ここ最近は海外のChromebook関連のサイトやコミュニティを覗くのが日課のようになっていますが、その中で見かけたここ最近のChromebookの流れや動きについても触れてみたいな、と思います。
Androidアプリ対応でChromebookにもストレージ容量増の流れ?
ChromebookのAndroidアプリへの対応がアナウンスされ、これから少しずつ対応モデルが増えていきそうです。この流れの影響を受け、16GB〜32GBが長らく一般的だった内部ストレージ容量にも変化が出てくるかもしれません。
$300 Asus Chromebook C301SA has 64GB storage, 1080p screen – Liliputing
But now that Google is bringing support for Android apps and games to Chrome OS, you might want more storage space… and the only options right now are high-priced models like the Google Chromebook Pixel.
Now it looks like there may be a cheaper option: the Asus C301SA Chromebook with 64GB of storage is coming soon for $300.
今までChromebookといえば最上位のPixelを除けばストレージ容量は16GB〜32GBが一般的でした。そこに今回ASUSのC301というモデルでC301SAという品番が登場し、そのストレージ容量が64GBということで話題になっています。
ちなみに元となっているモデル、C300SAは日本では先日法人向けに発表されました。
【.biz】ASUS、980gの軽量級11.6型Chromebook ~15時間駆動の13.3型も – PC Watch
ASUSは法人および教育機関向けのChrome OS搭載ノートを2機種発表した。13.3型ノート「Chromebook C300SA」は6月下旬出荷予定で直販価格は40,824円、11.6型「Chromebook C201PA」は本日発売で同35,424円。
ASUS Chromebook C300SA(C300SA-FN001・ブラック) – ASUS Shop for Business
C300SAは米Amazonでも購入可能。また、ASUS Globalの商品ページではC301SAではなくC300SAとして64GB版が追加されています。
ASUS Chromebook C300SA | Notebooks | ASUS Global
今回のC301SAと呼ばれているモデルは既にアメリカの老舗B&Hでも既に予約受付が始まりました。これがC300SAの64GB版と同じなのか、別なのかは分かりません。
ASUS 13.3″ 64GB C301SA Series Chromebook C301SA-DB04 B&H
送料が別途それなりにかかるものの、基本的には発送が可能ということもあり、日本からの入手も可能かな、と思います。現時点では目を惹く点としては64GBのストレージですが、タッチスクリーンが使えないこともあって、どの程度Androidアプリを活かしきれるのかは気になるところ。
また、ストレージ容量が増えていく傾向は悪くはないと思うのですが、Chromebook(ChromeOS)の魅力が結果として薄れてしまわないか、方向性としてズレていかないか、という点は心配です。色々と中にデータを貯められるようになってくれば、アプリをインストール出来るようになれば、その分相性や、動作上の不安も出てきます。
ここ最近ではWindows10の強制インストールが国内外で話題になりましたが、あのようなことに悩まされない身軽さがChromeOSの魅力でもあります。
Chromebookのこれからの形として、気になるところです。
AndroidアプリをサポートしたHPの新作11.6インチモデルG5がプレオーダー開始。
HPといえば最近ではChromebook 13 G1が海外では人気です。
HP Chromebook 13 laptops | HP® Official Store
私もこれは欲しいなぁ、と思いながらも日本へは発送していないので転送や代行等を使わなければ手に入れられないのが残念です。そんなHP、先月末に11.6インチ、タッチスクリーン対応でAndroidアプリをサポートしたChromebook 11 G5を発表しました。
HP News – HP expands Chromebook lineup with touch to power your favorite apps
今回のChromebook 11 G5、日本のユーザーの間でも欲しい、という方が結構いるようですが、いつ発売されるのか、日本で購入は可能なのか、ということが注目されていました。今回、先ほどと同じB&Hにてプレオーダー受付が開始されました。日本への発送も恐らく可能です。
HP CB11 G5/N3060/2GB/16GB eMMC/CHRM/11.6″ X9U01UT#ABA B&H USD $189.00
HP CB11 G5/N3060/4GB/32GB eMMC/CHRM/11.6″ X9U03UT#ABA B&H USD $229.00
上記2つがタッチスクリーン非対応モデルで、RAMとストレージ容量違いで2種類。下がタッチスクリーン対応モデルです。
HP CB11 G5/N3060/2-16GB eMMC/CHRM/11.6″-T X9U04UT#ABA B&H USD $269.00
2GB RAM、16GB eMMCモデルと、
HP CB11 G5/N3060/4-16GB eMMC/CHRM/11.6″-T X9U05UT#ABA B&H USD $289.00
HP CB11 G5/N3060/4-32GB eMMC/CHRM/11.6″-T X9U06UT#ABA B&H USD $309.00
4GB RAMのモデル2種類。日本では法人向け以外は最近ではほとんど4GB RAMモデルの選択肢がないので、そうした点でもありがたい限りです。
今回、AcerのR11を購入しましたが、未だ一度もタッチスクリーンは使っていません。またChromebook Flipの時も全く使いませんでした。画面が皮脂で汚れるのがあまり好きではないのと、もともとChromeOS自体そこまでタッチスクリーンに適したOSという印象もありませんでしたので。
実際に海外でもタッチスクリーンが便利、という方と全く使わない、使いたくない、という方にくっきり分かれるようです。
流れとしては今後のモデルはタッチスクリーン対応が基本になりそうな気もしますので、今回のHP 11 G5は当面のスタンダードモデルの一つになるかもしれませんね。
ASUS Chromebook Flip 2が間もなく登場?
ここ最近、海外では話題になっているのがこちら。ASUS Chromebook Flip 2が出るのではないか、という話。
New Convertible Chromebook ‘Kevin’ In Early Production: What We Know So Far
If you haven’t already, take a look at the other three posts this week regarding the new Rockchip 3399 processor and pen input coming to Chrome OS (and it’s follow-up). They will give you some insight before reading this post.
幾つかのサイトで話題になっていて共有されているようですが、Rockchip 3399を積んでペン入力が可能なChromeOSがコードネームKevinとして開発中のようです。
先ほどのC301SAといい、最近のASUSは元気ですね。Chromebookにおいても精力的に面白いモデルを出しているのがASUS好きとしてもとても嬉しいです。
ASUS Chromebook Flipは他にはない魅力を持った良モデル。
その後継が出るのであればそろそろ、というのも分かる気がします。まだまだ情報は錯綜しているようですが、この時点で既にFlip 2が期待されているところに、最近のChromeOSの盛り上がりがあるのかな、と思っています。
2016年後半はChromebookから目が離せないな、と思っています。
普段特に意識せずに使っているChromebook。既に生活に溶け込んでしまっているのですが、まさか私の中でここまで気持ちが盛り上がるとは思っていませんでした。
今年後半は色々と大きな動きがありそうな予感がありますし、日本でもまた少し最近は人気が出てきた、という話も聞きます。
引き続き話題を追いながら、このブログでも時々取り上げていきたいと思います。