立ち机の時間がかなり増えてきたとはいえ、気合を入れていろいろと作業をしなければならないとき、デュアルモニタで作業をしたい時など、まだまだ通常のPC環境は必須です。となると、座っている時の負担を軽減する方法をいろいろ考えなければなりません。
また妻は基本的に座っての作業しかしませんし、私よりも遥かに時間も長く、また私以上にかなり腰がひどい状況です。これは夫としても一肌脱がなければ、と思い、勝手にフットレストを買いました。Amazonで2,480円。昨日届きました。
ひどい腰痛持ちほど、腿はパンパンです。
若い頃から腰痛に悩まされていて、大学入学直後にヘルニアで四半期程度ほとんど学校にも行けず(座れない)苦しんだ私は、最近はすっかり立ち机愛好家となっています。
[0748-201504] 最近腰が大分厳しくなってきたので、スタンディングデスク(立ち机)を考えた。
また、腰がかなり辛くて、腰だけいくら指圧やマッサージをしても改善されない方の場合、腿裏からふくらはぎにかけて、下半身全体がパンパンの場合も多々有ります。(姿勢によっては背中や首が庇ってしまってこちらが張っている方も)。
[0559-201501] 今回の帰郷で改めて考えた、腰痛と腿裏の関係。
東洋医学的には腰痛はお尻、腿を通してふくらはぎから足の指へと抜いていくそうです。
座って作業をしている時間が長くなれば長くなるほど、腰にとってはよくありません。立ちっぱなしも良いわけではありませんが、座っているとつい長時間同じ体勢で固まってしまいがちなので余計に良くないのでしょうね。
妻と私は共用PCなので机も椅子も共用。
これは仕方ないのですが、となるとどちらかが極端に負担となってしまうか、もしくはどちらにとってもそのままでは中途半端な環境になってしまいます。なにせ妻との身長差だけでもそれなりにあるわけですし。
妻は椅子をとことん下げて座ります。いや、本当はもう少し上げたほうが姿勢は良くなるのですが、どうもその体勢が好きみたい。腰には良くなさそうです。
反対に私は一番高くしてしまいます。これがもっとも快適なのですが、この場合若干足が浮いてしまうんです。腿裏がだいぶ椅子に圧迫されているのを今まで感じてきました。
妻にしても下手に高くすると今度は足が届かなくなるのが心配というのもあるのでしょう。どちらにとっても良くないんですね。
ということで、届きました。エルゴノミクスフットレスト 100-FR001
帰ってきた妻にいきなり言われました。「高級感はないね(=ちょっと安っぽいね)」でも調べてみたらこれがAmazonではそれなりに評価が高かったんです。値段も手頃だし。
素足で乗ると滑らず足の収まりも良く快適ですが、ソックスを履いていると何となく表面を滑ります。ツルツルではありませんが。個人的には裸足オススメ。
滑り止めがついてます。構造も比較的シンプルです。
かなり力入れて押さない限り、ほとんど床で動くことはありません。
足で簡単に角度を調整できる(20°程度)仕組みはこの比較的シンプルな構造。
でもきっとこのシンプルな構造でスムーズに動き、故障しないようにするのはそれなりに労力が必要なのでしょうね。
妻は意外と気に入ってくれた模様。私も案外良いかな、と思い始めています。
「高級感ない」と言っていた妻ですが、昨夜はそれなりに気に入って使ってくれていました。妻の腰痛が少しでも改善されると嬉しいです。ちなみに寝るときに妻の腰をマッサージするのですが、ちょっと腿裏に触れるだけで悲鳴上げて半分キレるくらいにパンパンで痛いようです。これも少しずつ改善していけるとだいぶ腰痛も楽になるのですが。
私はこのフットレストだけだとイマイチ腿裏の圧迫感が和らいだ気がしなかったのですが、少ししてから外してみたら、もっと圧迫されてました。それなりに効いていたのね。
ということで、更に椅子への座り方も変えました。このフットレストがより良く機能しそうな位置と角度と座り方。こういうの突き詰めていくの、好きなんですよ。
こういうツールって手頃な分、効果も見えにくくてつい後回しになってしまうけれど。
似たようなものが大量に出回っていて、何が良いのか分からなくて結局後回しになってしまうことが多いと思うのですが、それこそもったいないと思うんですね。とりあえず試してみるだけでも価値はかなりあると思います。意味なくても2500円前後ですから。もっと安いのもありますし。
それでも慎重になりたい方は、ひとまず足の部分に足乗せ台としてダンボールでも木の箱でも雑誌でも置いてみると良いかもしれないですね。ただ、手頃なものを探すことのほうが面倒になっちゃって結局やらない人も多そうです。
個人的には、いや、私たち夫婦としては購入して正解でした。実は恐らく明日着でもう一つ改善させるためのアイテムを注文しているので、そちらはまた届きましたらご報告したいと思います。これ、かなり期待しているモノなのです。