[不惑] 40歳になり、ブログも4年目を迎えるので、このブログの文章のベースにある20代~30代を振り返ってみます。

[不惑] 40歳になり、ブログも4年目を迎えるので、このブログの文章のベースにある20代~30代を振り返ってみます。

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2018年3月に私も40歳になりました。今も果たして40歳を不惑と呼べるのかどうか、半分ネタのようになってしまっている部分もありますが、個人的にここ最近、色々と心境の変化も出てきているので、ここで改めて書いてみたいな、と思います。

こうした区切りは、何か劇的な変化をもたらしてくれる訳ではないのですが、自分の中で振り返り、またちょっとした変化を起こすには良い機会だと思っています。

20代、30代それぞれの10年を振り返ってみると。

私の昔話なんぞに興味はないとは思いますが、もし良かったらお付き合いください。

振り返ってみるとその心境や生活の変化がこのブログにも現われているので、これからを考えた時、何かこれまでの20年間をうまく積み重ねた上での10年にしていければいいな、と思っています。

正直、あまり参考にはならないかもしれませんが、このブログを読んでくださっている方の年齢層も幅広いので、「こうはなっちゃいけないな」とか「こいつは何も考えてこなかったのか」とか「意外といるものだな」など、何か感じて頂けたらいいな、と思っています。

このブログの根っこにある、モノに次から次へと手を出していた20代。

20代から30代にかけて手を出したモノで手元に残っているモノってほとんどないんです。

今年に入ってからも結構多くの質問や感想を頂いています。しっかりお返事しなくては、と思っている内に気持ちが間に合わなくなってしまってお返事が遅れてしまったり、ということも相変わらずあり、折角頂いているのに申し訳ないな、と思っています。ごめんなさい。

その中で時々頂く質問に「今まで何足くらい靴買ってきた(持ってた)んですか?」というものがあります。電子書籍でも取り上げた内容でもあったので、興味を持たれた方も結構いるのかもしれません。

正直、100足を超えた辺りで数えるのをやめたので正確な足数はわからないのですが、この辺りの話が私の20代をよく表しているかもしれません。

元ネタは他にあるようですが、日本が世界に誇る時計ジャーナリスト広田雅将(@HIROTA_Masayuki)さんのツイートを見まして、最近靴に関して漠然と思っていたことを文章にしてみようと思いました。 ...

とにかく入ったお金が右から左へと出ていく、私の元に留まることがほとんどなかった10年でした。元々の革製品好き、革靴好き、腕時計好き、文房具好きといった部分が、社会に出てある程度お金が入るようになり、またそうしたモノに日々接することの多い仕事でもあったので、若さ故に暴走した、といっても良いのかもしれません。

今考えると、それなりに収入あったんです。ただ、目の前にあるのが100万なんて普通に超える腕時計ばかりでしたし、革靴も20万30万くらいのものばかり手にしていたので、モノと自分の感覚がズレていたんですね。スーツだけでなくシャツ等も含め上から下まで合計すると、そんな「それなりに収入があった」とはいっても20代の若造には不相応な金額だったと思います。

そうして次から次へと「金額的には」「ブランド的には」高額ではあっても、決して私自身が一流(一生モノと並んで私が未だに違和感を感じる言葉)であったわけでもない、勘違いをした日々を送っていたわけですが、ただいくら買っても満たされないものはあったと思っています。モノも留まらないんです、自分の手元に。また留まっていても、自分の意識が向かなかった。だから、次から次へと新しいモノに目が行く。だから、40歳になった今も手元に残っているモノって非常に少ないな、と思います。

このブログで書いていることの根っこには、多分この20代が前提にあって、それを30代の自分が振り返った時の心境が結構影響しているな、と思っています。一生モノという言葉が嫌い・違和感を感じるのも、この辺りからきています。

虚しさから反対に振り切れてしまった30代と、そんな中で生まれたこのブログ。

そういえば何故か能率手帳ゴールドだけは続いています。

何か大きなきっかけがあった、という訳ではないと思うのですが、ただ、30を過ぎた頃に、ふと何もかも虚しくなってしまったんですね。別に20代で莫大な富を築いた訳でもなく、収入だってたかがしれたものですし、悟るほどのものでもないのですが、やっぱりモノとの接し方、生活の仕方が自分に合ってなかったのだと思います。10年もそんなことやってりゃ疲れます。

あるとき、壁一面に広がる高額な革靴を眺めていて、「何やってるんだろうな・・」と急に冷めてしまいまして。何となく異常だなと思ってしまったんです。もちろん靴をたくさん持つことが異常なのではありません。実際に私よりもっとお金を使っている人も、足数を持っている人もたくさんいますし、それで楽しく、また健全な付き合い方をされている方も多いとは思います。ただ単に私の生活水準に合わなかった。それだけです。

