[かぶ] 実売3万円。ASUS X205TAが持つ、高スペック多機能機には持ち得ない魅力を考えてみる。

[かぶ] 実売3万円。ASUS X205TAが持つ、高スペック多機能機には持ち得ない魅力を考えてみる。

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一昨日の夜、ASUS好きのZenBlogさんがASUSのEeeBook、X205TAを購入されました。その過程がTwitterのTLに流れてきてからずっと注目していまして、気がついたら私もこのモデルが急に気になり始め、昨日も時間を見つけてはこのモデルについて調べていました。

ASUS EeeBook X205TA | ノートパソコン | ASUS 日本

情報を集めてみると、予想以上に評判が良い。いえ、良いどころかかなりの好評価です。

もう挙げていけばキリがないくらいです。発売から時間も経ち、当初はWindows 8.1だったOSもWindows 10版が改めて出たり、とかなり寿命の長いモデルのよう。

このモデルの魅力については上記のそれぞれのブログのレビューなどで実際に使われている方の生の声を聴いていただいたほうが良いと思いますが、主に「価格の安さ(3万円)」と「軽い(980g)」「バッテリーが持つ(公式11.3時間)」といったところが挙げられています。これらの長所が良い具合に活かされたコストパフォーマンスの高いWindowsノートPCといったところかと思います。

1172-201602_ASUS EeeBook X205TA

その機種の良さが良さとして受け入れられるバランスというのは意外と難しい。

この「良い具合に」というのが実はなかなか難しくて、それはコストをかければ実現する、というような簡単なものでもなく、そのバランスの取り方がなかなか難しかったりします。

この2日間、色々なサイトやレビューを眺めながら、気がつけばかなり惹かれてしまっている自分がいました。勿論だからと言ってすぐ購入するわけでもなく、また冷静に考えれば敢えて買う必要はないのですが、にも関わらず惹かれてしまうのは何故だろう、と思いました。

そこで、今手元にある2台のノートPCを振り返りながら、このX205TAの魅力について私なりに考えてみたいと思います。

手元のChromebookとWindowsの2 in 1タブレット端末から考える。

1172-201602_acer c720 ASUS T100HA

今、手元には2台のノートPCがあります。一台がChromebook。Acerのc720です。もう一台がWindowsの2 in 1タブレットPC。ASUSのT100HA-128Sです。どちらもこのブログでは折に触れて(もしくは複数回のレビューで)取り上げています。

用途としてはChromebookに+αの何かが欲しい人向け。

1172-201602_acer c720 ASUS T100HA 03

X205TAはその価格や使い方を考えると、前者のChromebook的使い方に近い。いえ、Chromebookで物足りない部分(+α)をどうしても補いたい方にとっては非常に魅力的な商品なのかな、と思いました。それは、Officeであったり、Chrome以外のブラウザや、ちょっとした画像の編集加工用のアプリだったりそれぞれです。

価格もChromebookの相場とほぼ同じ(3万円程度)。となると、Chromebook要らないんじゃないか、と思われるかもしれませんが、それでも私は今もChromebookの魅力は褪せてはいないと思いますし、これからも愛用し続けるだろうな、と思っています。

同じ3万円程度の機種として考えた場合には、恐らくChromebookで出来ることに関しては、このX205TAよりもChromebookのほうが一段階程度は快適度が上だと思います。

よりハイスペック、高価格のWindowsノートPCにはなかなか持てない魅力。

WindowsノートPCとしては、3万円という値段を考えればそれなりに使える、といったところがこのX205TAの魅力だと思うのです。単にスペックだけを考えれば、私の場合、既に手元にあるT100HA-128Sのほうが上です。恐らく処理速度もこちらのほうが快適でしょう。

ただ、ここが不思議なところでもあるのですが、T100HA-128Sや、むしろそれ以上にハイスペックのノートPCにはない魅力がこのX205TAにはあります。それが「気負わず」「割り切って」使える快適さです。それは単純な処理速度ではなく、気持ちの上での快適さです。この数値に表せない「快適さ」がとても大切なのではないか、と最近特に思うようになりました。

人はつい、お金や選択肢が出来てしまうと、あれもこれもと欲張ってしまう。

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X205TAに出来ることは、勿論T100HA-128Sには出来ます。処理速度もストレージの余裕も含め、恐らく出来ることはT100HA-128Sのほうが多いでしょう。けれど、そのためT100HA-128Sの場合には「つい欲張ってしまう」のです。欲張りたくなってしまう、と言っても良い。

折角それなりに快適に動くのだから、あの作業も任せてしまおう。これならあのソフトもそれなりに動くだろうから、入れておこう。

6万円も出したのだから、もっと色々使わないと勿体ない気がする。6万円出したのだから、これくらい出来て当然なはずだ。そんな気持ちも生まれてきてしまいます。これは更に価格が上がるとより求めるものも多く、ハードルも高くなってくるでしょう。○○円出したのだから、元を取らなければ。

また、価格が上がるほど、人はつい扱いに慎重になります。傷を付けないように、保護フィルムも貼って、カバーも新調して。そうした一つ一つが無意識に神経を使わせます。持ち歩くのが億劫になってしまうこともある。高価な革の手帳や靴が必ずしもその人にとって最も使いやすく愛着の沸くものになるとは限らないのもそれが原因だと思います。

