[0391-201412] 継続することの素晴らしさ。あなたは10年間毎日続けていることってありますか?

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[0391-201412] 継続することの素晴らしさ。あなたは10年間毎日続けていることってありますか?

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靴好きには有名なブログ「Mのブツ欲日記」。その昨日の内容から、感じることがあったので、ご紹介します。

「ブツ欲日記はどうして多くの人に読まれるようになったのか」。

たまにこう聞かれることがあるんですけど。

ワタクシがいつも決まって答えるのが

「他に読むBlogが無いからでしょう」。

やコレ謙遜とかじゃなくマジでそう答えてます。

Mのブツ欲日記」。白状します。恥ずかしながら、靴好きとしては、どうかと思った時期もありました。実際ネットでも外野は言いたい放題です。叩きたい放題。
けれど、今、改めて思うのです。言いたい放題の私たちに、果たして同じだけのものを発信できるのでしょうか。

同じように毎日続けて10年というものがあるでしょうか。

誰でも人生で一回や二回ヒットを飛ばすことは出来ると思いますが、継続させることは難しい。ましてそれで生きていくとなったら尚更です。

ブログ、というツールは10年以上前からありましたが、ネット上のサービスというのは移り変わりが激しい。
私も恥ずかしながら、ブログというものは数年で消えると思っていました。もっと便利なサービスがある、と。

それは単に飽きやすいだけのネットマニアに過ぎなかったのですが、そんな目移りしやすい中で、同じ媒体で、同じ形で、ずっと続けて行くということ。

一期一会とはいえ、想い出とともに貴重な情報が消えていく寂しさ。

このBlogを立ち上げた頃は、

私なんぞが足元にも及ばないような

面白く、詳しい知識に溢れたBlogがもっと一杯あったんですよね。

でも時間の経過とともに

ほとんどのBlogの更新が止まり、やがて姿を消していきました。

Mさん自身も書かれているように、私もこの10年以上、興味の向くままに様々なブログを眺めてきました。
なかにはとても内容の濃い、「凄いなぁ」と思うブログが多々ありました。
だいぶ勉強させて、楽しませていただきました。

今も時々思い出します。

「あ、そういえばあのブログ、面白かったなぁ」
「あの言葉、凄く良かったんだけど、どのブログだったかな。」
「何て名前だっけ?」

けれど検索しても見つからないんです。
大抵どこかのブログサービスを借りているので、既に本人も止められて削除しているんですね。

中には素敵な写真や、貴重なモノ、そして素晴らしい情報も散りばめられていました。
モノに限らず、今まで私が興味を持った対象それぞれにです。

そして、それらの大半は、今はもう見ることが出来ない。
当時はそれらの素晴らしい情報を保存する術も分からなかったですし、今とはOSやソフトも違います。
今愛用しているEvernoteやその他クラウドサービスが、今後も続くとは限らない。

もう見ることは、そして、その時ブログでお目にかかった方とは再会することは出来ないでしょう。

10年経った今も普通に続いているということは凄いことだと思う。

つまり、このBlogが毎月3万を優に超える方に読んでいただいているのは、

長く続けているうちに周りのBlogが勝手に脱落していっただけであって、

「選ばれたから」では断じて無い。

自分で言うのもアレですけど中身が濃いBlogじゃないですからね(笑)。

でも中身が薄かろうが濃かろうが地道に続けていれば、

放っておいても競合がいなくなり気がつけばその道の第一人者になれる。

継続する、というのは難しいです。
正直に言って、この「Mのブツ欲日記」どころか、ブログという形態が10年以上経った今も普通に使われているということも凄いです。

Mさんの場合は、過去に書かれた内容は忘れ去って欲しい(ちょっと語弊があると思いますが、週刊誌や雑誌のように、その時その時に流し読みで消費するような媒体であって欲しい、)と以前書かれていた気がします。

ご本人が言われるように、確かに「中身が濃いBlogじゃない」ので、私もFeedlyで毎日チェックしながらも、基本的にほとんどの記事はスルーしていますが、中には非常に考えるところの多いものもあります。
例えば今回、こうして私がご紹介するような「~」考であったり、ちょっとした思わぬ靴へのアプローチなど。

そして、10年近くも続けられていると、当時はそれ程有名ではなかったのに、今ではしっかりご活躍されている方もいらっしゃるんですね。

靴職人の@Zin_Ryuさんも私はこのMのブツ欲日記で知りましたし。

[0382-201412] 靴職人ZinRyuさんの靴を履きながら、オーダー靴について改めて考えてみた。

定番、老舗の強みは、いつでもそこにある、という安心感。

だからこそ、今もこうして見ることが出来る、アクセスすれば、そこにある、という安心感というのは大きいです。
ふと思い出したとき、「Mのブツ欲日記」と検索すれば、何年ぶりだったとしても、たどり着いてしまう安心感。

あ、まだやってたんだ、今も続いているんだ、という懐かしい気持ち。
これを築き上げるというのは、相当に大変です。

メーカーでも、老舗というのはそこが強いんだと思います。
定番品というのも、長い年月で生き延びてきた、どの時代でも愛されてきた名品です。
いつでも買うことが出来る、安心感。
これから先、何十年経っても、勿論無いかもしれないけれど、存在していてくれるのではないか、と思わせてくれる信頼。

[日常] 限定や記念モデルは自分の中では定番になれない。

[腕時計] 50年変わらず、世界で愛されて今も出続けるSEIKOを代表する時計 SEIKO 5 Automatic | Life Style Image

[腕時計] 変わらず作り続けられる、って凄いことだと思う。CASIO STANDARD DIGITAL | Life Style Image

[革靴] 50年以上続くのにはそれだけの理由がある。履いてきた人とその家族の数だけ物語がある。国産靴の雄、リーガルを想う。

だからこそ、Mさんには、これからも物欲系ブログの定番であって欲しい、形を変えずに、これから先10年後も続いていって欲しいと思っています。

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一期一会とはいえ、想い出とともに貴重な情報が消えていく寂しさ。

10年経った今も普通に続いているということは凄いことだと思う。

定番、老舗の強みは、いつでもそこにある、という安心感。

  • 一期一会とはいえ、想い出とともに貴重な情報が消えていく寂しさ。
  • 10年経った今も普通に続いているということは凄いことだと思う。
  • 定番、老舗の強みは、いつでもそこにある、という安心感。