「あなたは最新の電子黒板を知っていますか?」
2年前、そんな動画を作りました。
毎年EDIXをはじめ教育関係のイベントを見学し、ここ最近の教育市場向けモデルやここ最近の教育現場の話を現場の先生方やメーカーの方から伺ってきました。
ただ、私自身は既に学校を卒業してから20年以上経っていますし、現役の学生ではないので、電子黒板というものについても当時「黒板が単にデジタルになったもの」程度のイメージしかありませんでした。
そうした中、ちょうど2年前、さつき株式会社からお招き頂き、同社がそれ以前より発売していたインクルーシブ電子黒板「MIRAI TOUCH(ミライタッチ)」に、「ChromeOS Flex」を搭載した、ということで実際にお話を伺いました。
それから2年が経ち、さつき株式会社は電子黒板で国内トップシェアとなり、この度新しく「ChromeOS」搭載のMIRAI TOUCH(ミライタッチ)の新製品を発表するということになりました。

2年前に続き、さつき株式会社 柳 颯人氏に実演頂きました。
2年が経って、果たして国内における電子黒板はどうなっているのか。また今回「ChromeOS」を搭載したことで変わったことは何なのか。
今回も伺って話を訊いてきましたので、その内容を中心にまとめてみたいと思います。
そもそも「電子黒板」ってどんなもの?
冒頭でも触れましたが、そもそも電子黒板って何でしょうか?
「黒板がデジタルになって、そこに色々手書きが出来て、更に画像や映像も映せるようなもの」
くらいの漠然としたイメージを持っている方も意外と多いのではないかと思っています。
例えばiPadであればApple Pencilで手書きが出来ますし、実際にノート代わりやデザイン等に使っている方も多いでしょう。ノートPCでも最近はペン対応のものが増えてきました。
実際Chromebookに限らず、学校向け、GIGAスクール向けのモデルは「ペン対応で手書きが出来るもの」がひとつの要件となっています。なので、その黒板タイプのものをイメージする方も多いだろうな、と。
単に私自身がそう思っていましたし、イメージとしては今も大きくは間違って「は」いないと思っています。
ただ、これについては2年前の動画で「単にそうしたものには留まらない、(学校や企業の)現場におけるあらゆる作業を行う上での母艦のようなもの」という表現をしました。
興味を持たれた方は合わせてご覧頂けると、この漠然とした表現が少し腑に落ちるのではないか、と思います。
今回の文章ではシンプルに「電子黒板」と書いていますが、実際には大きく分けて3つの種類に分類されます。
- インタラクティブホワイトボード(IWB):従来のホワイトボードにインタラクティブ機能を追加したもので、専用のペンや指で画面に書き込みや操作ができるもの。
OSを搭載し、マイクやスピーカー、カメラも組み込まれたオールインワン型もこれに含まれる。 - 液晶ディスプレイ: 液晶ディスプレイにタッチパネル機能を搭載したもので、パソコンやタブレット端末の画面をそのまま表示したり、書き込みや操作ができる。
- プロジェクター: プロジェクターでスクリーンに画像を投影し、専用のペンや指で操作できるもの。
現在国内では2年前の時点でも学校と企業を合わせて約32万台程度が稼働、また文部科学省によると学校においては小・中・高校の約8割以上に導入されている、としています。
これは2020年のGIGAスクール構想によって全国で一気に普及が進んだことが大きいのですが、予算や用途、教員のICTスキルなど様々な要因で、これら3種類のどれを導入するかは変わってきます。
もちろんすべての学校がインタラクティブホワイトボードや所謂オールインワン型と呼ばれる、OSを搭載し、マイクやスピーカー、カメラも組み込まれたタイプを導入したというわけではありません。
そのため、今ご自身やご家族が通っている学校に導入されている電子黒板が必ずしもこのタイプであるとは限りませんので、ご注意ください。
今回取り上げているさつき株式会社の電子黒板「MIRAI TOUCH」はインタラクティブホワイトボードや所謂オールインワン型と呼ばれるものです。
以下の説明も現在国内で普及しているすべての電子黒板に当てはまる訳ではなく、あくまでこの「MIRAI TOUCH」の特長となります。
今回発表された新作MIRAI TOUCHで大きく変わった点
今回の「MIRAI TOUCH」で大きく変わった点は3つ。
- Google Playストアが使えるようになった(Androidアプリ対応)。
- Chromebook(実際にはChromebox)となったことで、セキュリティチップ「Titan C」が標準搭載された。
- 「実物投影機」カメラに3倍の光学ズームを搭載した。
細かいスペック等はさつき株式会社のサイトをご覧頂くとして、この文章では従来の同社の製品と比べてどう変わったのかについてここから触れていきます。
Google Playストアが使えるようになった
今回OSが「ChromeOS FlexとAndroid OSのハイブリッド」から「ChromeOS」に変わりました。
実際には一部メディアでも事前に「新しいChromeboxが出るのではないか?」と報じていましたが、実際にはそのモデルが今回さつき株式会社が出しているこのMIRAI TOUCHの本体部分となります。そう、今回のモデルはほぼChromeboxなのです。