「割り切り」と「用途の明確化」が出来ているとこれほど気楽なツールはないかも。

X205TAを褒めている方のレビューを見ていると、みなさん一貫して「割り切って」使っています。いえ、割り切って使えている方ほど、このモデルはしっくりくるし、その魅力も感じやすいのかな、と思います。

低価格や、決して高くはないスペックが分かっているからこそ、敢えて色々なものを求めない、最初から求めようとも思わないところに、このモデルの気楽さがあると思います。だから、ハマる人にはぴたっとハマるのでしょう。

最近の私で言えば、先日購入して以来非常に使用頻度も上がり、上がることで益々愛着が増しているAmazonのFireタブレット 8GBがそれに当たるかな、と思います。私はこのタブレットにAmazonのサービス以外の機能や用途は最初から求めていません。

昨日触れたAmazonのFireタブレット 8GBが先ほど届きました。 好きだなぁ、こういう尖った端末。 どこか私の好きなポメラやChromebookを思わせます。これをプライム会員に4,000円...

1159-201601_Amazon fire Tablet

T100HA-128Sで同じ事(割り切った使い方)が出来るか、と言われると、私には出来ないんです。何故なら、そこそこ色々出来てしまうから。出来るとなると、デスクトップPCに任せれば良いような作業も中途半端にこのモデルでもやろうとしてしまう。そうなると、そのモタツキであったり、といった細かい部分が気になり始める。長所ではなく短所が目に付くようになります。

最初からこれしか出来ません、と分かっている、それを分かった上で、その用途のためだけに買うモノというのは幸せです。使う側も目的が最初から明確なので、その目的に対して快適であれば、それが魅力に変わります。

Chromebookがピタッとハマる人と、いまいちハマらない人の違いもそこにあるのかな、と思いました。

漠然と何となく色々出来ればいいな、という人には恐らくX205TAやChromebookは合わないでしょう。

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では私の場合、このX205TAが手元にあったら、どういう使い方をするでしょうか。

私のノートPCの主な、というよりもほぼ大半の用途はブログの更新です。これだけであればChromebookのほうが処理は速い。速さ以外にも隠れた魅力があるのですが、それはここでは触れません。ただ、Chromebookでの悩み、複数の画像ファイルの一括での加工や編集といった作業がChromebookは少々惜しい。

そして、最近私は(名前だけ出していますが)クラウド型アウトライナーである「WorkFlowy」を非常に多用しています。ブログの更新もこれを使い始めてからとてもやりやすくなりました。また、書き溜めておくことも容易になりました。正直今の私にはこれは欠かせません。

WorkFlowyに興味を持たれた方は、下のリンクから登録されると、無料で1ヶ月に使えるライン数が250増えます。私も250増えるのですが、私は既に有料プランに変えてしまったので(ライン数無制限)意味はありません。ただ、これから試しにまずは無料で使ってみる方にとっては最初の時点で250ライン多く使えるか使えないかはかなり使い勝手に変わってきますので、興味のある方は是非下記リンクをご活用下さい。

WorkFlowy – Organize your brain.

もちろんクラウド型アウトライナーなので、Chromebookとも相性が良いのですが、唯一の悩みは私のメインのブラウザがChromeのため、なるべくChromeではWorkFlowyは使いたくないのです。既に使われている方ならご存じかと思いますが、FirefoxをWorkFlowy専用にすると非常に快適になります。しかしChromebookではFirefoxは当然ですが使えません。

正直これだけです。私の場合は、(簡単な)画像の編集加工ソフトとFirefoxが使えるだけで問題ありません。

ブログの更新も、アウトライナー(WorkFlowy)も、自宅のデスクトップPCの前だけで行うものではなく、出来れば家でも外でも何処でも気軽に開いて使いたいものです。こうした用途に求められるものは、「扱いに慎重にならない=気負わず使える」「持ち歩きが苦にならない=気軽に鞄に放り込める」「バッテリーが一日余裕で持つ」ことの3点です。まさに冒頭で挙げたX205TAを気に入っている方々が魅力として挙げている部分と重なります。

1172-201602_ASUS EeeBook X205TA 02

私がこれらを満たすのに現状で最も良い方法は何でしょうか。

手元のChromebookとT100HA-128Sでそれが出来れば問題ないんです。特にT100HA-128SでX205TA的使い方が出来れば万事解決です。そのために必要な事は、より高いスペックでも何でも無く、単に如何に自分がT100HA-128Sに求めてしまう用途を絞り、割り切れるか、更にこのT100HA-128Sを気軽に鞄に放り込んでいつでも何処でも使い込める気負いのなさを持てるか、という点にかかっていると思います。

スペック表を見ているだけでは、その優劣を数字だけで判断しているだけでは見えてこない世界と魅力。常々このブログでも書いてきてはいたのですが、改めてそれを感じさせる魅力をこのX205TAは持っているのかな、と感じています。

このX205TAはデザインもなかなか格好いいと評判ですね。なかなかに魅力的。

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「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」

続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

Chromebookはまだまだ日本では馴染みが薄いですが、Googleが開発したOSであるChrome OSを搭載したPCです。

海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

是非あなたのスマートフォンやタブレット、Kindle端末などに入れて持ち歩き、気が向いた時に読み返して欲しいな、と思っています。