[0379-201412] 私の年収、多いですか?イメージ出来ない限り、私は私の生活水準でしかモノを考えられません。

[0379-201412] 私の年収、多いですか?イメージ出来ない限り、私は私の生活水準でしかモノを考えられません。

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私の年収、多いですか?

以前働いていた時は、年収だと大体500万くらいでした。
私は「そこそこ貰っているけれど、まだまだ少ないな」と思っていました。
仕事はそれなりに大変で、同僚の中には「給料低いよ。こんな仕事、長くするもんじゃないよ。」と言う人もいました。そんなものだと思っていました。生活も決して余裕があった訳ではありません。
次の仕事は、年収で200万超になりました。半分です。
同僚は普通に200万超で(少ないけれど)当たり前だと思っていました。
あるときたまたま私のその前の仕事の話になり、500万という金額が出たとき、「それだけあれば、だいぶ楽な生活が出来るじゃん」と言われました。
その通りだと思いました。けれど、200万でも生活も決して余裕がある訳ではありませんが、とりあえず生活していました。
500万の時には生活が厳しくて気付きませんでしたが、200万になってみると、あ、2倍以上も貰って何が厳しいのかな、と切なくなりました。

あなたの収入はいくらですか?

さて。
あなたの年収はいくらですか?
私の話に出てきた500万と200万という金額を聞いて、多いと思いましたか?少ないと思いましたか?
何を贅沢な話をしているんだ、自慢か。と思われた方もいると思います。
反対に、え?そんな収入で生きていけるの?と思われた方もいると思います。
そんなもんでしょ、普通。と思われた方も勿論いるでしょう。
人生はお金じゃない、とか、人それぞれ、とかそういう話は抜きで考えて下さい。
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自分の金銭感覚と生活の「常識」は自分限定。

例えば大学を卒業してそのまま一つの会社で勤め上げる。転職など考えたこともない。
その方にとっては、今、自分の目の前に提示された給与の金額が標準です。
その給与が「普通」で、恐らく「ちょっと足りない」と思い、自分の仕事は「それなりに大変」だと思っている。
その収入に合わせて食事をし、娯楽や教養にお金を使い、結婚(するかもしれません)し、子どもにお金を使う(かもしれません)。
自分の生活をそれなりに恵まれていると思うか、厳しいと思うかは人それぞれですが、おそらく「そんなもの」だと思っている。
これ、300万であろうが、600万であろうが、1200万であろうが、恐らく同じだと思います。で、これより下がったら生活が苦しくなるし、人によっては「そんな生活出来ない」と思うでしょう。
実際何とかなっちゃうんですが。

テレビ・放送業界は楽な生活?

テレビ・放送業界の年収が高いことが、時々話題になります。
とりあえず、今検索してトップに出てきたサイトをそのまま載せますが、多少のずれはあっても、これくらい、というイメージはつくと思います。
テレビ・放送業界の年収・給料、売上高ランキング-年収ラボ
1位のフジ・メディア・HDで1506万円、2位のTBSホールディングスで1499万円。テレビ局だと大体1400万くらいです。全体の平均年収で平成25年で994万円。
これが結構叩かれたりしますが、冒頭でも触れたように、恐らく働いている方々にとっては決して余裕のある生活では無いと思います。
といっても、彼らも外でこの年収持ち出して「生活楽じゃないよ」とか「これでも少ないくらいだよ」なんて下手に言うと叩かれるので口にはしないかもしれませんが。
彼らには彼らなりの生活水準があり、同じように子どもやローンに日々お金がかかっていて、そんなに余裕がないと思っているでしょう。
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みんなそれぞれ自分が「普通」か「ちょっと足りない」と思っている。

妻は看護師ですが、患者(利用者)やそのご家族の中には、この人何しているんだろう?というくらい、もの凄い土地やお金を持っている人がいるそうです。
かと思えば、患者(利用者)もご家族もともに生活保護を受けている、という方もいる。
生活保護を受けている方は(受けている、という認識がある方は)別かもしれませんが、皆さんそれぞれ、自分の生活水準が「普通」か「ちょっと足りない」と思っています。

