[1277-201606] キングジム 「テフレーヌ」。コクヨ ソフトリングノートとは方向性の異なる、書くときにリングが手にふれないリングノート。

[1277-201606] キングジム 「テフレーヌ」。コクヨ ソフトリングノートとは方向性の異なる、書くときにリングが手にふれないリングノート。

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日本の文房具は欧米のモノとは全く違った魅力があります。書きやすさや使い勝手は置いておいても、BICのボールペンが今も世界で愛されている理由とはまた違った魅力。発想が生んだ機能美のようなモノです。日本ならでは。そして、おもてなしを超えるおもてなし。それが常に心を捉えて放しません。
その中でも少々立ち位置が特殊ながら、ある層には熱狂とともに受け入れられる商品を出すのが、社畜用のオフトゥンでお馴染みキングジムです。


そんなキングジムが今月発売した商品が今回ご紹介するリングノート「テフレーヌ」です。

書くときにリングが手にふれない。リングノートの再開発。「TEFRENU」

1277-201606_KINGJIM TEFRENU B5 01
「リングノートの利点はそのままに、不満点を解消できるノートが作れないか」そんな探究心から、リングノートのカタチをイチから見直し(商品ページより)たというこの商品。

「リングが手にふれて書きにくい」という不満点に関しては、実は既にコクヨが「ソフトリングノート」という解決策を提案しているのですが、
ありそうでなかった「ソフトリングノート」…3年間の不満解決への挑戦 | inspi

では二番煎じかと言うと全くの別物です。恐らく目指している方向性が違ったのではないか、と思います。ちなみに私は今回「テフレーヌリングノート」を知るまで、コクヨの「ソフトリングノート」自体全く知らなかったので、そうした点ではキングジムのネットでのご活躍はそれなりに力があるとも言えます。

「リングを柔らかくした」ソフトリングノートと、「ルーズリーフの進化形」としてのテフレーヌ

もちろんテフレーヌはルーズリーフとはまた違ってあくまでリングノートではあるのですが(バインダーノートタイプは以前から発売されていた)、

  • 「リングが手に当たるなら、やわらかくすれば良いじゃない。」というのがコクヨ。
  • 「リングが手に当たるなら、当たらなくすれば良いじゃない。」というのがキングジム。

かな、と思います。結果として不2番目に挙げられていた「紙の差し替えや交換が出来ない」といった不満点まで解消された、という印象を受けます。いや、それがあったから「やわらかく」せずに「固い」まま差し換え可能、という選択肢を採ったのか。
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リングは固いままに、中央部分をごっそり取っちゃったんですね。

リングを固いままにしたことで、紙の差し替えや交換も可能になった。

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コクヨの「ソフトリングノート」は柔らかくしたことで、今までのリングノートでは不満だったもう一つの点が解消されています。それは後ほど。キングジムの「テフレーヌ」は固いままにすることで、紙の差し替えや交換が可能になりました。ルーズリーフのように使えるようになったのは大きいな、と思います。更に、先ほど「ルーズリーフの進化形」と書きましたが、それはリングノートの「表紙を360°折り返せる」という利点がそのまま残されているからです。
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スペースを取らず折り返して立ったままでも筆記が出来る、というのは確かに魅力です。ルーズリーフはそれが難しい。ちなみに私は手に当たる、というリングノート、ルーズリーフ共通の欠点のために、学生時代からほとんど使ってきませんでした。
それが今回、最近は文房具をそれ程チェックしなかったにも関わらず気になってしまったのは、それだけリングノートでリングが邪魔にならない、というのが魅力的だったからです。

コクヨのソフトリングノートとどちらを選ぶかは、リングノートの何を欠点とするかに依る。

ということで私は今回、テフレーヌリングノートをB5とA5それぞれ購入したのですが、それでは誰にでもテフレーヌを薦められるか、というとそれは別。人によってはコクヨのソフトリングノートのほうが使いやすい場合もあると思います。それが、先ほど少し触れた、「柔らかくしたことで、今までのリングノートでは不満だったもう一つの点が解消」された、ということです。

宮西さん:これまでのリングノートには、「数冊重ねるとリング同士がひっかかる・かさばる」「ページの端がバラついてしまう」といったデメリットがありましたが、D字型にすることでリングそのものがコンパクトになります。またページの端がきれいに揃うのが特長です。手が当たっているときはリングが押しつぶされますが、手を離すとすぐにD字型に戻る。自由自在に変形するリングが、書きやすさ、めくりやすさだけでなく見た目の美しさも実現しました。

ソフトリングノートはリングが柔らかくなったことで、重ねた場合でもかさばらない、という利点が生まれました。キングジムのテフレーヌはルーズリーフのように交換が出来るようにした分、中央部分のリングが無くなっても、数冊重ねた時にはひっかかりはないもののリングの厚み分かさばってしまいます。これはどちらを不満とするかで変わってきます。
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キングジム「テフレーヌ」の現時点での最大の弱点。それは「まだあまり売ってない」こと。

ということで、今回発売を知ってから妙に気になってしまい、発売日に手に入れたくなってしまった私ですが、折角のこれだけのアイデア商品ですが、現時点では最大の弱点がありました。
それが、「まだあまり売ってない。」ということです。
発売当日、私は渋谷、新宿のお店を廻りました。東急ハンズ、ロフト、丸善、更に地元の三省堂書店。
けれど、売ってないんです。お店の人に訊いても「取り寄せになりますね」と言ってくれるならまだ良い方。バインダーノートタイプは置いてあっても、今回「リングノート」が発売されたことすら知らない店員さんも結構いる状態。
更に発売日にはネットですらAmazonは「入荷未定」、ヨドバシ.comでも一週間先に入荷で予約受付中。一瞬、発売日が延びたのかと思ったくらいです。(けれど特にそういった告知もなく、お馴染みキングジムのTwitterアカウントでも「発売されました!」とあったので、発売されていたのだと思います。)
結局私は一週間後にAmazonで予約をし、ようやく数日前にひとまずB5だけ先に届いたばかりです。A5は未だ届かず。今月末になりそうです。
これで全国的に流通するようになるのであれば良いのですが、文房具です。必要だと思った時に(欲しいと思った時に)買えないのであれば常用できません。
まして学生であれば尚更でしょう。まぁリングノート自体、対象は学生より社会人なのかもしれませんが、あまりに惜しいと思います。

「目的」と「手段」が逆になる時って結構あると思う。それが楽しみでもあり魅力。

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万年筆を使いたいから手紙を書く。目的もなく書き綴る。「目的」と「手段」が逆になる瞬間です。魅力のあるモノにはそうした力があると思っています。
テフレーヌがそこまでの力があるのかどうかはまだ分かりませんが、私にとってはとりあえず久しぶりにノートを使いたくなってしまいました。
普段、ほぼ測量野帳を使っている私にとってはそれ以外の場所に何かをメモするのは情報が分散してしまうのであまり望ましくはないのです。けれど、気がつくとこのB5のリングノートを開いてしまっていることに気付きます。
文房具、筆記具って、だから面白いのだと思います。
今回の「テフレーヌ」は、語学の勉強に使おうかな、と考えています。紙も差し替えられるので、日々の勉強に良さそうです。
学生の頃、ルーズリーフの何となく大人っぽい雰囲気に憧れながらも、リングに邪魔されイマイチ好きになれなかったノート。けれど、この「テフレーヌ」でまた勉強が捗ったら嬉しいな、と思っています。

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という点をベースに、私が感じる魅力について暑苦しく書き綴っています。

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