昨日から立ち机でもアーユルチェアーでもなく、床に正座してテーブルでChromebook Flipで作業しております。
たまたまテーブルの上に、最近使っている腕時計を無造作に並べておいたんですね。何か時計について書こうかな、と思いまして。そうしたら、意外と綺麗に撮れたのと、自分の時計の好みの傾向に何となく気づいたので、触れてみたいと思います。
靴同様、腕時計もシンプルでスタンダードが一番です。
もちろんあくまで私の好みの問題ですが、最近はほぼ上の6本を廻しています。というか、他の腕時計がどこにいったかすぐには思い出せないかもしれません。大体人間それぞれに、興味のあるもの、無いものによって自分の器のような物があり、それを超えると処理しきれなくなるものだと思っています。
私は革靴や腕時計が好きなので比較的多くなりますが、それでも最近は6足、6本くらいが限度です。
で、見てみると似たような時計ばかりなんです。アナログならアラビア数字の3針、デジタルだと薄くてシンプルな機能のもの。価格も結構スッキリ価格です。
アナログはアラビア数字の3針が最も落ち着く。
どうもアラビア数字好きみたいなんです。特に今まで意識してきたつもりもなかったのですが。
SEIKO 5のお気に入りは何本もある内のなかで、やはりこれ。SNK381KC。革ベルトに替えています。
SEIKO 5や海外SEIKOについては語り始めると止まらないので、興味のある方は以前書いたこの辺りをご覧ください。SEIKOはやっぱり素晴らしい。これからも5は変わらず出し続けて欲しいと思います。
そしてCASIO STANDARDのアナログの名作MQ-24。
先日、海外からの旅行者にも人気で「日本で必ず行ったほうが良い本屋さん」の一つに選ばれているお店の店員さんがこれしてました。このブログのロゴのカブトムシを描いてくれた女性なのですが。とても似合ってました。シンプルカワイイウォッチです。
同じチプカシが身近にいたので嬉しくて「僕の時計も同じです」って言ったら「鈴木さんいつもかなり高い時計してるじゃないですか。私のはホント安いんで」と何か誤解されておりました。同じMQ-24です。
[腕時計] CASIOのもう一つの定番MQ-24から、アナログ時計の魅力を改めて考える。
CASIOもホント、すごい時計を作ったものです。デジタルのカシオだとばかり思っていましたが、アナログのこのデザインのバランスも素晴らしいです。
以前このブログで一回だけ載せたことがある、ランゲ1815。多分上記の女性はたまたまこれしてるの見た時があったので誤解したのだと思います。確かにこれだけ他の5本と値段は違うけれど、良い時計、という点では違いはありません。ただ、その分、私が敢えて暑く語らなくても良いかな、という気がしているので、ほとんど取り上げていませんが。
デジタルも面白いしシンプルが一番です。
デジタル!私はこの多機能をどれだけ薄く、かつシンプルに詰め込んでいるかを思うとたまりません。別に多機能でなくても良いのですが。最近はかえって多機能でも覚えられなくなってきてるので。
デジタルもそれなりに暑く書いているので、興味のある方はこちらをどうぞ。
CASIO STANDARD DIGITALで一本を選ぶのであればこれだと思う、A158W。
これはいつ腕にしても素晴らしい。何なんだろう、絶妙のバランスの上に成り立っているデジタルだと思っています。もちろんこの後に取り上げるF-91WやF-28Wも同じなのだけれど、スーツやジャケット、となるとこちらのほうがしっくり来るんですね。
左は先ほどのアナログMQ-24。そして今では廃盤になってしまったF-28W、そしてチプカシで最も有名かもしれないF-91W。
F-28Wが今では手に入らないのは本当に悲しい。確かに沢山の種類があるのだけれど、F-28Wの魅力は唯一無二だったと思うのです。
[腕時計] 世界の最後の日や人生最期の日にする腕時計を選べ、と言われたら絶対選ばないCASIO F-28W。
これだけは本当に残念。カシオには是非頑張って欲しかった。
基本的には細くても長く地味に続いている定番が好きなんです。
こうして眺めてみると、一部例外はあるものの、国産で手に入れやすく、また細くでも長く定番として続いているものが好きなんですね。ランゲ1815だって、36ミリから40ミリ、38.5ミリと大きさは変わっても(私のは40ミリ)定番の一つとして続いています。日本じゃないけど。
[腕時計] 日本で暮らしていて「ありがたいなぁ」と思う日本製品の素晴らしさ。今回は主に腕時計について語る。長いよ。
残りの5本はF-28Wを除けば今でも普通に買えます。きっとこれからも続いていくと思うモデルだと思います。もちろんただ定番だから選んだ、という訳でもないのだけれど、結果として気負わず腕にできて、けれどジンワリと魅力を感じ「続けられる」ものって、どうしても定番が多くなってしまうのだと思います。
長く続いてきたのには、それなりの理由があるのだから。革靴のリーガル2504NAしかり、廃業してしまったけれど、三交製靴ラギッドシューズしかり、です。
[革靴] 昭和から平成にかけて、全く形を変えず日本人の足元を支え続けてきたベンチマーク的革靴。REGAL 2504NAの魅力。
[0794-201505] ありがとう三交製靴。私の最後の注文は旧MG73、牛革一文字親子穴タイプラギッドシューズ。
あなたの定番は何でしょうか。ふと自分の身の回りにあるものを並べて眺めてみると、新しい発見があって面白いのではないか、と思います。