Cloudbookって覚えてますか?いえ、Chromebookではなくて、Cloudbookです。
恐らくChromebookは所詮Chromeベースだし、ビジネスで使うにはねー、って思っていた方には嬉しいのではないでしょうか。ChromebookのWindows10版みたいな感じですか、多分。Windows10(64bit)搭載ならMicrosoft Officeも使えるし、言うことないじゃないですか、と当時少し触れた気がするのですが、気がついたら本日日本でも発売されたようです。ひとまずNTT-X Storeにて、台数限定で税込み32,184円です。
と思ったら、Amazonでも「並行輸入品」だけれど販売されていたんですね。8月に北米では発売されたものの、その後音沙汰なかった(単に私自身が忘れていただけともいう)ので、すっかりチェックしておりませんでした。
こちらだと36,900円。日本で発売、ということなのであれば、敢えてAmazonで買わなくてもその内並ぶ気もしますが、Chromebookでさえ惨憺たる状態なので、果たしてどれだけCloudbookが1モデルだけでアッピール出来るのか。ちょっとだけ心配です。
思ったよりも抑え気味のスペックなんですよ。
最近はChromebook FlipでノートPCは何一つ不自由していないくらい私の生活にはChromeOSが合ってしまっているので(万人に受けるとは思っていない)あまり覚えていなかったのですが、今回改めてスペック表を眺めてみると、意外と抑え気味、控え気味な気がします。例えば、
CPUはインテル Celeron プロセッサー N3050(1.60GHz)。
メモリは2GB(最大2GB)。
ストレージは32GBのeMMC。
ディスプレイサイズは11.6型で解像度は1366×768の非光沢パネル。
無線LANはIEEE802.11b/ 11g/ 11n 準拠。
オフィスソフトは無く、KINGSOFT Office 2013 Standardが付属。
重さは約1150gです。
ね、もしChromebookとしても特に特筆すべき部分はないでしょ。
タブレットでも動くのがWindows10なので、問題はなさそうだけれど。
そう考えると、Surfaceなどと違ってキーボードが最初から付いていて、くらいでしょうか。どの程度まで使えるのかな。
Cloudbookという名前の通り、Chromebookを意識したクラウド特化型のノートPCだと捉えていたのですが、個人的には非常に未知数です。ChromebookやChromeboxは散々試したので色々イメージは出来るのですが、Chromebook同様、クラウドのOneDriveをクラウドと意識することなく使うことが出来るのか。
というのは、私がChromebookをWindowsの入ったデスクトップPCよりも多用するようになった一番の理由が、Googleドライブとの親和性というか一体感がものすごく高いからなのです。ほとんどクラウドに保存している、という感覚がなくスムースにデータの保存や修正が出来るので、実質1TB(ちょうど2年間1TBキャンペーン中だった)のストレージのあるノートPC感覚です。いや、むしろ他のChromebookやChromeboxとシームレスにやり取り、同期出来る分、それ以上かもしれません。
で、Cloudbook、実際のところどうなんでしょう。試してみたい気もしますが、今3万円出すならお借りしている状態のChromebook Flipを自腹で購入する資金に充ててしまいたい気分でもあるので、非常に悩んでいます。
海外での評価を少し調べつつ、日本での動向を見てみたいと思います。
前回8月に書いて以来すっかり忘れていたので全く情報を集めていませんので、少し海外での評価も調べつつ、これから日本でも普通に発売されるのか、それとも今回のNTT-X Storeでの台数限定での販売がたまたまで、別に日本での展開が決まったわけでもなく、これで終了となるのか。もしくはこの年末商戦の台風の目になるのか。
少し楽しみに動向を眺めていきたいと思っています。