多くの方同様、昨日届きましたAmazon fire TV stick。各方面で絶賛のレビューが挙がっていますし、現時点では定価に戻っていますがお届けまで時間がかかるようで、その人気ぶりもかなりのもののようです。実際結論から先に書けば、なかなかの良機だと思います。普通の人ならこれ一つで映画やドラマ、動画視聴は充分な気がします。
リモコンが思ったよりも操作性が良いので、これはスマホでの操作もほぼ必要ないですし、そもそもセットアップにすらPCだスマホだといったものが不要なので、そうした点でもChromecastなどよりも簡単。気に入りました。
私の場合は時々ChromebookやChromeboxの画面をそのままキャストすることがあるので(その場合だとChromecastは流石にGoogle同士だけあって楽で便利)しばらくは併用してTVのHDMI端子に挿しておこうと思いますが、このまま問題なければ動画視聴に関してはほぼAmazon TV stick一本でいくと思います。
と、これで開封の儀だセットアップの流れなんぞを載せても面白くないと思うので、ここでは気になった点、詰まった点を2点だけ挙げたいと思います。
わが家のルーターの初期設定では5GHz帯を当初掴みませんでした。
Chromecastとの違いの一つが、fire TV StickはWi-Fiの自宅用の5GHz帯を掴んでくれること。これは単に高速であるだけでなく、2.4GHz帯と違って現行のBluetooth機器との干渉が受けにくいので、個人的にはなるべく自宅のWi-Fiは5GHz帯に統一したいところ。(ZenPad 7.0が2.4GHz帯しか掴まないのだけれど)
ところが、fire TV stickの初期設定画面で幾らWi-Fiを再スキャンしても2.4GHzしか出てきません。実際昨夜は諦めて2.4GHzのほうで使っていて全く速度的には不便はなかったので問題はないのですが、やはりなるべくなら5GHzを使いたい。他の方のサイトを眺めていても普通に5GHzを掴んでいるし、説明書でも対応されている。何でだろう、と思っていたのですが。
ルーターの使用チャネルを「自動設定」から「36(W52)」に手動変更。
昨日の今日なので、まだそれ程情報が上がっていない状態。こんな時に最も情報が集まっているだろうと思われたのがAmazonご本家の商品のレビュー。ありがたい。既にある程度集まっています。その中で見つけたのが、「ルーターの使用チャネルを「自動設定」から「36(W52)」に手動変更したら5GHzが出てきた。」というもの。
そこで試してみたところ。
あっさり掴むようになりました。ありがたい。こんな落とし穴が待っていたとは。本当に助かりました。
もし届いて「5GHzガー」と悩まれている方がいれば、参考になれば、と思います。
惜しいところ。電源アダプタ、ちょっとだけ横幅が広いよね
はい、電源アダプタです。コンセント直挿しとかされてる方なら何の問題もないと思いますが、タコ足までいかないまでも何かしら複数本繋いでいる方の場合、物によっては隣のプラグが挿せなくなります。わが家では隣が一つ潰れました。
僅かに横幅があるんですよ。これ、もうほんの僅かだけ短ければ。だ、USB接続なので保証はされていませんが、他の電源アダプタを使うというのも手かと。
hulu、Netflix、そしてプライムビデオと主要どころがこれで見られるので。
Chromecastは発表された新型は分かりませんが、現状Amazonプライムビデオは見られませんので、動画視聴に関しては明らかに後発のfire TV stickのほうが使いやすいと思います。ChromecastはどうしてもPCなりスマホなりタブレットなりとキャストしてから映さないといけないのが、fire TV使った後だと結構面倒です。あとはChromecastは2.4GHz帯だけ対応ですしね。
もちろん今も気に入ってはいますが、これから選ぶのであれば今のところはfire TV stickになるかな、と思います。
あとは、先日発表されたChromecast 2.0が果たしてどれくらいの使い勝手か、にもよりますが、日本ではまだ出ていませんしね。
速報:丸くなったGoogle Chromecast 2.0 発表。次の動画を先読み、即再生する「Fast Play」機能採用 – Engadget Japanese