ASUSは昨年のZenFone 5発売で日本のスマホ市場では一気に人気が出ましたが、今年に入って2、Laser、Selfie、Laser(6インチ)と立て続けに新作を出しました。
この春先に鳴り物入りで登場したZenFone 2(ZE551ML)は性能怪獣の名の通りかなりスペックの高い端末でしたが、電池の減りが早い、CPUがIntelのAtomなので対応していないアプリが多い、といったことと重なり、思った以上にはシェアを広げられなかった印象があります。
そんな中で今回私はそんなZenFone 2を購入しました。最新のLaserでもSelfieでもなく、です。
その理由は、まだ発売から半年しか経っていないにも関わらず、その後の新作ラッシュで需要が落ちているためか、実売価格が下がっていること。2GB版はそのまま普通に2万円台後半になりましたし、4GB版もここ最近はひかりTVショッピングでポイント大量還元で実質半額近い金額まで下がっています。
[1085-201511] 連休最終日。私は既に注文済みですが、ZenFone 2とLaserが各地でお安くなっております。
単純なスペックだけを考えると、後発のLaserなどに比べてカメラの楽しさは劣りますが、それ以外の部分は却って高いくらいです。後発モデルは性能を上げたものではなく、あくまでレーザーフォーカス機能や自撮りなどカメラを楽しむことなどに特化させた分、(CPUのアプリとの相性は良いものの)処理速度などは決して高くはありません。
そう考えると、下手に後発モデルを選ぶよりも性能的には高く、それはこの実売価格(2万円台後半)の端末としてはありがたいほどのサクサク感で、一般的な用途であればほぼ不自由を感じさせないこのZE551MLは、「ハイスペックな最新機種を発売毎に8〜10万円かけて追い求めるのが好き」な層を除けば、「これで充分」と感じさせるのに充分過ぎる端末だと思っています。
もう少し欲を出したければ4GB版のほうがCPU性能も上がっていますし、将来的に64bit化されれば更なる可能性と快適さもあるかもしれませんが、現時点での価格差(2万円程度)を考えれば、一般的には2GB版で充分だと思います。
ちなみに2GB版も4GB版もQualcommのQuick Charge 2.0™に対応していますが、対応した充電器が入っているのは4GB版のみなので、2GB版を買う際には別途急速充電器の購入がオススメです。私は先日提供頂いてのレビューをしたOMAKERの急速充電器があるので、そちらを活用していますが、確かにかなりの速さで充電してくれるのはかなり助かります。
[0992-201508] 【PR】爆速充電のOmaker Quick Charge 2.0™USB急速充電器は果たして私にとって無用の長物か。
この速さを感じてしまうと、モバイルバッテリーもQuick Charge 2.0™対応のものが欲しくなってしまいますね。
最後に、この辺りの価格帯のスマホを使うのであれば、MVNOとの契約で通信料を安く抑えることは前提としても、他にも「これで充分」と思える似たような魅力を持ったモノが他にもありますので、興味のある方は合わせて御覧ください。