MIRAI TOUCHの心臓部とも言えるChromeOS専用ユニット「MP-OPS-CB1T」
ChromeOS FlexからChromeOSに変わることがそれほど大きなことなのか?
ChromeOS FlexだってGoogleが正式に出していてアピールしているし、実際出来ることといえば「Androidアプリ(Google Playストア)が使えるか」だけじゃないか。
多くの方はそう感じられるのではないでしょうか。というか、私も実際そう思いました。
ただ、世の中にはまだまだWebアプリ(Chromeブラウザー)だけで完結出来ることは限られているのも現状です。そして教育向けのアプリの中にはAndroid版やiOS版などで提供しているところも多いのです。
手書きをするならiPadとApple Pencilだね、と言われるように、やっぱりiOSやAndroid OSなどのタブレット端末は強い。それはChromebookでも同じで、例えばノートやイラスト、ペンを使った作業でも、Chromebookで行う場合にはやはりAndroidの専用アプリを使った方が使いやすいことも多々あります。

手元のスマホやPCの画面を投影させることも勿論可能です。
この辺りもChromeOS単体になったことで、より柔軟に対応出来るようになりました。
それらを従来のMIRAI TOUCHでは「ChromeOS FlexとAndroid OSのハイブリッド」とすることで、Androidアプリが必要な時には「OSをその都度切り替えて」使っていました。
これ、単純な手間がかかる、というだけの話だけでなく、例えばAndroid OS側で作ったファイル(画像やイラスト、ノート)をChromeOS Flex側で使いたい時に、一旦USBメモリなど外部記憶媒体に保存してOSを切り替えてからコピーし直す、といった面倒さ、複雑さ(OS、ファイルシステム上)が発生していました。