それが決定的だったのが恐らく2011年の東日本大震災です。私に限らず、あの時思い切り今までとは逆の方向に生活が振り切れてしまった方もいるのではないか、と思います。私は何か被害があった訳ではありませんが、気持ち的に多分切れてしまったんだと思います。そういう時、(勿論人にもよりますが)人は極端な行動に走りがちです。

私とモノ、どちらが住人か分からない程、家の中に溢れ、住むスペースを圧迫していた、これらの革靴、同様に高額のスーツやコート、更に腕時計諸々、そのほとんどを手放してしまいました。中には以前このブログでも触れましたが、ある深夜に苦しくなってしまってゴミ袋に手当たり次第に詰め込んで何袋も捨ててしまった(多分昼間だったら冷静になってしまって出来なかった)こともあります。

元々仕事が高額品を扱うものだったこともあり、上質で比較的高額な物を身にしていました。スーツとかジャケットとかですが。 格別高額というほどでもないのですが、それなりにはしていたと思います。毎季節何...

正直、今もちょっと後悔してます。思い出すんですよ、処分したすべてではないのですが、その内のごく一部が。時々蘇ってくるんです。「あれ、捨てなきゃ良かったな・・」と。まぁあのまま持っていても、そのモノが本当に自分にとって「捨てなきゃ良かった」モノだとは気付かないままだったとは思いますが。

とここまで書くと、自己啓発系の情報商材のセールスレターのお馴染みのストーリーみたいな雰囲気になってしまいますが、安心してください、この後に(レンタルした)高級車や札束や高級ホテルの写真は出てきません。

私の30代って、今まで自分に足してきたものを否定して、モノも生活も削っていった10年だったのかな、と思います。一回0にしようと思っていた、とも言えます。そこまでモノ要らないでしょ?そこまで生活にお金必要?それよりももっと何か大切なことってあるよね?

そんな時期に再開したのがこのブログ(ブログ自体は20代から色々やってきていたので)です。

うん、こう振り返ってみると、別に特別な事でも何でもなく、どこかで見たような、思い切り時代の流行に乗っかってるだけの人だな。良くいるパターンの意識だけ高い系の30代だ。今改めて文章にしてみて気付いた。結構恥ずかしい。間違っちゃいないんだけど、読まれている方、結構気付かれてると思うんです。肝心な部分が抜けてるな、と。それが冒頭で挙げた「こうはなっちゃいけないな」とか「こいつは何も考えてこなかったのか」とか「意外といるものだな」と感じた方もいるであろう部分です。

基本的な生活の感覚が抜けてるんです。多くの方が、例え面倒であろうとも、しっかりやってきて、築いてきたもの。持っているであろう一般的な、常識的なもの。金銭感覚もそうです。典型的なダメ人間かもしれない。ちょっと悲しくなってきたぞ、書いてて。40にもなって今頃気付いたのか、お前。

20代も30代も否定する気はありません。否定したら読まれている方にも失礼です。

私、もちろん20代も30代も好きです。それがないと今の自分はありませんから。

と、ここまで書くと、またお前は20代だけでなく30代も否定するだけなのか、と思われるかもしれません。ただ、個人的には否定したい訳じゃないんです。私がこのブログで書いてきたモノとの付き合い方は今も違うとは思っていません。それを自分にとって今までも、そして今も身近な革靴を例にとって「お手入れ」という形で文章にしてきましたし、これからも発信していきたいと思っています。

だから、既に電子書籍買われた方も、読み放題で読まれた方も、安心してください。別に嘘言ってるつもりも装ってるつもりもありません。

ただ、最初の頃からこのブログを読まれている方は気付かれているとは思うのですが、文章の調子もこのたった3~4年で結構変わってるんですよね。最初の頃って結構煽ってたり、「してはいけない」的なものが多かったと思うんです。ある程度知識も増えてきて、自分の中にプライドもあったりすると、気になって仕方がないんです。で、無駄に絡むんです。革靴のお手入れしてない人を見ると黙っていられなくなる。で、普通に言えば良いのに、ちょっと挑発的な書き方しちゃう。発信の仕方を間違えるんです。

いま、ちょっとその傾向が出ているのがChromebookについて発信してるもう一つのブログとブログ用のTwitterアカウントかな、と。大体少し知識というか知恵がつき始めると、そういう傾向が出てくるのかもしれません。大丈夫です、もう少しすると落ち着いてくると思うので。

