[かぶ] bellroy Phone Case – 3 Cardは革質云々抜きにしても完成度の高いiPhone用ケースです。

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[かぶ] bellroy Phone Case – 3 Cardは革質云々抜きにしても完成度の高いiPhone用ケースです。

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スマートフォンは決して一生モノではありませんが、日常で最も触れている時間が長いツールの一つです。常に目にし、常に触れているモノである以上、過度に拘る必要はありませんが、疎か、適当に使っていては勿体ないと思っています。

例えば液晶表面。落としやすいのは分かりますが、ひび割れた状態で使っている人が意外と多い。これ、毎日、毎時間ひび割れた画面を見続ける訳です。ひび割れが好きな方なら構いませんが、常に気持ち良く使っているのと、何となくヒビが気になりながら、もしくはそれすら無関心になって使い続けているのとでは、感性や気持ちの上で大きく違いが出てくると思います。ストレス溜まるでしょ

同様にスマートフォンの手へのフィット感。これも同じで、常に手のひらを通じて触り心地が脳に伝わります。持っていて気持ちが良いな、持ちやすいな、何となく触れていたいな、という感覚というのは、瞬間瞬間では大したことがなくても積み重なると大きい。

まぁ、そんな「男の一生モノ」みたいな言葉を並べ立てなくても、単純に、やっぱり「自分なりに」いいなぁ、と思うスマホを使っていたくありませんか?

スマートフォンのケースで5千円強は「高い」のか。

人それぞれ、などと言ってお茶を濁すのではなくちょっと考えてみてください。あなたはどうでしょうか。

スマホをこよなく愛する人たちの書かれる文章を眺めていても、意外とケースに関してはそこまで拘りはないのかな、と思います。5千円を超えると「高い」、「CP悪い」「高すぎる」といった感想が多いのは、スマートフォンのスペックには興味はあっても、スマートフォンの魅力はあくまでデジタルガジェットとして、であり、本体以外にお金をかけるのは勿体ない、と考えているからなのかな、と。

革好きとしてはスマートフォンに関してはその辺り共感してもらえることが少なくて寂しいのです。革と言えば水に弱い、汗に弱い、というくらいで、雑に手荒に扱って「アジが出ます」というのじゃ勿体ないと思うのです。それ、アジとはちょっと違うと思うから。

そうした中で、スマートフォンのケースよりもむしろギミック好き、モノをあまり持ち歩きたくない男性に評価が高いのがbellroyの一連のコレクションです。主に財布。

以前から海外に限らず、国内の小旅行や松本、佐久、石巻などを訪れる際の持ち物については常に考えてきました。そんな中で定まっていなかったのがお財布です。特に海外に関しては、今まで常に探している状態です。 ...

2年近く前にTravelウォレットについて触れたのですが、一緒に取り上げたabrAsusの薄い財布のほうが反応が未だにあります。まぁ私自身も実物を店頭で手に取ってみたら、薄さを重視したためか、イマイチ革財布としては手触り等が気に入らなくて結局買うことが出来ませんでした。

まぁ、前置きが長くなりましたが、bellroyはそれ以来、覚えてはいても購入候補には挙がらない「ちょっと惜しい」「自分の求めている方向性とは少しズレる」革製品に過ぎませんでした。ところが久しぶりに気になり始めたのです。

きっかけは「擦れキズ」を気にしなくて良い、革製のカバーを探したこと。

元々私のiPhoneには何度か取り上げていますが、mod-3 RADIUS case for iPhone 6を着けています。これ、iPhoneのケースの触り心地を活かしつつも傷になりやすい角やカメラのレンズ部分を保護し、フォルムも美しい良ケースです。

iPhoneはなるべくケースに入れずに持つのが良いと思っています。きっかけは6 Plusを使っていた時に片手で欲張ってスマホ腱鞘炎になりかけたことですが、その時気づいたこととして、このサイズと重さ、厚...

iPhone6s-mod-3-radius-case-04

ただ、非常に惜しいことに、弱冠緩めに作られているためか、ネジをしっかり締めても徐々に4隅のパーツがズレて少しグラグラしてくるんです。動いてしまうので、傷防止のためのパーツが擦れて本体自体を傷つけそうで、ポケットや鞄から取り出す度に少し気になってしまいました。

iPhone6s-mod-3-radius-case-05

綺麗なのに何となく4隅が動かないように少し神経質になってしまう。何のために着けているのか分からないなぁ、と思い始めまして、そんな時に思い出したのがiPhone SEでも使っていたAppleの純正レザーケース。

先月中旬よりSIMフリー版iPhone SEを家族との連絡やネットバンキング、ワンタイムパスワードなどの専用端末として使っています。メイン端末かと言われればZenFoneのほうが触っている時間は長いで...