Playストア対応ということで、豊富なAndroidアプリを「OSを切り替えることなく」使用可能。
これがChromeOSのみになることで、切り替えの必要もなくスムーズにOSを意識することなく進めることが出来るようになります。(他にもChromeOS単体になった(ChromeOS端末になった)ことでのメリットはあるのですが、それは後述)
セキュリティチップ「Titan C」が標準搭載された
「Chromebookはウィルス対策ソフトが要らない」
よく言われる言葉で、これについては細かく説明していくと長くなるだけでなく脱線してしまうので省きますが、同時によく言われるのが「セキュリティが高い」ということです。
これはOS自体の構造もあるのですが、と同時にChromeOS端末(ChromeOS Flexではなく)に搭載されているセキュリティチップ「Titan C」の存在も大きいとされています。
このチップは本体のCPUとは独立したストレージやRAM、処理環境を持っていてCPUの脆弱性を利用した攻撃にも対応可能となっています。またChromebook内のコンポーネントを起動時に精査し、OSやファームウェアが改ざんされていないかどうかをチェックした上で、ブートを実行します。このことで最近増えているファームウェアを狙ったサイバー攻撃も防止出来ます。
オールインワン型の電子黒板、というよりも最近の学校の授業では基本的にインターネットに繋ぎながら使うことが大半です。
これはChromeOSの強みでもある「アカウントが本体」という考え方が最も生きてくる場面でもあり、ある学校では先生は各教室に自分のPCを持っていかず、授業ごとに教室にある電子黒板に自分のアカウントでサインインしているそうです。授業が終わればサインアウト、必要に応じてアカウントを端末から消去してしまえば情報は残りません。
ただ、それだけインターネットを利用する場面が増えれば、その分セキュリティ面も重要になってきます。学生の情報が流出した、電子黒板自体の調子が悪くなった、などという自体は防がなければいけません。
従来の製品で脆弱だった訳ではもちろんないのですが、純粋なChromeOS端末(Chromebox)になったことで、「Titan C」も搭載され、よりセキュリティ面で強固となりました。

今回のユニットは「Core i3 / 8GB RAM / 256GBストレージ」とスペック的にも充分
と同時に、例えば何か電子黒板の使用上で不具合が起きたときに、原因の切り分けがしやすくなる、というメリットも備えています。
周辺機器が動かなくなった、挙動がどうもおかしい、といったときに、従来であれば「ChromeOS Flex側」に問題があるのか、「Android OS側」に問題があるのか、それとも電子黒板の「ハードウェア自体」に問題があるのか、の切り分けが大変でした。ハイブリッドで切り替えて使い分けているだけに、それぞれの検証が必要なわけですね。

豊富なChromeOS対応周辺機器を接続可能。写真はPolyのカメラで4分割させて映したところ。
(一部事情によりモザイクをかけています)
それが今回は純粋なChromeOS端末ということで、その問題がChromeOSにないのであれば、あとはハードウェア自体の問題、という風により対応がしやすくなった、というメリットがあります。
また、ChromeOS端末が学校や企業において保守管理がしやすい理由のひとつでもある「管理コンソール」での一括管理。こちらも従来は「ChromeOS Flex端末」部分と「Android OS端末」部分が別々の管理となっていました。それが今回は「ChromeOS端末」としての一元管理が可能になったことも大きいと思います。
「実物投影機」のカメラに3倍の光学ズームを搭載した
カメラは従来通り液晶上部のWebカメラと、液晶下に下向きに搭載されている実物投影機カメラの2つを搭載。この実物投影機カメラが現場の意見を取り入れて今回「光学3倍ズームレンズを搭載」しました。

光学3倍ズームになったことで、細かい字を拡大してしっかり読み取り、撮影、他アプリに連携が可能です。
資料のテキスト抽出やGoogleレンズでの認識などで便利だったのですが、教科書や資料を拡大して表示させた際に細かい文字などが従来のレンズの場合はどうしても潰れてしまったりフォーカスが合わなかったりしたそうです。それが今回光学ズームレンズを搭載したことでよりしっかりと認識されるようになりました。
この実物投影機カメラと内蔵マイクを使うことで、様々な用途に活用出来るのが魅力のひとつです。
2年前に話を伺った頃も世の中にはChatGPTはじめAIは出始めていましたが、まだまだ授業で気軽に使うにはハードルが高い部分もありました。それが、この2年間でAIの分野もだいぶ知名度とともに導入もされ始めてきているように思われます。最近ではDeepSeekが話題になりましたが、GoogleでもGeminiが標準で搭載されたりと授業の場で活用しやすくなりました。
更にGeminiがGoogleのサービスとスムーズに連携されるようになったことで、例えばこの電子黒板に搭載されている実物投影機カメラでスキャンした資料を文字起こししたものをAIで要約させたり、そこから記述式や選択式の問題を作成して学生に解かせたり、といったことも容易に出来るようになりました。
またマイクも付属していますので音声認識も出来ますし、反対にYouTubeやその他動画から文字起こし、翻訳、といったことも当然電子黒板上で行う事が出来ます。
授業時だけでなく、災害時にも

