Twitterではここ最近少し呟いているのですが、 KDP（Kindleダイレクト・パブリッシング＝セルフ出版）でChromebook本の出版を考えています。予定では今月末から来月初めくらいには出したいな、と思っています。
最近、教育市場に積極的な展開が始まったり、また先日のGoogle I/Oでの「ChromebookでのLinuxの正式な動作サポート」発表等々、少しずつ日本でもChromebookが話題になってきているかなぁ、と感じています。ただ、まだまだ情報量は少ないですし、またChromebook自体のイメージも前回上陸した数年前のときの印象のままで止まってしまっている方も多いのではないか、と感じています。
何かのきっかけで興味を持たれた方が、少しでも「なんか楽しそう」「意外と使えそう」と思ってもらえるような、また、単に一部のマニアや専門の知識や技術を持った人のためのおもちゃや道具に留まらず、より幅広い一般の方にも気軽に使ってもらえるような、そんなきっかけになれたら嬉しいな、と思っています。
ということでちょっとAmazonという市場を活用して、電子書籍という非常に限られた市場ではあるものの、少しまとまった本という形で出したいな、と思っているのですが、ここまで書いてきたような「幅広い一般の方」が「Chromebookってどんなもの？」と入門ガイドのようなつもりで手に取られたら、見事なほどに選択ミスで、恐らく何の役にも立たない内容になる気もしています。
だって、このブログですから。ごめんなさい。「きっかけになれたら」って、なれない気がしております。おふぃすかぶですから。
今年の初めから呟いていた「Chromebook本（おふぃすかぶ本）」、KDPですが今月末～来月初めには出したいなぁ、と思ってます。ただ今編集中。表紙は「靴のお手入れ」本を書いた時にお願いした方に交渉中。一般的な入門書ではなく、マニアックな本になりそうですが、ちょっと頑張ってみたいと思います。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2018年5月3日
表紙に関しては、その後いろいろ考えまして、個人的に以前から一緒に何か出来たらいいなぁ、と思っていた方にお願いできることになりました。とても嬉しいです。ありがとうございます。
紙の書籍としては既に数年前に @goodegg0843 さんが出された「Chromebook徹底活用ガイド」がありますし、また入門書的な立ち位置で書ける方は私よりも適任な方も結構いらっしゃると思うので、その辺りはそちらにお任せしたいと思っています。私はあくまで「暑苦しくて」「鬱陶しい」熱だけで書いた本。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2018年5月3日
こちらでも呟いたのですが、Chromebookについてしっかりまとめられた素晴らしいガイドは既に紙（及び電子書籍版）で発売されていまして、こうした方面は私よりも適任な方が数多くいらっしゃると思うのです。
ベースはほぼ現行の「おふぃすかぶ.jp」の文章をまとめ、加筆修正し、そこに現状と考察を加えたものを考えています。なのでブログ普段読まれている方にはそれ程新鮮味はないかもしれません。その辺はあまり期待しないで下さい。ただ、まとまった一冊として形にしたいな、と思っています。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2018年5月3日
なので、今回はこのブログで既に400以上あるChromebook関連の文章からテーマ別にある程度分類した上で、それらをベースにしながら、ブログから書籍用に文章を削りつつ、また今感じていること、考えていることも新たに加えながら加筆修正したものを考えています。
これがきっかけになって、例えば「Chromebookで開発環境を構築」とか更にマニアックな類の本や、反対に私も好きな「大したことには使ってないけど、日々の生活に溶け込んだ（馴染んだ）Chromebookとの日々」的なエッセイ本みたいなものも出てきたら面白いな、と思っています。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2018年5月3日
あ、あとは @goodegg0843 さんが「Chromebook徹底活用ガイド」の改訂版だ。これは出版社次第だろうけど…みんなでぜひ声上げよう。他にもいろんな形のChromebook本出たら楽しいね。同人誌系も歓迎。どなたか「Chromebookで開発しよう」系もあっても良いかも（私完全に分からないので）。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2018年5月4日
学生が書いた「Chromebook学校活用編」、教育現場や企業でこんな活用してます系、単に好きな人が好きな想いを綴ったものを集めたもの、旅するChromebookや定番中の定番Chromebookユーザーの鞄の中身。Chromebookのある風景。海外のChromebook事情。いろいろそれぞれが好きな分野で出せそうだね。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2018年5月4日
現段階ではまだブログから文章をピックアップした段階で、既に20万字近くになっていまして、これをそれから削っていく段階なのですが、個人的には「これぞ決定版」みたいな気はまったくなくて、むしろ色々な方がそれぞれのアプローチの仕方で、面白いChromebook本を出すきっかけになったら嬉しいな、と思っています。
実際にこのTweetの前後でこのブログでもよくお世話になっている伊藤崇/Book Outliner（@outliner_jp）さんが「テクニカルと使いこなし系」で出そうかな、と呟かれたり、
Chromebookリトルプレス（仮）の参考になるかと、自宅本棚を物色。どれも面白くて読みふけってしまうよ。 pic.twitter.com/xaON4n8udr
— TSUMORI, Soto（ソト） (@t_soto) 2018年5月4日
ソトブログのTSUMORI, Soto（ソト）（@t_soto）さんが「Chromebookリトルプレス」のようなものを考えられていたり、と、実現したら面白いだろうな、と感じています。
いろいろな方の、いろいろな視点と世界観の中での、Chromebookとの付き合い方に触れてみたい。それはブログも一冊の本も同じです。
AmazonのKindle書籍の良さとして、一度購入頂ければ、後日改訂した際に、アップデートしていただくことで常に新しい版を手にとってもらえる、ということがあるかな、と思っています。その利点を活かして、定期的に古くなった情報をアップデートしつつ、新しい情報やレビュー、文章なども加えていくような、一度買ったらその後の更新も楽しめるようなものに出来たら楽しいだろうな、と思っています。
って、言うのは簡単ですが、実際にその都度改訂していくのは手間がかかることは確かです。でも、そんなのもあっても良いよね？と。
ということで、また完成が近づいたらその都度こちらでもお知らせしたいと思っていますので、発売した際にはほとんど気づかれず埋もれて消えてしまわないように、是非たくさんの方に読者になってもらえたらいいなぁ、と願っています。
ちなみに私がちょうど一年前に出した革靴のお手入れと選び方の本。
こちらも発売後1週間くらいは頑張ってくれまして、一時総合で100位内に入ってくれた（数日だけでしたが）のですが、その後は静かに3,000〜8,000位辺りをウロウロしながら、細く長く手にとって頂いています。こちらも是非読者になってほしいな、と思ってます。
今回もKindle Unlimited対象になると思います。出版まで、期待と不安に揺れながら、今日も編集頑張りたいと思います。