ということで、ここ最近のこのブログでの革靴とお手入れに対しての態度って、変わってはいないのですが、「好きな靴を選べば良いと思うよ」「お手入れに不正解ってないから。毎日その靴と接している、会話しているあなたが感じた答とやり方が正解です」といった感じになってきていると思います。最近頂いている質問への返事もこういったものが多いと思います。ただ、言い訳かもしれませんが、私の中では責任放棄しているつもりはありません。むしろ以前より大変。前の方が言い切れる分だけ簡単だったかもしれない。

ただ、最近になって気付くんです。これ、私がまだ靴の仕事をしていた頃に、凄いなぁ、と思い尊敬しつつも、でもその態度や言葉(上記のような)に少し反発やもどかしさも覚えていたある先輩の言葉に似てきたな、と。私は結局仕事を離れてしまったので、その域に達することは出来ません。ただ、離れているから発信出来ることもあると思っています。だから、私はその先輩方のようにはなれないけれど、その分その先輩方が日々その世界にいるから出来ずにいることを代わりに出来たらいいな、と思っています。その一つがこのブログのような形なのかもしれないな、と思っています。

20代30代をベースに、今まで欠けていた基本的な生活の感覚を加えて組み立てていきたい。

さて、で、不惑を迎えて冒頭のテーマに戻るわけですが、これからの10年で何をしていきたいか、というと、結局このブログの名前のようなこと(Life Style Image)なんですね。この名前、少し痛さもあるかもしれませんが、この3語って結構色々な解釈が出来て、それぞれの組み合わせ次第でまったく意味も形も変わってくるな、と感じています。個々の単語として考えても良いんですが、2語を組み合わせても良い。だから、30代で始めたこのブログもLife Style Imageではあるんです。ただ、もう少しそこをしっかり、ある意味堅実に組み合わせて、組み立てていきたい。

20代と30代の自分を否定はせず、その中で得たものをしっかり発信していきながらも、同時に40代を迎え、いい加減しっかり自分と家族の人生についても考えていこう、と。今更ですが、文中にもあるように今までちゃんと考えてこなかったお金や生活のことも含めて、これからをしっかり組み立てていこう、と。遅いですか?そんなこと、ちゃんと20代でやっとけ、と思われるかもしれません。結構この文章書いてて恥ずかしかったりします。

ちょっとね・・そんな20代30代だったので、お金のこととか生活のこととか入ってくると、切ない部分も出てくるとは思うんです。そんな少し恥ずかしい、あまり見栄えの良くない部分を敢えてこういう場で晒してどうするんだ、というツッコミも自分の中ではあるのですが、折角こうして続けてきて、この名前になって4年、前のブログから数えると8年になる訳ですから、これからも続けていこう、と。何度も以前から触れてはいるのですが、「数年後に思い出して久しぶりに覗いてみたら、まだこのブログ続いていたんだ」と思ってもらえるような、そして「なんか最近自分の生活見直し始めたらしい」「でも相変わらず靴に関して書いてるな」みたいな懐かしさと新しい発見を感じてもらえたらいいな、と思っています。

と、今書いていて、ホント狙っていた訳じゃないのですが、このブログとして再開(公開)したのって2014年4月16日なんです。この日に形作って移行して、翌17日に最初の文章書いてます。実質今日が3年目最後の日。

スワールトゥは10年以上前にロングノーズが流行った際に、如何に足を長く、また細く見せるかという理由から考案されたデザインの一つです。靴単体で目を引きやすく、目立ちやすい。にも関わらず、多くの方にとってはその「目立つ」という長所を活かせず、むしろ逆効果となってしまっています。その理由について簡単に触れました。私の中ではビジネスシューズではなくファッションシューズです。

懐かしい。でも最近リライトしたから面影あまり残ってないけど。でも、それからほぼ4年後の4月15日にこの文章書こうと思ったんだから、タイミング良いのかもしれないな。

ということで、不惑を迎え、20代30代を振り返りつつ、現在の気持ちを改めて文章にしてみました。相変わらず長いですね、私。

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「靴磨き」というと、革靴が好きな方が休日に趣味の一つとして時々気合いを入れて磨くモノだと思われがちです。けれど、私は実際には「靴磨き」と「靴のお手入れ」は別のものだと考えています。

革靴が趣味でない方は靴磨きは必要ありません。ただ、帰宅したら「毎日」、その日履いた靴を「1分間」、靴ブラシで埃を落して布や磨き用のグローブでから拭きしてあげてください。それが本書で伝えたい「毎日のお手入れ」です。毎日の歯磨きや洗顔と同じです。靴に余計なケアは不要です。けれど最低限のケアは必要です。

多くの方にとって「靴磨き(お手入れ)って何も特別なものじゃなくて、毎日の歯磨きや洗顔のような日常なんだな」と感じて頂き、より革靴を身近なモノに感じてもらえたら、と願っています。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

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