災害時には避難所における情報の伝達ツールとして幅広く活用が可能です。
電子黒板、特にこのオールインワン型のMIRAI TOUCHの強みのひとつとして、災害時にも色々活用出来る、ということが挙げられます。
学校と言えば地域でも避難場所に指定されていることも多いと思います。
そうしたときに重要な情報を常に表示させておくだけでなく、リアルタイムでネット上の災害情報や地域の情報を流し続けることも出来ますし、発信も可能です。
また、避難場所には地域の様々な人が集まります。中には日本人だけでなく外国籍の方、日本語があまり話せない方もいらっしゃるかもしれません。そうした場合にGoogle翻訳を用いて多言語での情報の共有や、リアルタイム翻訳なども使うことが出来ます。
「災害時には電気も止まっているかもしれないじゃないか」
と思われるかもしれませんが、この電子黒板はポータブル電源にも対応していて、製品にもよりますが4~5時間の稼働が可能とのことです。
避難所であれば常備してある充電器もあると思います。また災害の度合いにも依るとは思いますが、常時停電しているのでなければ、一時的な停電くらいであれば充分に活用が可能です。
ちなみにある展示会の際にその会場の区画の電源が一時的に落ちてしまったことがあったそうですが、さつき株式会社のブースだけは電子黒板にポータブル電源を繋いでいたことで稼働していたそうです。
さつき株式会社の今後の電子黒板の展開、そして世界へも

さつき株式会社 ITソリューション事業部 事業推進部
マーケティンググループマネージャー 柳 颯人 氏
冒頭でも触れましたが、さつき株式会社はこの2年間で電子黒板における国内トップシェアとなったそうです。前半でお話ししたように、電子黒板と言っても種類は様々で、様々なOSが載っていたり、機能が限られていたり、単純に手元のタブレットやPCを投影させるためだけのモノも存在します。
そうした中で2年前にChromeOS Flex&Android OSのハイブリッドモデルを展開、地道にその特長や魅力を伝え続けてきたことで、ようやくシェアの上でも「電子黒板と言えばMIRAI TOUCH」とある程度言える段階に来ているとも言えるかもしれません。
ちなみに今回のモデルは1月21日から23日にロンドンで開催された、世界最大規模の教育ICTに関する展示会であるBETT(British Educational Training and Technology)でGoogleから発表されました。
今年のBETTではGoogle自身、「教育におけるAI(Gemini)の具体的な活用」についての発表を行っていましたが、同時にChromebook、ChromeOS端末も各社から発表されています。その中にこのさつき株式会社のMIRAI TOUCHも含まれている、このタイミングに合わせて日本発で発表されたことは素晴らしいことだと思います。
またMIRAI TOUCHは1月30日から2月3日にスペイン・バルセロナで開催されたISE(Integrated System Europe)でも現地の企業ブースで展示されたそうです。