これ、最初はローズゴールドに黒の組み合わせがイマイチな気がしていたのですが、実際に使い続けてみると革の手触り、手への馴染みがとても良い。吸い付くような感触が気に入ってしまいました。それならiPhone 6sも純正レザーケースにしようかな、と思っていたのですが、そんな時にたまたま見かけたのが今回ご紹介するbellroyのケースです。

Phone Case – 3 Card – Slim Leather Wallets by Bellroy

相変わらずbellroyはイメージ動画がうまい。以前のTravelウォレットの時も動画にはやられました。

Phone Case – 3 Card – Slim Leather Wallets by Bellroy

Bellroy Phone Case 3 Card

私が惹かれたポイントは3つです。

  1. 本革であること。
  2. 本体をしっかり保護しながらも、ローズゴールドの本体との相性も良さそうなこと。
  3. 内側にSIMカード入れがあること。

順番に書いてみます。

ベジタブルタンニング・レザーにポリマー仕上げ。

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側面は革ではありませんが、もっとも手に触れる部分が革です。ベジタブルタンニング・レザーとのこと。高級感がある、とか上質な革、とかそういう感じでもありませんが(基本的にどんな価格帯の革でも「革」というだけでもそういう謳い文句が多いので、商品説明やレビューの革に対する記述はある程度差し引いて考えましょう。)それでも革というのは独特の触り心地があるのが不思議です。それが魅力でもあります。

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と少し厳しめに書きましたが、悪くないです。この雰囲気。本体の薄さを損ねないように革自体も非常に薄くなっているため、カードの挿入部分は、カードが入っていないとちょっと見た目も気になりますが、カードが入っているとフィット感があります。これ以上厚い革にしてしまうと本体自体の厚みがかなり出てしまうので、この辺りがバランスが良いのかな、と思います。

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ちなみにカード自体は上から1枚、下から2枚挿せるように想定して作られているようですが、使い始めの現時点では下は2枚は厳しい。これから使っていく内に多少伸びてくれば2枚入りそうですが、サッと取り出すには多少手強いので、1枚で使うのが良いかな、と思います。

Rose Goldにも相性の良さそうな色と、一体感のあるデザイン。

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厚みは背面のカード挿入部分があるため(今回は3枚入れられるタイプを選んだため)その分厚みが出てしまっていますが、一体感のあるデザインは好印象です。ローズゴールドのiPhoneとの組み合わせも、ケース側面の色との相性も悪くありません。カラーバリエーションが比較的豊富なのもありがたいところ。

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ケースを使うことでiPhone本来の手触りなどは活かせませんが、前述したような「ケースを付けることで却って傷が付かないか心配になる」こともなく、気負わず使えるのは大きいです。

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旅先で意外と便利な本体内蔵SIMポケット。

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先月末に訪れた台北。その際にはSIMロックフリーのiPhone SEを持っていったのですが、iPhoneが意外と不便なことはシングルSIMだということ。日本で使っているSIMを抜いた後に、滞在中に別途保管しなければなりません。これが意外と面倒です。実際に台北松山空港の中華電信のカウンターの下にdocomoのSIMが落ちていました。誰かが急いで入れ替えた時に落としていったのかもしれません。

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今回惹かれたのがこのケース内側のSIMポケット。出来ればピンも一緒に入れられれば良かったのですが、これがAppleの純正レザーケースではなくbellroyのこのケースを選んだ大きな理由でもありました。勿論革の質云々も私にとってはかなり影響しますが、とはいえその部分がある程度満たされれば(今回の革は悪くはないので)こうしたギミックが魅力になってきます。

ケース自体がかなりキツく填まるので、頻繁に外すことは出来ませんが(結構面倒なだけでなく、外す際にケース側面の電源ボタンやボリュームボタンを傷めてしまいそうなキツさ)、海外滞在中にそれ程頻繁にSIMカードを入れ替える訳ではなく、あくまで滞在中に一緒に持ち歩ける(無くさない)ということが大切なので、この部分はとても好きです。

厚みが気にならなければ、手への収まりも良く、革好きも充分に満足出来る良ケース。

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いや、良いです、このケース。bellroy、今まで食わず嫌いでごめんなさい。基本的な部分はしっかり作られた商品でした。これ使っている内にTravelウォレットも改めて欲しくなってしまいました。

手に持った感覚、また背面にSuicaなどを挿せることを考えると、私の中では以前iPhone 5の時に気に入っていたppyple Active caseと印象が似ています。

間もなく2年になるiPhone5を愛用しています。Apple製品ならその形も含めて楽しまないと、などと言ってむき出しのまま使っていました。 今までそれ程使用頻度がなかったので、綺麗なまま一年半が...

あれも厚みは出てしまったものの、手への馴染み感は悪くありませんでした。薄い本体は確かに魅力ではあるのですが、持ち歩く、実際に操作するにはある程度は厚みがないと手への収まりも悪く不安定な面もあるのかな、と改めて思います。

iPhone本体自体もしっかり保護しながらも、革の手触りも悪くなく、またカードもSIMカードも一緒に持ち歩ける。旅行だけでなく日常でも気負わず使えるこのケース、大変気に入りました。

しばらくはこのケースで使っていきたいと思います。

Phone Case – 3 Card – Slim Leather Wallets by Bellroy

Bellroy Phone Case 3 Card
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スマートフォンのケースで5千円強は「高い」のか。

きっかけは「擦れキズ」を気にしなくて良い、革製のカバーを探したこと。

Phone Case – 3 Card – Slim Leather Wallets by Bellroy

ベジタブルタンニング・レザーにポリマー仕上げ。

Rose Goldにも相性の良さそうな色と、一体感のあるデザイン。

旅先で意外と便利な本体内蔵SIMポケット。

厚みが気にならなければ、手への収まりも良く、革好きも充分に満足出来る良ケース。

  • スマートフォンのケースで5千円強は「高い」のか。
  • きっかけは「擦れキズ」を気にしなくて良い、革製のカバーを探したこと。
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  • ベジタブルタンニング・レザーにポリマー仕上げ。
  • Rose Goldにも相性の良さそうな色と、一体感のあるデザイン。
  • 旅先で意外と便利な本体内蔵SIMポケット。
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