この一週間(2021.03.29-04.04)の、かぶ的なChromebookの話題について振り返ってみたいと思います。
今週ピックアップした話題はこちら。
なお、今後この手の振り返りは週刊かぶとしてまとめていきたいと思います。
HPのハイエンドChromebook、x360 13cが週末に更に値下げで心が揺れに揺れる。
以前このブログでも実機貸出レビューをしたこともある、HPのハイエンドChromebook、x360 13cが今週末、更に値下げで安くなっています。
- HP Chromebook x360 13c-ca0001TU スーペリアモデル
(Core i3-10110U / 8GB RAM / 256GB NVMe M.2 SSD) 140,800円(税込) → 81,000円(税込) - HP Chromebook x360 13c-ca0002TU エグゼクティブモデル
(Core i5-10210U / 8GB RAM / 256GB NVMe M.2 SSD) 151,800円(税込) → 86,500円(税込) - HP Chromebook x360 13c-ca0003TU スイートモデル
(Core i7-10510U / 16GB RAM / 256GB NVMe M.2 SSD) 173,800円(税込) → 98,000円(税込)
スペックや使い勝手などの細かい部分は以前のレビューをお読み頂きたいのですが、
現時点(2021年4月4日)でも国内外見渡しても現行個人向け最強モデルとも言えるこのモデルが最上位のCore i7モデルでも税込10万円を切ってきた、というのはかなりの衝撃でした。モデルチェンジの気配があるならまだ分かりますが、発売からまだ4ヶ月しか経っていませんし、4G/LTE対応(楽天モバイルもOK)、指紋認証付でスペックも申し分ありません。
「現在愛用しているChromebookがほぼUS配列キーボードなので、JISかな配列が交じると同期の点で設定上面倒になる(設定画面にUS配列とJISかな配列が両方入ってしまうので)」という個人的な理由と、あとは好みが分かれるものの、プライバシーフィルターSure Viewの視認性が個人的には多少慣れない部分を除けば、あとはほぼ文句がないモデル。で、10万切って販売されてしまうと、もう基本的に海外モデルに目を向けなくて良いのではないか、と思うくらいの状況です。
いや、ホント私、この週末買う一歩手前まで悩みに悩んでるんです。ただ、個人的には指紋認証部分除けば、手元にはEnterprise入りの法人向けモデルであるDell Latitude 5400があるので、これに代わりうるか、という部分でギリギリ踏みとどまっている状況です。(あちらは一世代前のCPUとはいえ、32GB RAM、1TB NVMeで、LTEも対応なので)
ということで、この週末私の頭の中のある程度の部分をこのモデルが占めていました。
ハイエンドChromebookが国内でもこの価格帯まで下りてきた、というところに、ここ最近の国内でのChromebookの活況ぶりを感じてしまいました。(あまり興味のない人には「いよいよ売れずに投げ売りか」と思われるかもしれませんが、そもそもこの価格帯のモデル、大量に売れることは想定していないので。)
国内でも発売が待たれるRyzen搭載のLenovo ThinkPad C13 Yoga Chromebookが米Amazonでクーポン適用$599.99に。日本直送も可。
話題のトラックポイント付きChromebook、ThinkPad C13 Yoga Chromebook。国内でも発表されたものの、世界的な流通諸々の事情でなかなか販売が開始されない状況が続いています。一部ネットショップ等で価格は出ているものの、10万円超えでもスペック的には下位のモデルだったり、と、いざ発売されてもかなり厳しいのではないか、と思われていたのですが、米国では一足先に発売されておりました。で、800ドル後半だったのですが、いきなりのこの価格です。
いきなりの値下げで699.99ドル、更に現在100ドルオフのクーポンが適用され、599.99ドルに。セラーはAmazonではなく「NextGen Outlet」というところですが、発送がAmazonとなるため、ありがたいことに日本直送可となっています。
スペック的にもAMD Ryzen 5 Pro 3500C、8GB RAM、128GB SSDとほぼ問題なし。バックライトキーボードや指紋認証付き、USIペンも付属してこの価格。個人的にはUS配列キーボードの方がありがたいので、こちらも前述のHP x360 13cと同じくほぼ文句なしなんですよね。むしろ価格的にも、またThinkPadということを考えても、こちらをものすごく試してみたい。
