先日日本でも発表されたMicrosoftのSurface Go。日本では予約が始まり、発売は8月末とのこと。ネット上では既に盛り上がりが乱高下を見せ、様々な記事が既に上がっています。
そうした中、昨日まで「日本直送不可」だった米Amazonが今日に入って突然「直送可」になりました。ただ、Amazonさん結構気まぐれでして、突然気が変わってまたいつ「直送不可」になるか分かりません。気になる方は早めのご検討をオススメします(私、Chromebookで散々気まぐれに振り回されてきたので)。
追記:2018年8月13日 15:00 更新
しばらく「日本直送不可」になっていましたが、現在数は限られているものの、日本直送可になっています。
商品ページ右下の「Other Sellers on Amazon」から、
リストの先頭にあるセラー「Beach Camera Same Day Shipping」が同じ$549.00で米Amazonの倉庫から日本への直送が可になっています。
最短の「AmazonGlobal Priority Shipping」を利用してもトータルで$619.08です。この文章作成時点で残り在庫が4になっていますので、気になる方はお早めに。
また、以前文章にしましたが、米国老舗のB&Hが以前から日本発送可で取扱いがあります。
米Amazonが直送不可になった後もB&Hはずっと受け付けていまして、トータルの金額はほぼ変わりません。
こちらの記事は意外と読まれていなかったので、ネット上で悲嘆の声が続々と上がる度に「B&Hにあるのになぁ」とずっと思っていました。B&Hは日本に発送可、返品や交換も受け付けてくれる数少ない良心的なお店の一つです。購入を検討される際には是非選択肢の一つに入れて欲しいな、と思っています。
キーボードやマウスはまだ直送可で販売していますので、一時的に注文が増えて予定していた販売数を超えただけの可能性も充分にあります。ただ、米Amazonの場合、このまま1~2ヶ月在庫が回復しない場合や、回復しても突然日本直送が不可になる場合、発送まで1~2ヶ月に変わる場合も多々あります(それが前述の「Chromebookで散々気まぐれに振り回されてきた」の理由)。
煽りたい訳ではないのですが、海外から購入する場合、こうしたことが多々ある(可能性がある)ので、「あ、そうなんだー、買えるなら、少し様子見て考えようかな」と思っていると、そのまま買えなくなることもあるので注意が必要かな、と思っています。まぁそれで「仕方ないか」と思える方であれば、今米Amazonで買おう、という選択肢は元々ないと思うので、それほど問題はないかもしれませんが。ただ、この状態でももちろん数日で回復することもありますので(ここも気まぐれ)気になる方はこまめにチェックするか、「Email Me」から入荷メール登録をしておくことをオススメします。
(ということで、本文に戻ります。)
実際、この後触れますが、昨日まではAmazonで検索すればSurface Goは4GB版も含めて普通に検索結果に出てきましたし、更に今回の関連アクセサリーも合わせた「Surface Go特設ページ」もあったんです(私はそこで発表された日にチェックしてカートに入れておいた)。それがいつの間にか無くなっています。
ということで、単純に販売情報だけ載せてもすぐに価値が薄れてしまう気がしましたので、今回は後半で米Amazonと個人輸入における税金等も含めたお金のことについても触れてみました。お時間のある方は折角なので合わせてご参照下さい。
ということで、とりあえず肝心のSurface Goです。
ちょっと4GB版はカートに入れてなかったので、今すぐに見つけられないのですが、数日前までは「Surface」専用ページ(バナー)が検索すると普通に表示されてたんです。そこから辿って、気になっていた8GB版とキーボード、マウスと日本直送不可だったけどとりあえずカートに入れておいたんですね。
で、英語キーボードについてはいつの間にか見つけにくくなってしまっているのですが、
マウスも一応あるんですが、$34.99ですし、日本でも買えないわけじゃないので、日本で発売されてから買っても良いのかな、と思います。キーボードも日本語キーボードが良い方は同じく日本発売後に単体で買うとか。
で、今回に限らず、毎回Chromebookの海外からの個人輸入について書いている私ですが、ネットを散策していると結構「関税がかかる」と思っている方が多いようですね。国内に届いてから受け取り時にお金を払うこともあるため、それを関税だと勘違いされている方も多いのですが、パソコンは(関税は)無税です。
取られているのは「日本国内における消費税等」。この「等」というのは、ここに通関手数料とか地方税とかそういった諸々も含めた金額になっているからです。大まかな金額としては「商品代金の60%」に8%をかけた額(消費税)と、あとちょっと払います。
ちなみに、何で海外で買ったのに日本の消費税を払わないといけないんだ、と時々言う方が(実際に)いらっしゃいますが、それでしたら是非現地で現地の税金を納めて頂ければ、と思います(そもそも米国でも表記価格に地域によって税金が追加されることをご存じない方も多いので、余計に誤解を生みやすい)。
ちなみに米国の場合、州税地方税が地域によって税率が違いますが、国が徴収している訳ではないのでそのまま国からは還付されません。この辺りはお店によって色々なRefundの方法を提示しているようですが、「海外で買ったのに日本の税金を納めるのはおかしい」という方、冗談では無く実際に結構多いので敢えて触れておきます。
こちらが今回、Surface Go (8GB RAM, 128GB)を配送方法として最安($4.99)、9~12営業日の「AmazonGlobal Standard Shipping 」を選択した場合のトータル金額です。(最速の2~4営業日のGlobal Priority Shippingを選んでも$10高くなるだけです)
合計で$598.31(約67,300円)です。但し、ここでまた一つ補足です。この金額に更に先ほどの「日本国内における消費税等」や「関税」が追加でかかると思っている方も多いのですが、かかりません。Amazonの場合にはこれらの予めかかるであろうと予測される額を上記画像の下から2番目の「Import Fees Deposit:」という形で予め含めています。今回であれば$44.32(約5千円)をデポジットとして預かっておくよ。ここから諸々の税金払っとくねということです。で、先ほども書きましたが日本においては「パソコンは関税は無税」のため、前述の消費税等(通関手数料なども含めた)だけになるんです。そのため、結構半額近く忘れた頃(1~2ヶ月後)に戻ってきます。
最後に注意。支払時にカード払いを「ドル建て」にするか「円建て」にするか選択できるのですが、ドル建てをオススメします。これ、円建ての方が分かりやすいから~と選んでしまう方が多いのです。
ただ、先ほどの画像の下の方に「Applicable Exchange Rate」って項目があると思うのですが、ここご覧頂くと「1 USD = 116.8628922427 JPY」となってます。ちなみにこの文章作成時の単純なドル円レートは「1 USD = 112.39 JPY」です。4円近く高いんです。もちろんドル建てであっても、カード会社の為替手数料が発生しますので単純に112.39円では計算されないのですが、流石に4円高くなることは稀です。なので、お使いのカード会社にもよりますが、基本的にドル建てを選択されたほうが良いかな、と思います。
ということで、米Amazonで購入した場合の大まかな金額についても触れてみましたが、「英語は不安だから」という方は幾らであろうと国内で買うことをオススメします。初期不良、保証(初期不良に関しては米Amazonはかなり手厚いのですが)なども考えた上で(勿論技適マーク等々も)日本で買うのが一番です。そのために日本に支社があり、サポート拠点があるんです。私も基本的には日本で買います。
ただ、今回のように「既にOfficeは365で月額で契約しているから今更要らないんだけど」という場合もあると思います。そんな時にはこういう方法もあるんだよ、ということで心の何処かに留めておいて頂けたら、と思いました。