ASUSから先月発売されたスマートウォッチ、ZenWatch 2をここ最近は毎日腕にしています。質感や雰囲気はApple Watchに比べれば確かに磨き上げなど甘い部分もありますが、普通のスマートウォッチと考えるなら良好です。また大きさは小さい方(WI502Q)でも44ミリとそれでも40ミリ超えなのは少々残念ですが、これも慣れの問題とも言えます。
ただ、Apple Watchの38ミリと画面の表示サイズ自体はほとんど変わらないので、フレーム部分の面積が広く、その中にある26ミリ四方の液晶部分をどう捉えるかはかなり好みが影響しそうです。楕円形、丸みを帯びた本体の真ん中に正方形の液晶部分、その周囲は黒のフレーム。ここにどんなフェイスを選ぶかによって表情も雰囲気もかなり変わってきます。私は黒を背景にしたシンプルなフェイスのほうが似合うと思っています。
[1076-201511] ASUS ZenWatch 2 WI502Q レビュー(フェイス編)Watchであれば大切な「顔」の話。
元から付いているストラップはグローバルサイズのためか、長め。特に12時側がそれなりに長いので、腕の細い人がそのまま穴を開けてつけてみると、尾錠部分がかなり6時側、手首の横になってしまいます。これは悩み。寸短のものなり、12時側が比較的短めのストラップを選ぶのが良いと思います。
[1089-201511] ASUS ZenWatch 2 WI502Q レビュー(革製ストラップ編)日、米、英、露。革のストラップの魅力を振り返る。
と、この辺りは既にLife Style Imageでも散々書いてきたので、今日は使い勝手について。
この1ヶ月、Apple WatchとZenWatch 2を両腕に着けて生活していました。iPhoneとZenFoneの2台持ちです。ストラップを替えてみたり、時々左右を変えてみたりした中で気づいたのは、ZenWatch 2、案外良いじゃん、ということ。
もし今私がiPhoneを特に使っていない(現在家族との連絡及びワンタイムパスワードアプリのためのみに使っている)のであれば、通知その他を考えるとZenWatchで充分過ぎるほどです。
普段からGoogleのサービスに依存し気味の方であれば、使い勝手はかなり良好です。私であれば、メインのPCがChromeboxとChromebook、さらにスマホがZenFoneとなると、ZenWatchを腕にしているだけで、それぞれを使うときにロック画面から解除するときにPINコードなりパスワード入力が要らなくなります(SmartLockの連携で)
また、通知が届いた時にもApple Watchよりも分かりやすい。Apple Watchもバイブ通知にはしているのですが、バイブレーションされていない訳ではないのですが、どうも控えめなんです。時々思い立ってApple Watchを覗いてみたら画面上に赤の点(通知あり)が表示されていた、ということが多々あります。良く言えば上品なんでしょうが。
[1078-201511] ASUS ZenWatch 2とApple Watch、その方向性の違いを比べてみる。
それに比べるとZenWatch 2はとにかく通知が来る来る。勿論何を通知させるか選ぶことも出来ますが、一日に何度も天気や自宅までの距離、時間、更にハングアウトでメッセージが届けば震えますし、時報毎に震えさせる事もできます。
正直、ちょっとお節介で主張も強いくらい。それが鬱陶しい時もあるでしょうが、スマートウォッチである以上、機能性を求めるのであればこれくらいはっきりしていたほうが便利です。
時にお節介なほどの通知の量に、時には苦笑しながらも、それでも何となくZenWatch 2ばかり触ってしまったり、いじってしまうのは、そのカスタマイズ性の高さと、このAndroid Wearの持つ性質が私に合っているのかもしれません。