少し前からワイヤレス活動量計リストバンドのUP3を使っています。入浴時以外ほぼ左腕に着けたままです。
元々初代UPを日本で出始めた頃に喜び勇んで購入し、使い始めたのですが、気がついたら腕にしなくなっていました。最近Amazonのタイムセールでこの初代UPが1,980円になっていたので喜んで再購入したのですが、Apple Watchなどスマートウォッチにも同様の機能があること、また色々と気になる部分があって、結局また腕にしない日が続いていました。
ただ、こうした活動量計リストバンド(フィットネストラッカーとも言いますが)、やはりあると便利で、特にApple Watchなどでは難しい睡眠の質の計測と記録に関しては、それからもiPhoneやAndroidのこうしたアプリなど色々試していました。
私が初代UPを何度も試しながら結局着けなくなってしまった理由。
結構邪魔なんです。袖に引っかかったり。
腕周りが細いのでいつも腕時計のベルトも穴を開けないといけないのですが、そういう人にはこの初代UPはフィット感がイマイチ。隙間も大分開きますし、何より上の写真にあるように、ロゴの部分が上下に重なるので、先端が袖に引っかかったり、また厚みもあるので手首が気になってきます。
利き腕に着ければ邪魔になりますし、かといって腕時計をしている左腕にしても、腕時計自体Apple WatchやZenWatch 2など歩数等を計測してくれるスマートウォッチを着けていることが多い(Apple Watchは心拍数も計測してくれる)ので、それなら機能的に少ない初代UPを日中着ける必要はほとんどないかな、と。
また、睡眠の質の計測が出来るのは良いのですが、それもスマホのアプリなどによってはもっと細かく計測してくれるものもありますし、あとはワイヤレスで同期してくれないので、毎回スマホのイヤホンジャックに挿して同期するまでは記録が保存されないというのが意外と面倒でした。
そんな中、UP3がAmazonでタイムセール。
UP3。これまでは殆ど値引きがされなかったので、52%OFFの奇襲にやられてしまった。Amazon、商売巧すぎw 旧モデルのUP24を2個も持っていて、特に困っていなかったので、今日の今日まで、全く買う気などなかったんだけれどなぁ…。https://t.co/eJO73ax7I4
— 壱蔵 (@ICHIZO) March 13, 2016
流石に13,800円はやられました。実際、現状使える機能だけを考えると参考価格が28,598円ということ自体高めではあります。
ただ、これは張り切って機能を詰め込みすぎ(温度計による皮膚と周辺温度の計測や、バイオインピーダンスセンサーによる心拍数、呼吸数、電気皮膚反応の計測など)たのが原因なのですが、その割にアプリ側でまだ対応出来ていないのかほとんど活躍の場を与えられていないものが多いのは今後に期待。要はこの時に買っちゃった訳です。
ただ、実際に使い始めてみると、予想以上に使いやすくてハマってしまったという。これは単に価格だけで比べて除外すると勿体ないリストバンドです。
ほぼ24時間腕にしていますが、着けていることをほぼ忘れています。
重量は初代UP(S)が19g、このUP3は20gです。また太さもこうして見ると初代UPとさほど変わらないような気がするのですが、着け心地が全く違います。
UP3は(外れやすいという感想もあるのですが)私の細い腕でもサイズを変えて留めることが出来ます。フィット感は非常に良い。手首に沿うように巻き付くので、袖口の引っかかりもほとんど気になりません。
スペック比較も必要ではあるけれど、一番は着けていることをどれだけ忘れられるか。
活動量計リストバンドも最近は多く出ていますし、スマートウォッチなどでも代用できる部分もあり、このUPだけが特段優れている、という訳でもないのですが、自分が欲しい機能を考えつつ、あとは実際に腕にしたときに着けていることをどれだけ忘れられるかという部分に意識すると、うまく使えるのかな、と思います。
また、最近スマートウォッチを使っていて思うのですが、こうした測定というのは腕時計好きにとっては却って時計とは別にリストバンドとして独立していたほうが遙かに使いやすい、ということです。スマートウォッチに付いているのは確かに便利ではあるのですが、結局そのスマートウォッチを毎日腕にしていなければならない、意識していなければならない、という煩わしさがあります。
また、腕時計は入浴時以外、家に帰ってきても常に腕にしている、という方は余程の時計好きだと思います。そういう方はスマートウォッチ一本、というのは現状苦しいのではないか、と思いますし。
ワイヤレスで常にスマホ上のアプリと同期しながら、UP3では睡眠前に特に切り替えをしなくても、自動で睡眠に入った時点で検知して計測してくれる、といった部分はやはり魅力的です。これだけでも初代UPから換えた価値があったかな、と思っています。
で、本日3月19日はUP2がAmazonタイムセール中。5,800円。
今回はUP3はタイムセールにはなっていないのですが、UP2の「ブラックダイヤモンド」「ライトグレイヘックス」がタイムセールで5,800円になってます。商品ページの右上「タイムセール特価」の「タイムセール対象商品を見る」をクリックすると対象商品と価格が出ます。
競合も多いので、価格で勝負しているところもあるのかな。
UP3との主な違いはUP3は「心拍計」があることと、「レム・ノンレム睡眠高精度分析」が出来る(深い眠りと浅い眠りの計測はUP2も可能)こと。自動睡眠測定も出来てワイヤレス同期である部分は変わりないので、16gと軽いこちらをひとまず手軽に使ってみる、というのも充分にありかな、と思います。
実際UP3自体、眠っている機能はかなりあるものの、実際に使えている機能はUP2とそれほど変わりない気がしています。前回のタイムセールでUP3が出ていなければUP2を買っていたと思います。(UP2は前回もタイムセール)
ちなみに出番がなくなってしまった初代UPですが、日中は腕時計もなるべくなら腕にしたくない妻が寝るときだけ着けています。結構楽しんで使ってくれているので嬉しいです。
翌20日のUP moveに続いて、21日はUP3がタイムセール9,900円・・。
追記:2016年3月21日 2:00 更新
一昨日のUP2のタイムセール(5,800円)に続いて、昨日もUP moveがセールになっていたので、もしかして今日も何かタイムセールになるのではないか、と覗いてみたところ・・
本日、9,900円だそうです。1週間で4千円も下がりました。上の画像の「お客様は、2016/3/13にこの商品を注文しました。」の表記が少し切ない。
もう一つ、予備として持っておいた方が良いですか?