で、早速国内ユーザーでもお馴染みのタケイマコト(@pcefancom)さんや、最近イメージチェンジをされたばかりのへれん(@Helen_Tech)さんが早速注文された模様。既に発送されたようで、13~14日頃には手元に届くようです。羨ましい。私もいくか。
Chromebookで「縦書き」「ルビ付き」を実現したGoogle Workspace用アドオンツール「こどもSuite®(スイート)」新発売
普及が進んでくれば、こういう部分もこうして解決策が色々出来てくるんだよね。縦書き、ルビ付きが出来るのは一般でも需要ありそう。
Chromebookで「縦書き」「ルビ付き」を実現したGoogle Workspace用アドオンツール「こどもSuite(R)(スイート)」新発売 https://t.co/ZocDfsAAdb @PRTIMES_JPより
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) April 2, 2021
昨年から今年にかけて、GIGAスクール構想の需要で国内でもだいぶ話題になってきたChromebook。ただ、以前から言われてきた「日本ならではの悩み」として「縦書きが出来ない」というのがありました。学校教育において、縦書きが出来ない、縦書き表示が出来ない時点で駄目でしょ、という声も時々目にします。
ただ、需要が出てくると、やはりそれに合わせて動き出す流れも出てきているようで、今回ゼッタリンクス株式会社がGoogle Workspace用のアドオンツールという形で「こどもSuite®(スイート)」というものを発売するようです。(全国の小学校向け)
もちろんこれはOSレベルでの改善というわけではなく、あくまでアドオンツールでの対応、それも別途購入(導入)という形にはなるのですが、こうした需要が増えてくれば、他OS同様、様々な動きが今後出てくる可能性はあるわけです。
「Chromebookは〇〇が不十分だから」といった話はよく出てきますが、そりゃ普及当初は色々と問題点や改善点はあると思います。それらが改善されるかどうか、そうした流れが出てくるかどうかは、結局は普及次第、どれだけユーザーが増え、そうした声が出てくるか、ということだと思っています。その意味では、元々の絶対数の少ない個人ユーザー向け市場より先に、一気に普及の流れが進む教育市場に注力する、というのも正しい方向なのかもしれないな、と思っています。
ということで、今後一般向け、個人向けにも縦書きが使えるようになることを期待しています。
公開したYouTube動画は1本。来週はCM3関連で追加で公開できたら、と考えてます。
今週YouTubeチャンネルで公開した動画は1本(2021.03.31)でした。
この動画に合わせて、このブログでも補足というか、改めてこの話について文章にしています。
ここで改めて内容について書くと長くなってしまいますので省きますが、こうした漠然とした内容はなかなか反応も少ないし、需要があるか分からないのですが、今後もコンスタントに上げていきたいな、と思っています。あとは、もう一本くらい動画上げられたら良かったな、と。
ということで、来週は先日レビューしたASUS Chromebook Detachable CM3がようやく入手出来そうなので、色々コメント等で質問いただいていた点や、細かい使い勝手や活用について、動画を公開できたら良いな、と考えてます。
ということで、YouTubeチャンネルのほうでも引き続き「Chromebook」「靴のお手入れ」を中心にコンスタントに動画を公開していきたいと思っていますので、チャンネル登録もお願いします。
ということで、今後も「週刊かぶ」的な1週間毎の振り返りをしてみたいな、と思ってます。
ということで、今回久しぶりに1週間の振り返り的なことをしてみました。私自身がリアルタイム、速報的なブログ記事の出し方があまり向いていないようです。なので、その辺りは他のChromebookユーザーの方々におまかせするとして、私としてはTwitter等でその辺りはフォローしつつ、でもブログでも1週間に1度くらいのペースでまとめて振り返れたらいいな、と思っています。
今のところ、YouTubeチャンネルでの動画配信と、このブログの更新との配分を考えながら、コンスタントに続けていけたら、と思ってます。