私は大学を中退しています。いや、正確にいうと、退学です。取得単位は122単位。在籍年数は8年。そうです、2単位足りずに満期退学です。
アホだと思います。今ではネタとして周りにも普通に話していますし、こうしてここにも書くくらいですから、ある程度自分の中では整理はついているのですが、親にも周りにも迷惑をかけたなぁ、と思います。
足りなかった2単位は、語学です。しかも1年中国語。今思えば、やる気無いなら一回中退しちゃえば良かったんです。そうすれば、また数年経って、状況が落ち着いてから復学、という道もあったと思うんです。でも当時はそこまで考える余裕が無かった。何とか卒業できるのでは無いか、と思いながら、結局本当にあと2単位が足りませんでした。結果8年在籍してしまったので、今となっては復学も出来ません。
退学の日、大学の事務局の方がさりげなく言った言葉が何となく頭に残ったまま、何年も経ちました。
「うちではどうすることも出来ないんですが、確か足りない単位を他で取得して、学士を取得できるところがあったと思うので、調べてみてはどうですか?」
確かこんな感じの内容だったと思うのですが、どうしたら良いのか分からないまま月日だけが過ぎていきました。
それが、独立行政法人 大学評価・学位授与機構でした。
で、ですね。これ知ったのは何も今になって、ではないんです。もう5年位前から知っていたのです。けれど、時間もあったのですが、その後の私の状況は全く進展していません。
理由は、(やる気の問題、とかそういう話はとりあえず置いておいて下さい)
いまいち良く分からないんです。どうすれば良いのか。
申し訳ないのですが、サイトも良く分からない。資料も取り寄せて読んだのですが、何をどうすれば良いのか分からない。そもそも私の場合、あと何単位取得すれば申請が出来るのかも良く分からない。
そもそもそういう機構があること自体一般的にあまり知られていない。もう分からないことだらけです。で、特に実生活上学士がなくて困っている訳では無いので、また後でいいや、と。
独立行政法人 大学評価・学位授与機構に関しては、ネットで調べると、結構出てきます。私のようなアホみたいな落とし方をした人というよりは、やむにやまれぬ事情で中退せざるを得なかった人が、その後大学院で勉強をしたくて、仕事で不便を感じて、学士が必要になって、等々の理由で取得しようと思った、という話が色々出てきます。
あとは、書籍でも松本肇さんという方が以前から出されていて、改訂3版になったばかりの「短大・専門学校卒ナースが簡単に看護大学卒になれる本 改訂3版 ─総予算25万円で看護学士に!大学評価・学位授与機構活用法」という本が売れているように、主に看護師さんで考えられている方が多いようですね。
で、私のような8年満期退学(2単位不足により)の場合はどうすればいいんでしょう?
単位の取得の仕方など、人それぞれに状況が違うので、それをどう適用すれば良いのか分からないので、なかなか他のサイトを見ても良く分からない。何となく宙ぶらりんの状況のまま何年も経ってしまいました。
人は目的が漠然としていたり、そこに至るまでの道のりがイメージ出来ていないと、ななかな前に進めなかったりするものです。
よく前に進めないのは気持ちの問題だとか、やる気の問題だとか言われます。その通りだと思います。反論のしようがありません。でも、今までの何十年、色々やってみましたけど、どうも私はやる気がないようです。何度も同じことをやっていますから。
そこで考えました。気合いで自分を奮い立たせることを考えても、私の場合は難しい。であれば、無理にでもやる気になる状況を自分で作り出してあげればいいんじゃないか。それが今回はこの企画です。
正直、これが他の方の役に立つか、は分からないのですが、こういうケースで学士を取ろうと思うパターンもあるんだよ、という点では、もしかしたら参考になる人がいるかもしれない。
ということで、こちらで決意表明をした上で、これから日々少しずつ進んでいく中で調べた私の場合の状況をその都度報告していこうと思います。
正直、普通の方は・・
私の記事より、以下の記事を参考に、ご自身で動かれた方が早いと思います。