昨年発表され、「2025年1月中旬より受注開始。2月より出荷を開始。」とされていた、富士通クライアントコンピューティング（FCCL）の新作Chromebook、FMV Chromebook 11Kが富士通WEB MARTで注文可能となりました。
[富士通WEB MART] FMV Chromebook 11K : 富士通
プレスリリース時点では価格が未定でしたが、蓋を開けてみたら税込55,000円。
スペック、仕様は教育現場向けでありながら、今回のモデルは「学生の家庭での学習用など」を想定はしているものの、教育市場向けではない、とされていたので、予想では頑張って64,800円、恐らく69,800円くらいだろうな、と思っていたのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。現時点でのお届け目安は「2週間程度」となっています。
今回のこのモデル、スペック的には「Kompanio 520 / 4GB RAM / 32GB eMMC」と必要最低限。これだけを見てしまうと11.6″というコンパクトさは意見が分かれるものの「ちょっと実使用には不安が残る」「せめて8GB RAMや64～128GB eMMCで出てほしかった」という意見が出てくるのもやむを得ないのかな、という気はしています。
もちろん見るべき点は多く、実際に私もサンプル機を1週間程度お借りしましたが、しっかり作られた本体、重量バランスも良く、使っていて安心感があります。
またキーボードは富士通お馴染みの「キーボードマイスター監修」ということもあって、専用に作られたキーはタッチも良好、また全モデルであるFMV Chromebook 14Fで惜しかった点でもある「タッチパッドの反応がイマイチ」といった点も改善されていて、しっかり指に追従してくれるところは道具としての安心感がありました。
この辺りについては昨年末、YouTubeチャンネルのライブ配信で少し暑苦しく語りましたが、
「初めから用途を明確にして選ぶのであれば、思った以上に使い勝手が良いのではないか」
というのが個人的な印象です。
ただ、とは言いながらも、前述のように予想していた販売価格「頑張って64,800円、恐らく69,800円くらい」では、幾ら私のようなニッチな層には刺さったとしても一般的には難しいだろうな、と考えていただけに、今回の税込55,000円は正直良い意味で予想外です。
このモデルについてのレビューはまだ公開出来ていませんが、嬉しい誤算でしたし、なるべく早めに公開出来るようにしたいと思っています。
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