用に少し考えていたところでしたので。

とりあえず早く発表されないか、と楽しみにしております。

ZenFone Max (ZC550KL) | Phone | ASUS Global

Zenfone Maxが本日発表。3月中旬発売。27,800円+税。

【新製品】本日、約5,000mAhの連続待受時間1か月以上を実現した大容量バッテリー搭載、⚡ZenFone Max⚡が発表されました。他のモノにも電源供給ができる「リバースチャージ」を搭載し、スマホバッテリーに革命を起こします!もう、充電切れや充電できる場所を探すストレスとは、おさらばです。

Posted by ASUS Japan on 2016年3月1日

追記:2016年3月2日 14:20 更新

本日、ASUSよりMaxが正式に発表されました。価格は27,800円+税(税込30,024円)で2016年3月中旬発売とのことです。

ZenFone Max (ZC550KL) | スマートフォン | ASUS 日本

思ったよりも安く出してきたかな、という印象です。Zoomを既に使っているのに、それよりもスペック上は(バッテリー容量を除けば)下のモデルであるにも関わらず、私はMaxにかなり好意的です。別に普段イベント等でASUS Japanにお世話になっているからではなく、理由はここでも書いてきた通りです。

また、却って欲張らずシンプルに使うという意味ではZoomよりも気軽に使えて良いかな、と思っています。この価格であれば良いかも、と思っているので、買ってしまうかもしれません。

早速公式オンラインショップであるASUS ZenFone Shopでも特典付きで予約受付を開始しています。

ZenFone Max | ASUS ZenFone Shop

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前回も書きましたが、私にとってのZenfoneの原点は5であり、それに連なる2 Laser。

海外での発表当初の私の印象「え、単にバッテリー容量増えただけ?」

そもそも私にとってのZenfoneって。

外観はZoomに近く、性能はLaserとほぼ同等。

大きさは2と同じ5.5インチ、背面はレザー調、側面も丸みを帯びたフレーム。

バッテリー5,000mAhを活かせるのは、高性能端末よりもむしろバランス良いLaser辺り。

この程度あれば充分、をそつなくまとめて、足すのではなく元ある機能の底上げをした良端末。

新鮮みや見た目の派手さはないので、全く刺さらない人もいると思いますが。

さて、価格だ。発売時期だ。

Zenfone Maxが本日発表。3月中旬発売。27,800円+税。

  • 前回も書きましたが、私にとってのZenfoneの原点は5であり、それに連なる2 Laser。
  • 海外での発表当初の私の印象「え、単にバッテリー容量増えただけ?」
  • そもそも私にとってのZenfoneって。
  • 外観はZoomに近く、性能はLaserとほぼ同等。
  • 大きさは2と同じ5.5インチ、背面はレザー調、側面も丸みを帯びたフレーム。
  • バッテリー5,000mAhを活かせるのは、高性能端末よりもむしろバランス良いLaser辺り。
  • この程度あれば充分、をそつなくまとめて、足すのではなく元ある機能の底上げをした良端末。
  • 新鮮みや見た目の派手さはないので、全く刺さらない人もいると思いますが。
  • さて、価格だ。発売時期だ。
  • Zenfone Maxが本日発表。3月中旬発売。27,800円+税。