政治家や官僚は本当にお金を持っているのでしょうか。

テレビで政治家や官僚が問題を起こすと、すぐ叩かれます。
お金の問題だと特にそうです。
そういう時、「政治家や官僚はお金持っている」と思っていませんか?
汚職事件を起こす度に、「国民の生活より金が大事なのか」という発言がよく出てきますが、本当に政治家や官僚は既にお金がありあまる程あって、更にお金を求めているのでしょうか。
先ほどのテレビ・放送業界でも、政治家・官僚でもそうですが、ここに私たち(同士)の壁や溝があるのかな、と思うのです。
みんな、他の人の生活も年収も知らない。とりあえず、自分の日々の生活が決してお金が有り余っている訳では無く、苦しいということだけは知っている。
他の生活をしている人、というイメージがまったく沸かないんですね。だから、自分よりちょっと収入のある人がお金で何かやらかすと、途端に叩きたくなる。
先ほどの汚職した政治家がではそこまでお金に執着していたか、と言われれば、きっと私たちと同じ程度だと思うのです。
また、国が無駄な公共事業にお金を使っている、税金の無駄遣いだ、とすぐ叩かれますが、本人たちは決して敢えて無駄遣いをしている感覚はないと思います。
だって、よく考えて下さい。私がいくら「ギリギリまで切り詰めて無駄のない生活をしています!」と言っても、きっと私より収入の低い人が見たら「無駄遣いだ」と思いますから。
で、もし私がそういう人たちからことある毎にお金の使い方を非難されて、「私たちのことを考えていない。贅沢な暮らしをしやがって。私たちのことよりもお金がそんなに大事か」と言われれば、その内ウンザリしてくると思います。
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それぞれ自分の金銭感覚でしか判断出来ない。

世の中には貧しい人がたくさんいます。
そんな言葉はよく聞きますが、実際にイメージ出来ますか?とともに、その貧しい人、というのが、どんな気持ちで日々生活しているか、イメージ出来ますか?
単純に自分の収入に比べて少ないから、生活が厳しいに違いない。貧しくて辛いに違いない、日々絶望しながら生活しているに違いない、という感覚で接しても、決してうまくいきません。
勿論中にはそういう水準やそれ以下の人もたくさんいるとは思いますが、自分の収入を基準に考えると、間違えると思います。
みんな、自分の金銭感覚で物事を判断しています。他の生活レベルの人を想像出来ません。想像出来ないから、そこに交流は生まれないし、生まれないから、気付くこともない。
だから世の中何だかんだ言いつつも平和に無事に廻っているのかもしれませんが、だから格差や貧困の問題というのが解消されないのかもしれませんね。

イメージせずに見た目で叩いている限り、問題は解消されません。

よく公務員の給与を下げろ、と言われますが、実際公務員の現実を知らずに叩いている訳です。
そのレベルって、今もし自分が同じような論調で叩かれたら、どういう心境になるか、イメージすると分かるかもしれません。
誰だって、今の自分の生活と給料を叩かれて、おまえらがたくさん貰ってるのが悪い、給料下げろ、と言われたら反発しますよ。
そんな人たちの為に何かしたいなんて思いません。
いま、あなたの仕事の取引先やお客さんが突然やってきて、「たくさん給料貰いやがって。俺らの生活は厳しいのに。給料下げろ。」と言われて、納得出来ますか?
どこの世界でも、結局そんなことが日々繰り返されているのかなぁ、と感じるとともに、この収入や世代間のギャップやイメージ出来ないという問題は、どうすれば解消されるのか。
冒頭に戻ります。
私の収入、多いですか?

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続いて、「Chromebook」に関する文章を一冊の本にまとめました。

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海外では特に米国の教育市場を中心に急速にシェアを伸ばしてきています。日本ではAppleやMicrosoftが教育市場向けのモデルを出すと、一般的に「iPad対抗」「Surface対抗」といった感じで一騎打ちのようなイメージを持たれがちですが、実際には海外では低価格で半分以上のシェアを獲得している「Chromebook(Google)対抗」を想定した三つ巴の状態となっています。

本書ではこのOSの特長でもあり魅力でもある、

Googleアカウントのみでどこでも身軽に移動、作業が出来るスタイルの提案であり、Chromebookはあくまでそれを実現するための仮の入れ物の内の一つ

という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

「それぞれの365日 Chromebook会報誌」

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