もしかしてこのまま最適化されないのではないか、と半分以上諦めていたFacebookアプリがようやくiPhone 6 Plusの画面に対応してくれました。
一画面に表示出来る件数はあまり変わった印象はないのですが、表示文字数が多くなってくれたので、何となく気持ち良いです。Messengerが先に対応していただけに、切り替わるときにもちょっと気になっていましたし。
今回はこちらの内容の続きです。
iPhone6 Plus到着から一週間。私の愛用アプリのPlus画面適正化対応状況。
画面が大きくなって変わったこと。
私の読書のメインはつい最近までAmazonのKindle Paperwhiteでした。E-Inkの画面は目にも優しく、また持ち運びのしやすさと画面の見やすさのバランスがちょうど良い大きさということもあり、大量に自炊してPDF化していた書籍まで敢えてKindleで読むこともあったくらいです。
唯一の欠点は、じっくり読む際にはあまり気にならないとはいえ、やはり描画が若干もたつくこと。また気になった文章をハイライトさせる際にも反応が少し遅く悪いので、もう少し改善されればなぁ、と思っていました。ちょうどそろそろKindleの新型が出るようですが、さすがにPaperwhite、2013と買ってきた私としては、Kindleを毎年買う気にはまだなれません。
もちろん気楽に読むのには非常に良いと思いますし、私の場合Amazonのプライム会員ということもあり、「Kindleオーナー ライブラリー」が利用できますが、こちらはKindle端末でのみ読むことが出来ます。ですのでこれからもPaperwhiteは愛用していくのですが、今回iPhone版のKindleが6 Plusの画面に対応してくれたこともあって試しに使ってみたところ、思った以上に使い勝手が良いのです。
それが上の画像ですが、左が6 Plus、右がPaperwhite 2013です。写真ですと大きさがイメージしづらいので、「いや、Paperwhiteのほうが読みやすいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ここで見て頂きたいのが一画面中の文字数です。
一見同じように見えますが、実際に6 Plusでしばらく読んだ後にPaperwhiteを見てみると、何となく字が余裕がありすぎて、もう少し一画面に文字が多く入ってくれればなぁ、と思います。
液晶画面の大きさ自体は、PlusとPaperwhiteでは縦はほぼ同じ(12cm)で、横幅がPaperwhiteのほうが2cmほど大きいのですが、余白が多い分、表示文字数は少なくなります。その分Plusですと文字が小さくなる、ということなのですが、小さいと見にくい場合には文字サイズを変えればある程度は解消されます。
最近はKindleアプリもアップデートされてきた中でハイライト含め機能も少しずつ改善されてきましたし、Amazonアプリからは直接は購入出来ないものの、普通にSafariからAmazonを開けばKindleもそのまま買えます。ダウンロードはLTEですし、空き容量の心配もないので(128GB)漫画も入れっぱなしで大丈夫です。
と、大きな画面の良さというより、PlusとPaperwhiteの違い、みたいになってしまいましたが、要は何が言いたいかというと、「一画面に表示出来る文字が多いって素晴らしい」ということ。「大画面万歳」とも言えますね。
Facebookも画面が対応したことで、かえって老眼の方には辛くなった、といった意見も出ているようなので、万人に受けるかどうかは別ですが(その辺りは端末の、というよりもOSとアプリの対応如何ですが)画面の大きさと表示可能文字数、そして端末自体の大きさのバランスを考えると、常用するには私の場合現時点では6 Plusはまさに最適です。
ひとまず常用アプリはほぼ揃ってくれたので
細かい不具合等はまだまだありますし、私の全ての愛用アプリが対応してくれた訳では無いのですが、ひとまず主要どころが対応してくれたことで、私の中ではほぼPlusでいけるな、と思っています。カメラの性能もかなり良いですしね。普段使いにはこれで十分過ぎます。Ingressも地味にiOS8に対応しましたし(画面は拡大ですが。)
あと欲を言うのであれば、i文庫が対応してくれること。今の拡大でも不便ではないのですが、漫画を読んでいるComicGlassが対応させてきただけに、ついつい欲が・・。
私の中では間もなく1ヶ月が経ちますが、Facebook、Evernote、Kindle、するぷろが対応しているだけでも既にかなり満足です。それだけで換えた甲斐があったというものです。あとはGoogleのAnalyticsの対応アプリで対応している何か良いものがないか、ということと、メールアプリ、RSSリーダーかな。Twitterもアカウントが2つあるだけに、標準のアプリだけというのが無念。この辺り、何か良いものがあれば良いのですが。
細かいところではまだまだPlusの画面に対応したアプリ自体少ないですし、既に1ヶ月が経ってしまいました。その間メジャーアプリの中でも何度もアップデートがされながらも画面最適化の気配が一切ないものもかなりありますし、その辺りは今後も難しいかな、と。ATOKもやっと少し実用に耐えられるようになってきましたけれど、発表時に心躍った程には今後も改善はなさそう(OSの関係上できなさそう)な気もします。
とはいえ、私の中ではかなり評価の高い端末ではあります。あ、でもここで挙げたことはAndroidであれば普通に今までも出来ていることかもしれませんが。それでもiPhoneを選んでしまう何かがあるのかもしれません。