左が柳 颯人氏
右が同事業部海外営業部マネージャーのKelvin氏
さつき株式会社としては、
「今回はこの製品を売り出したい、というよりも、Google Workspaceを推進していきたいと考えている世界の方たちに見て頂いて「こういうデバイスがあるんだ」「これを入れてみたい」みたいなところに繋がれば良いな、と考えている。
ただ、もちろんディスプレイ自体を輸出するのは現実的ではないので、ChromeOS(Chromebox)部分の展開として、現地やその市場の代理店と繋がっていく中で製品展開できていければ、と。」
という考えがあるそうです。
日本では2020年のGIGAスクール構想によって、教育現場には半ば強引に電子黒板に限らずこうしたツールの導入が進みました。
それに対して海外においてはまだまだ国により地域によりしっかり導入され日本以上により深いところまで活用されている企業や学校もある反面、まったく普及が進まないところもあるようです。
ちなみに少し前のデータにはなりますが、海外での出荷台数は年間300万台程度。国内は稼働台数は30万台ではあるものの、年間の出荷台数は4~5万台程度だそうです。
いきなり300万台の市場に打って出る、ということではなく(実際に前述のようにディスプレイ自体を輸出するのは輸送のコストを考えても現実的ではないわけで)、日本式の普及、成功のメソッドのようなものを押し出していきたい、とも考えているそうです。
日本は急激な導入と言うこともあって(GIGAスクール構想全体を含めて)まだまだ課題はあるとはいえ、普及という点においては(国や地域差が激しい)海外に比べると世界でも貴重な事例となっています。そしてそうした日本式のメソッドを知りたい、と考える国や企業は非常に多いようです。
そこに、今回この数年で他とのハードウェア面、ソフトウェア面での差別化を図ってきたことで日本でトップシェアとなったことで、ようやくこれからは活用の仕方などのメソッドの部分を広めていける段階に来ているのではないか、と話していました。
まとめ:これまでの2年とこれからの2年

2年で更に進歩した次世代型電子黒板。
これからの2年で更にどんな飛躍を遂げるのか。
2年前にさつき株式会社からお招き頂いて実機を触らせていただき、色々と話を伺った後も、大きな展示会やイベントの度に同社のブースに伺ってはその後の様子や新製品、新機能などを教えて頂きました。
正直それまでは「電子黒板なんてかなりニッチな分野ではないか」と思っていたのですが、イベントでの反響の大きさや、訪れる人の多さを見る内に、私の中でも「この先どうなっていくんだろう」と興味を持っていただけに、今回改めてお誘いいただき、嬉しく思っています。
「電子黒板」という名前自体が私のような年齢の人間からしてしまうとどうしても「昔ながらの黒板」のイメージが強くて、学校だけ、それも限られた用途でしか使えない(しかも大抵そうした大きなデジタル機器は使われず放置されて終わる)と思ってしまいがちなのですが、2年前に伺って試してみて、実際にかなりワクワクしたのは確かですし、それが今回どう進歩しているのか、とても興味がありました。
文中でも触れたように「ChromeOS FlexからChromeOSに変わりました!」と最初聞いた時には「ん?それだけ?」といまいちピンとこなかったのも正直なところです。
けれど実際に触れてみて、話を伺ってみると(今回まとめたように)「おお、地味だけれど、これかなり大切で堅実な進歩だよな」と思うとともに、これが今回日本発で既に毎年300万台以上が出荷されている世界に向けても発信されていくこともとても嬉しく感じています。
どうしても「黒板」という名前が先行してしまって一般には縁のないもののように思われがちですが(ただ最近は「MIRAI TOUCH(ミライタッチ)」という名前で覚えて頂けているようです)、ふと自分の周りの環境に置き換えてみるとまた違った景色が見えてきます。
流石に自宅に1台はスペース的にも、また用途的にも宝の持ち腐れ感はあるものの、大きな企業だけでなくスタートアップ企業や1オフィスで事業展開するような事業者だけでなく、レンタルスペースやイベントスペースでもかなり活用の可能性があるな、と感じています。
というか、わが家の近くのカフェに1台設置してほしいくらい。きっと貸し切りのミーティングやイベントなんかの時にかなり重宝しそう。
ということで、私個人的には、これから学校だけでなく、身近なスペースでもこのMIRAI TOUCH(ミライタッチ)が置かれて自然に使われるような近い未来が来たら楽しいですし、また1~2年後、BETTやISEだけでなく、例えばCOMPUTEX TAIPEIなど世界の様々な舞台で、日本発のこのオールインワン型の電子黒板である、さつき株式会社のMIRAI TOUCH(ミライタッチ)を目にする機会が増えたら良いな、と思っています。